このゲームの読者の評価
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面白いが、HOI3より中毒性と遊びやすさでやや後退 50 - 投稿者:とらんぽりん(男性/30代)
- 投稿日:2017/12/29
- 良い点
- ①推奨環境を満たせば動作がHOI3に比べ軽めになった
②細かい部分でわかりやすく抽象化
③ナショナルフォーカス - 悪い点
- ①AI委任の縮小
②司令部制の廃止
③ナショナルフォーカス - 総評
- 【よい点】
①HOI3に比べて動作が軽くなり、遊びやすくなった。HOI3では史実以上に戦域を拡大した全世界大戦を起こすと、プレイ不可能なほど重くなったが、本作で全世界大戦をやってもやや重いがプレイ続行可能である。架空歴史好きとしては史実と異なるハチャメチャをやりやすく、うれしい。
②政治システムは民主主義、中道、ファシズム、共産主義の4つにスリムアップ。階層的だった軍団司令部制度も軍団のみとなりスリムアップした。いろいろと疑問に思うところはあるものの、史実をうまく抽象化して政治戦争ゲームとしてわかりやすく遊べるよう工夫されている。
③重要な歴史イベントはEU3やEU4と同じくナショナルフォーカスという形で実現されるようになった。IF路線に進むフォーカスもあるが、史実をよく考証して作られている。
【悪い点】
①前作の素晴らしいAI委任システムがほぼ全廃。このせいで初心者にはとっつきにくくなり、プレイ中の負担も増えた。前作は興味の無いところは委任し、自分の遊びたいところだけに集中できたが、今作はどの分野も最低限こなさなくてはならないので煩わしい。戦争関連は作戦立案して半委任状態にできるので比較的楽なのに、内政関連が委任できないというのは戦争ゲーとしてどうなのか。
②おそらく前作の異様な重さの原因の一つであったと思われる軍団司令部システムは廃止された。動作の向上と戦術戦略面で意図した行動をとりやすくなって戦争ゲーとしては遊びやすくなったが、妄想ゲーとしては大きく後退。それぞれの戦域を指定し、軍団を構築して彼我戦力を比較しつつ工夫しながら攻略していく前作の最も脳汁の出る部分がなくなったので中毒性は大きく減退。
③ナショナルフォーカスは面白いが、EUシリーズに比べて縛りが強く、国によっては外交が大きく制限され、発展の方向性が決まってしまう。たとえば日英同盟復活プレイといったことはナショナルフォーカスには盛り込まれていない。妄想歴史ゲーマニアとしてはいまいち。
【総評】
面白いことは確かだが、前作の中毒性は大きく減じた。前作が最高の戦争妄想ゲームだったとすれば、今作はちょっとよくできた政治戦争ゲームであり、HOI2段階まで後退したという印象だ。ゲーム自体の出来は良かったが、AI委任などもなくなってゲームとしての遊びやすさは大きく減じている。ちょっと期待外れであった。 - プレイ時間
- 200時間以上
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 4 1 2 5 -
前作から確実に進歩していくストラテジーの金字塔 95 - 投稿者:War gamer(男性/30代)
- 投稿日:2017/07/19
- 良い点
- 政略・・・今作では国家方針というシステムが採用されており
忠実重視な人でも架空を楽しみたい人でもある程度筋道を立てて
イベントが発生するシステムになっています。
詳細は差し控えますが2と比べて政略が面白く進化しており素晴らしいです。
戦闘・・・大雑把な大戦略をAIに任せて任意の決勝点をプレイヤーが
指揮をするのが今作の戦闘です。歩兵の大軍団を組織し一々ロシア、中国
を潰すのは苦痛でした。
しかし今回はプレイヤーは快速部隊で敵軍団を殲滅し色塗りは
歩兵のAIに任せるなど今まで迂遠に感じたことをAIが手助けする
これまた2よりも面白く進化しており素晴らしい点です。
MOD・・・和ゲーにはない洋ゲーの長所
ユーザーのMODを認めているので幾らでも楽しめるし
改善できます。 - 悪い点
- 簡略により2にあったマニアックなまでの将官の数や企業群が無くなっています。
明確な終わりが存在しないので達成感があまりありません
ドイツならソ連を滅ぼしたところでゲーム終了ED
(その時までの他の戦線の状況で分岐あり)その後続けるかを選択。
日本ならアメリカと講話してEDといった明確な終わりがほしいです。
結局特別な縛りも無ければ全国家世界征服しか最終的になくなります。 - 総評
- 実際ほとんどの不満はMODでユーザー各個人が何とか出来るのが
最大の強みです。
想像力とMODを作成する力が有れば無限に舞台は広がります!
