イベント
[COMPUTEX]画期的なアイデア製品,それとも本末転倒? GIGABYTEの「グラフィックスカード搭載済み外付けグラフィックスボックス」
- Razer Core:105(W)
× 340(D) × 218(H)mm - ALIENWARE Graphics Amplifier:182(W)
× 402(D) × 170(H)mm
AORUS GTX 1070 Gaming Boxには,中型一眼カメラと単焦点レンズを分離した状態で入れられるカメラバッグ風のショルダーバッグが付属している。Thunderbolt 3接続型外付けグラフィックスボックスの運用は,自宅へ据え置いておき,外出先から持って帰ってきたノートPCをつなぐというのが普通だと考えられていると思うが,AORUSは明らかに,LANパーティなどへ持っていくための,かさばらない外付けグラフィックスボックスとして,AORUS GTX 1070 Gaming Boxを位置づけている。
残念ながら,製品の開発担当者に話を聞くチャンスはなく,将来的にもGIGABYTEがMini-ITXクラスのグラフィックスカードを提供し続けるのか否かといったロードマップ的なものは聞けなかったのだが,これまでにないアイデアのThunderbolt 3接続型外付けグラフィックスボックスとして,一定のニーズは拾う可能性がある。
なお,世界市場では,価格未定ながら7月にも発売予定とのことだ。
「ゲーマー向けトータルソリューション」としてのAORUSを推すGIGABYTE
冒頭でも紹介したとおり,GIGABYTEにとってCOMPUTEX TAIPEI 2017は,AORUSを全社共通のゲーマー向けブランドとして位置づけてから初のCOMPUTEXということになるのだが,同社はそこで,PCからマザーボード,周辺機器までのゲーマー向けトータルソリューションプロバイダとしてAORUSを展開する意向を示している。以下,会場で見つけたAORUS製品のうち,興味深いものをいくつかピックアップしてお届けしたい。
GIGABYTE 日本語公式Webサイト
COMPUTEX TAIPEI 2017取材記事一覧
- 関連タイトル:
AORUS
- この記事のURL: