プレイレポート
[E3 2014]数分で撃退数600オーバーの“無双”感! Wii U「ゼルダ無双」のプレイレポートを掲載
本作は,「ゼルダの伝説」のキャラクター達を操作して,わらわらと押し寄せてくる敵をなぎ倒す無双アクションが楽しめる作品だ。無双シリーズは,これまでにも「ガンダム無双」や「ワンピース無双」など,本筋である歴史モノから外れて,さまざまな作品とコラボレーションをしてきたが,ゼルダの伝説とのコラボにはさすがに驚かされたというゲーマーも多かったのではないだろうか。
果たして,ゼルダの伝説に無双アクションはマッチしているのだろうか。さっそくプレイしてみたので,そのインプレッションをお届けしたい。
「ゼルダ無双」公式サイト
「ゼルダの伝説」と無双シリーズの相性は良好
数分間で撃退数600オーバーのわらわら感が熱い!
試遊台で選択できたキャラクターは,「リンク」と「ゼルダ姫」の2人だ。リンクには,近接戦闘向きの「片手剣+盾」と,魔法を使って敵を一網打尽にする「ロッド」という2種類の武器が用意されていた。一方のゼルダ姫はレイピアのみとなる。
ちなみに筆者は,隣で色々と説明してくれるスタッフの人に「ロッドを使ってくれる人がいない」と悲しい顔をされたので,ロッド装備のリンクを選んでみた。大丈夫,最初からロッドを使うつもりでしたよ!
操作法は,一言でまとめると従来の無双シリーズと同じ。通常攻撃の合間にチャージ攻撃を挟むことで,チャージ攻撃がさまざまなアクションに派生するようになっている。従って,難しいことを考えず適当に攻撃ボタンを入力するだけでも,派手な技や,爽快なアクションが楽しめた。
無双シリーズの核とも言える“敵のわらわら感”はどうなのかだが,ゲーム開始から数分もしないうちに,撃退数が600を超えていたので,無双シリーズのプレイヤーが考える基準は満たしていると言えるのではなかろうか。画面内の同時表示数もかなり多く,描写の制限によって起きる,いわゆる“ステルス現象”(※突然敵が目の前に現れること)も,筆者がプレイした限りでは見られなかった。このあたりは,Wii Uのマシンパワーを最大限に活かしている印象だ。
また,今回プレイしたステージでは,「巨大モンスターの討伐」といったミッションが用意されており,これまでの無双シリーズとはひと味違った,スケール感のある戦闘も体験することができた。ちなみに,名前付きの敵はフォーカス(ロックオン)できるので,カメラ操作に気を取られず戦闘に集中できるのも嬉しいポイントだ。
なお,今回のビルドでは確認できなかったが,スタッフの話によると,ステージ攻略中に入手できる緑色のルピーは,アイテムの購入やキャラクターのカスタマイズに使用できるとのこと。無双シリーズでは,キャラクターの成長要素も大きな魅力の1つなので,この点に関する新情報の公開にも期待したいところだ。
約10分という短いプレイ時間ではあったが,ゼルダの伝説ならではの世界観で,爽快な無双アクションを楽しめたので,シリーズファンの期待に応えられる作品であることは間違いないだろう。ほかにも,宝箱を開けるシーンや,それぞれのキャラクターが繰り出す必殺技など,ゼルダファンならばニヤリとしてしまう要素も盛りだくさんなので,ゼルダファンも無双ファンも,8月14日の発売を楽しみに待っていてほしい。
「ゼルダ無双」公式ページ
4GamerのE3 2014特設ページ
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