普段RTSで戦術方面を楽しんでいますが、大所高所で政略を練る楽しみを
2以来久しぶりに味わえました。
自分で自由にカスタマイズ出来るゲームは長く楽しめるので自信を持って
人にオススメできますね。
- プレイ時間
- 200時間以上
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 5 5 5 5 -
HOI3と比較して 90 - 投稿者:近現代史好き(男性/30代)
- 投稿日:2017/04/02
- 良い点
- ・グラフィックが良い
・MODが豊富&(多少の自学で)データの書き換え、BGMの追加がしやすい(MODをさらに自分なりにアレンジできる)
・指揮官、国家、国旗等が増えた(もちろん自分で画像を変えることもできる)
・枢軸・連合・共産だけでなく、大東亜共栄圏など新たな陣営を作ることができる
・イベントが増加(hoi3のイベントも残ってます)
・HQがなくなり、HQばかりという状況がなくなった
・指揮官の画像が大きくなった(HOI3は画像が小さく、名将でも雰囲気が高まらなかった)
・チュートリアルが親切でわかりやすい。また、マウスをあてれば説明文も出てアイコンがでてアラーム代わりにもなる(HOI3に比べて格段に初めての人にはプレイしやすい)
・イデオロギーにより国家名・元首等が変わるのが面白い
・プレイ国や他国のイデオロギーを変更させるのが容易になった。日本とアメリカが同じ陣営に入るのも大きな障壁ではなくなった
・ドクトリン、研究がシンプルでわかりやすくなり、数も減った(?)ため、兵器・ドクトリンの完成がとても楽しみになる。 - 悪い点
- ・HQがなくなった分、師団、軍団、軍といった階層が師団-指揮官(?)と単純かされ、わかりやすくなったと言えるが、私としてはHOI3の軍隊編成の方が複雑=現実的で面白いと思う
・日本人の自分としては、東アジア情勢をもう少しリアルにしてもいいと思う(当初は満洲国が日本になっていた)。
・上記に加えて、冀東防共自治政府、中華民国維新政府などの傀儡政権を小国であっても加えたり、プレイ開始時期を満洲国設立以前の軍閥が群雄割拠していた中国大陸、世界恐慌のアメリカ、ワイマール期のドイツが大戦に向かっていく、1920年代の戦間期に設定してくれたら、近代史好きの自分としてはうれしい(コレは悪い点というより無理な希望ですが・・・)
・HOI3同様、実際の陸海の戦闘シーンに単調さを感じてしまう。
・内政、外交については国家方針というので進めていくのはいいと思うが、軍、政党、閣僚はどの方針を支持しているのか、数値でもいいので示してほしい(当時の日本はドイツと違い強いリーダーが不在で、各国家方針について様々な意見があったことを考えれば尚更である)
・一度選んだ国家方針を取り消したり、南進論と北進論両論選べるなど国家方針に柔軟性があれば面白くなると思う。 - 総評
- HOI3は日本語パッケージ版、HOI4はsteam版でプレイした感想を良い点、悪い点(というか希望)を述べた。
まず、結論から言えばこの時代を扱ったシミュレーションゲーム、近現代史が好きな人間からすれば面白いことこの上ない。
このゲームは新作ごとに同じ時代を扱っているのに違うゲームになっていくことに、面白みを感じる。だからHOI3は今やっても面白い。ただ、些かパラドックス自体が東アジア情勢にはあまり詳しくないようだが、これからのtogether for victory以降のアップデートや将来の新作で、またガラッと変わったHOIがプレイできるのが、近現代史好きの自分としてはとても楽しみであるし、勉強になる。
内政、外交は光栄の三国志、兵器、戦闘はシステムソフトの大戦略などそれぞれのシミュレーションゲームでのいいところが、このゲームに結集してくれるともっと面白いゲームになると思います。日本じゃ作れないだろうなぁ・・・
以上、発売から1,000時間以上プレイしている近現代史好きの勝手な意見でした。検討している方の参考になれば幸いです。 - プレイ時間
- 200時間以上
