アメリカ産格闘ゲームシリーズの最新作「Mortal Kombat X」の制作が発表

　Warner Bros. Interactive Entertainmentは，アメリカ産格闘ゲームの代名詞的な存在となっているシリーズの最新作「Mortal Kombat X」を，2015年中にリリースすると発表した。プラットフォームはPC/PlayStation 4/PlayStation 3/Xbox One/Xbox 360。開発を行うのは，シリーズ1作目から制作に携わっているエド・ブーン（Ed Boom）氏が率いるNetherRealm Studiosだ。


　今回リリースされたムービーからは，鎖と炎で戦うScorpionに対して，Sub-Zeroがもぎ取った木の枝を凍らせて武器にするといった，周囲の環境を利用できるような描写がなされている。また，関節や頭部といった急所を攻撃した際に，まるでX線写真のように体内の破壊の様子が表現される「X-Ray Move」もフィーチャーされているのが分かり，これまでのシリーズ作品と同様に，バイオレンス性の高さはかなりのものになりそうだ。

　「Mortal Kombat X」では，新たなオンライン要素によりプレイヤー達の戦いにおけるあらゆるデータがサーバー上で管理されるとのこと。また，キャラクターたちも細かくカスタマイズできるようになっており，それによってルックスだけでなくスキルや戦略も違ったものになるらしい。2014年6月10日に開幕するE3 2014で詳細が明かされることに期待したい。

「Mortal Kombat X」公式サイト