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5つのユニットが盛り上げた「THE IDOLM@STER SideM 3rdLIVE TOUR」幕張公演2日めレポート。テーマは“ショー”
2日めとなる今回の公演には,DRAMATIC STARS,S.E.M,Café Parade,Altessimo,Legendersの5ユニットのアイドル達を演じたキャスト16人が登場し,1日めにも負けない熱いステージが繰り広げられました。
1日めとは異なる内容が楽しめた本公演の模様を,1日めと同様,がっつり紹介します。
◆出演者 ※敬称略
DRAMATIC STARS(仲村宗悟,内田雄馬,八代 拓)
S.E.M(伊東健人,榎木淳弥,中島ヨシキ)
Café Parade(狩野 翔,天﨑滉平,古川慎,児玉卓也,小林大紀)
Altessimo(永野由祐,土岐隼一)
Legenders(笠間 淳,汐谷文康,駒田 航)
2日めのオープニング映像は,1日めとは異なり,ステージに上がるユニットに焦点を置いたものに変更されていました。アイドル達も1人ずつ紹介されていたので,一押しのアイドルがスクリーンに登場すると歓声をあげるプロデューサー達も!
「Reason!!」を歌い終わると,いつもと同じくMCのキャストが挨拶……なんですが,ここで大きなざわめきが起きました。それもそのはず,いつもはDRAMATIC STARSのリーダー,天道 輝を演じている仲村さんがMCを務めているところ,今回はなんとCafé Paradeのリーダー,神谷幸広役の狩野さんがMCを担当することに! これはちょっと予想外でした。
挨拶では,榎木さんが自分の番になると突然「Oh yes!! let's party!!」と叫びながら腕をぶんぶん回して,大きな歓声が。「伊東さんの挨拶の後だと出にくいから」という理由からこういう行動にでたらしいですが,中島さんは「同じ言葉を返すよ!」とツッコんでいました。
挨拶が終わり,まずは「THE IDOLM@STER SideM 3rd ANNIVERSARY DISC 01」に収録されていた楽曲が披露されました。
トップバッターは,怪しい雰囲気の「Reversed Masquerade」。ゾンビのように登場した5人のキャストがCafé Paradeらしさがいっぱい詰まった楽曲を個性的に歌い上げていました。また,2日めのコンセプトは“ショー”ということで,そのコンセプトに相応しい楽曲でした! ゲヘナ語で言うと“甘美なる魂の叫び”が凄かった。
3曲めとなるLegendersの「Symphonic Brave」では,雰囲気が一変し,大人っぽいパフォーマンスが楽しめました。今日も駒田さんがクリスの声で幕張のことを「アイドル新大陸」と呼んでいて,汐谷さんが想楽の声の声で「違うよ! ここは千葉県」とツッコんでいましたが,もう幕張がアイドル新大陸でいいんじゃないかな?
続けて,Altessimo「Tone's Destiny」です。この曲は,Altessimoのユニットソングのなかでも,ほかの2曲にはない,明るさが感じられる楽曲です。Altessimoの楽曲は,3曲とも物語性が感じられますが,この曲はAltessimoがアイドルになって明るい世界に飛び出したというイメージが伝わってきて泣けてきます。Altessimoは泣ける。
5曲めは,S.E.Mの「サ・ヨ・ナ・ラ Summer Holiday」。この曲のパフォーマンスは,すべてステージが客席側に突き出した“でべそ”で行われたので,伊東さん,榎木さん,中島さんがより近くに感じられました。
お次は,パフォーマンスに注目の「MOON NIGHTのせいにして」です。伴奏でこの曲だと分かったプロデューサー達は,悲鳴に近い歓声……いや,もう悲鳴をあげてました。この曲は,何と言ってもキャスト3人のパフォーマンスにプロデューサーの皆さんは心を奪われてました。仲村さんの「幕張を抱かせてくれ!」といったお馴染みの言葉も! 今年も幕張,抱かれちゃったね。
2日め,1回めのMCではDRAMATIC STARSとCafé Paradeが登場し,それぞれが歌った曲について語りました。
仲村さんは,DRAMATIC STARSが揃ってリハーサルできなかったといったエピソードを語ると会場からは驚きの声が。なんと3人揃ったのは「本番が初めて」とのことでした。内田さんを見た仲村さんは,思わず「雄馬生きてた……」と思ったり,「めっちゃ痩せてる〜」と思ったそうです。内田さんいわく,痩せたのはアニメでプロデューサーを演じた石川界人さんのおかげだったということで,思わず「プロデューサーありがとう!!」と声を上げるキャスト達でした。
Café Paradeは,最初のMCが終わって,すぐに「Reversed Masquerade」を歌うことになっていて,かなり驚いたそうです。確かに,今回はMCが狩野さんだったということで,直前まで率先して盛り上げていこうとしていたCafé Paradeが,直後にゾンビになって登場というのは,ちょっと面白い! でも,本当に素敵なステージでした。
ここからは,1日めにはなかったソロ曲も披露するとのこと。
まずは今回のMC,狩野さんが“ステキなステッキ”を持ちながら歌う「A CUP OF HAPPINESS」です。ちなみにステキなステッキは,ピンク色。かわいい。また,バックダンサーとして笠間さんと駒田さんがステージに登場すると,大きな歓声が上がっていました。もちろん,お2人もステキなステッキをお持ちでした!
続いて,ドアベルの音が鳴ったかと思うと,狩野さん以外のCafé Paradeのメンバーもステージ上に登場し「Café Parade!」を披露しました。アイドル達はもちろん,演じるキャストも個性的なCafé Paradeをまとめる神谷さんと狩野さんは凄いと改めて感じるステージでした。筆者は,このユニットのなかだと咲ちゃんが特に大好きなんですが,「Café Parade!」の出だしの小林さんが毎回素敵なんですよね……サイコー!
9曲めは,神楽 麗役の永野由祐さんが歌うソロ曲「Echoes My Note」です。この楽曲は,2017年に行われた「THE IDOLM@STER SideM GREETING TOUR」で,2番のみ披露していた曲ということですが,今回のライブで初めてフルを披露することに。ステージに置かれた椅子に座って歌い出す永野さんが麗くんに重なって見えて,思わずじっと凝視しながら見守ってしまいました。プロデューサー達のケミカルライトが綺麗な“蒲公英”に見えて,演出の1つのようでした。本当に綺麗でした。
ステージ上に土岐さんも登場し,お次はAltessimoのユニットソング「The 1st Movement 〜未来のための二重奏〜」。去年のライブでも思いましたが,歌唱力が高すぎて本当に綺麗なんです。さきほどまでソロ曲ということで,永野さんが1人でステージにいましたが,Altessimoは2人揃うことで,よりその歌の力を感じることができました。
綺麗な曲の次はカッコイイ曲! ということで,11曲めはLegendersの「String of Fate」。糸に見立てているのか,レーザーの演出が歌詞に合っていて,カッコイイんですよ。丁度ステージ正面あたりでライブを拝見していたのですが,その演出がばっちり見えて,サイコーでした。
Legendersのパフォーマンスが終わると,ステージ上にAltessimo,Legendersのアイドルを演じたキャストが登場し,それぞれが歌ったソロ曲,ユニットソングについてトークを繰り広げました。
ライブを何度も行っているうちに,ほかのユニットのダンスもちょっとずつ覚え始めているというキャスト陣。そこで汐谷さんが思わず「それじゃあ46人で『String of Fate』を……」と語ると,ステージ上でも笑いが起こっていました。
駒田さんは,気になっているということで「Altessimoの曲の時,皆さんが一緒に歌っていて,それが凄く響いてきて」とバックヤードでも聞こえたプロデューサー達の声について語ると,思わず「超いいね!」と2回言う場面も。
それに対し,Altessimoの土岐さんが「実は皆さんの声が聞こえていた」と言うと,驚きの声があがっていました。出演者は,全員「イヤモニ」と呼ばれる会場内で流れる音とは違い,着用者向けの音が流れるイヤホンを付けているのですが,そのイヤモニから音が聞こえなくなってしまった状態で「The 1st Movement 〜未来のための二重奏〜」を歌いきったそうです。イヤモニなしで素晴らしい歌声を披露してくれた土岐さんに,思わず会場中から歓声が送られました。凄すぎます。
MCが終わると,12曲めの「∞ Possibilities」。S.E.Mの伊東さん,榎木さん,中島さんがもうすっかりお馴染みになった銃を持ってステージに登場すると大きな歓声があがりました。この楽曲とレーザーでの演出は相性がぴったり! コールの力強さも相まって,見ていて楽しいステージでした。
続けて,Altessimoの「Never end「Opus」」が13曲めです。この曲は,Altessimoのユニットソングのなかで一番悲壮感があり,かつパフォーマンスが劇的で,去年のライブでも目を奪われた楽曲の1つでしたが,今年も凄かった……! ほかのユニットソングを2曲とも披露したあとに歌われた「Never end「Opus」」,鳥肌ものでした。
14曲めは,DRAMATIC STARSの「DRAMATIC NONFICTION」です。カメラワークが素晴らしくて,そこが見たい! というところのキャストをばっちりスクリーンに映してくれて,本当にありがとうございます。年々,パフォーマンスの精度が増していくDRAMATIC STARSですが,そういえば彼らはリハーサルで揃うことがなかったんですよね。それなのに一体感のあるパフォーマンス……改めて凄いチームワークを感じられました。さすが!