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 4 5 4 -
よりカジュアルになったので初心者にも手が出しやすい 80 - 投稿者:ながねぎ(男性/20代)
- 投稿日:2016/07/03
- 良い点
- 前作をフレンドに勧められて購入したものの、あまりにも複雑すぎて手を出しにくかったが、今回はちょうどいい塩梅でカジュアル傾向なので初心者でも安心して手を出せる。
戦線などを設定しておけば自動でやってくれるので安心
自分好みに架空戦記を作れる
日本語MODがあるので英語ができなくても安心できる。
その他にもmodが豊富 - 悪い点
- カジュアルになったことでいい意味でも悪い意味でもパラドゲーらしさが失われている
また、まだAIなどが不自然な挙動をとるため歴史シミュレーションといったレベルではない。
国の併合や割譲周りがもう少し自由だとプレイしやすかった - 総評
- 初心者にはとてもいい変化だが、旧来のプレイヤーにとっては簡略化しすぎていて不満が残るかもしれない。
パラドゲーに手を出そうと思っていても踏ん切りがつかない人にとってはおすすめ。 - プレイ時間
- 10~20時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 5 4 5 4 -
これからのゲーム 70 - 投稿者:BTB溶液(男性/30代)
- 投稿日:2016/06/11
- 良い点
- 壮大なWW2の再現
こまかい部隊運用、製造
UIのいたるところに自動化の意欲
兵器が動いて戦争している感じが良い
戦線
日本語MOD - 悪い点
- 展開がハチャメチャ
弱いAI
かゆい所に手が届かない事があるUI
国別の個性が小さい - 総評
- 待ちに待ったHOI最新作。近年のパラドは新作がバグだらけということはなくなり、HOIでも致命的バグはない。とりあえず最後まで落ちずに遊べる。基本システムは完成している。
UIは膨大な部隊を扱う性質上必然的に煩雑になる操作を簡略化・自動化しようとする工夫が見られる。戦線はその一つで、戦場に線を引くだけでそこを守らせたり、ある地域を攻撃させたりできる。地図上で本当に作戦を指揮しているみたいで実によく出来た工夫だと思う。そのせいでHOI2のすべての部隊を動かすストレスから解放された(手動操作も可能)。ただ、戦線を引いても部隊を張り付かせないと実際に動かなかったり、戦線通りに動かなかったりもどかしさを感じることがある。今後の改良次第だろう。
部隊の製造と配備が新しくなったおかげでその仕組がわかりづらくなった。Steam販売主流のおかげでマニュアルは分厚くできないからかざっくりとした説明で、実際にプレイするには自分で情報を集めなければならない。言語は幸い日本語MODがある。
グラフィックはシリーズ中最高で戦車と飛行機が飛び回って戦う。また音楽が盛り上げてくれる。
だが最も残念なのはHOI2と違いポーランド戦以降は歴史通りにゲームが進まないこと。予想しない時期に戦争が始まったり、予想外の国が戦争に参加したりして、史実プレイを求めている人は落胆するだろう。独ソ戦が起きないとか・・・史実AIを選んでもそう。この点が私は非常に残念。実際よりドイツ・イギリスが弱くイタリアが強すぎる傾向がある。直るのだろうか。
マルチを意識しすぎるためか国別の個性が小さいように思われる。それが史実とかけ離れた展開の一因になっていると思う。
とりあえず何も考えず国取りゲームをしたい人には面白いだろう。
不満はあるものの、拡張でおおきく内容が変わるのが常のパラドなので、なんとかしてくれると嬉しい。WW2という壮大なテーマを正面から扱うゲームはHOIしかないので、長い目で見ていきたい。 - プレイ時間
- 10~20時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 4 2 4
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