お次は,トロッコに乗って登場したCafé Paradeによる「À La Carte FREEDOM♪」。アスランの謎めいた言い回しを巻緒が翻訳してくれる台詞などもバッチリ再現しながら,ボールを会場中に投げていました。Café Paradeにトロッコが似合いすぎです。そして,神谷さんへのツッコミ「そっちは南!」という台詞ですが,会場内のプロデューサーからも声が上がっていて,壮大すぎるツッコミに。
続いてのMCでは,S.E.MとCafé Paradeということですが,Café Paradeはトロッコから降りてくるのに時間がかかるということで,一先ずS.E.Mのトークを繰り広げました。
S.E.Mの3人は,2017年の間にステージに立つ機会は多かったものの,「Study Equal Magic!」を披露することのほうが多かったとのことで,今回久しぶりに「∞ Possibilities」を歌うことができたとのことでした。
一通りS.E.Mが語ったところで,Café Paradeの5人がステージ上に登場! 今回,初トロッコということで,感想を聞いていくと「アトラクションみたいだった!」という可愛い回答も。また,小林さんが「ちゃんとボールを“配膳”してきましたよ!」と語ると,会場からは歓声が上がっていました。
またS.E.Mのトロッコも見てみたい,という話になったのですが,何を投げるのかという話になりチョークや黒板消しという意見が。どっちも痛いよ! 「チョークを投げてくる教師はいなかった」と笑いが起きると,榎木さんが「あ,俺投げられたことあります!」と言い出し,会場中から驚きの声が上がってしました。先生に投げてた子ならいたなぁ。
ここで1日めにも流れたSideMのこれまでを振り返れる映像が流れ,その映像が終わると時計の音が……16曲めは,Legendersの「Legacy of Spirit」です。この最初の時計の音に毎回ドキッとなってしまうのは,わたしだけ? ステージ上では笠間さん,汐谷さん,駒田さんがかっこいいダンスをきめたのはもちろん,会場内ではプロデューサー達が完璧なコールを行っていて,サイコーに盛り上がっていました。
続けて17曲めは,舞田 類役の榎木さんによるソロ曲「THIS IS IT!」。この曲は,昨年12月に発売された「THE IDOLM@STER SideM ORIGIN@L PIECES 09」に収録されていた楽曲で,今回初披露となったものです。マイタルらしい歌詞の「THIS IS IT!」をステージ上で歌う榎木さん,素敵なアイドルだった! バックダンサーは,仲村さんと小林さんでした。
「THIS IS IT!」が終わると,今度は太鼓の音が……ということは,応援だー! 18曲めは,S.E.Mによる応援歌「From Teacher To Future!」ですが,2日めは1日めとは違い,アニメと同じく学ランを着て,3人が登場し,大きな歓声が上がっていました。本当に元気になれる曲ですね。わたしも頑張ります。ちなみに,バックダンサーとして登場した天﨑さん,古川さん,土岐さんはボンボンを持っていました。可愛い……。
ユニットソングとしては最後となる19曲めは,DRAMATIC STARSの「ARRIVE TO STAR」です。1日めのレポートにも書きましたが,この曲はアニメ第12話のエンディングとなった曲。この曲を聴いていると,アニメ第12話のことを思い出して泣けてきます……。DRAMATIC STARSはサイコーのユニットだよ!!
続けて,すぐに「流星PARADE」に。2日めはJupiterがいないので,DRAMATIC STARSとS.E.Mの2ユニットで歌唱したのですが,1日めとはまた違った雰囲気を楽しめました。普段は歌わない歌詞を歌っているのも良いですよね〜。
21曲めはCafé Parade,Altessimo,Legendersの3ユニットによる「Eternal Fantasia」です。この曲は,「THE IDOLM@STER SideM 3rd ANNIVERSARY DISC 01」に収録されていた曲で,1日めにはなかった曲なので,今回が初披露。普段は一緒に歌うことがないユニットが揃って歌う,いわゆる“合同曲”ってなんか良いですよね。ユニットを超えた組み合わせがサイコー! 「Eternal Fantasia」は,ほかの合同曲と違い,ファンタジーな要素がいっぱい詰まった曲で,2日めのコンセプトにぴったり当てはまる曲でした。
最後は,いつもの合同曲! ということで,2日めも「Beyond The Dream」を出演キャスト全員で歌唱しました。「Eternal Fantasia」でも思ったことですが,合同曲の魅力はユニットを超えた掛け合いがあることですよね。サイコー!!
キャスト陣が挨拶し,一旦ステージから去ると,いつも通り元気なアンコールの声が会場に響いてました。その声に答え,315プロダクションの社長・斉藤孝司がスクリーン上に登場すると,アイドル達の今後の活動について発表しました。1日めでも公開された「アイドルマスターSideM」および「アイドルマスター SideM LIVE ON ST@GE!」の新発表はもちろんですが,去年行われた「THE IDOLM@STER SideM GREETING TOUR 2017」のBlu-rayが発売されると発表されると,大きな歓声があがっていました。替え歌のコーナーもばっちり収録しているそうですよ,やったね!
アンコールは「GLORIOUS RO@D」と「DRIVE A LIVE」。改めてセットリストを見ると,全体曲増えましたね。2日めは,全員ユニットに合わせた色のTシャツを着てステージに登場し,アンコール2曲を歌い切りました。
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「アイドルマスター SideM」公式サイト
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