コーエーテクモゲームスは本日(2013年10月24日),
「影牢 〜ダークサイド プリンセス〜」(
PS3 /
PS Vita)の発売日を,
2014年2月27日に決定したことを発表した。価格は未定。
なお,同作ティザーサイトの表示から,公式サイトは10月25日にオープンするようだ。
本作は,2005年に発売された
「影牢II -Dark illusion-」に続く影牢シリーズ最新作。1996年に発売されたPlayStation用ソフト「刻命館」を原点とする,人気のトラップアクションゲームが,前作の発売から約8年の時を経て登場するのだ。
最新作となっても,プレイヤー側がトラップを仕掛けて相手を待ち受けるというゲームシステムはもちろん健在である。今作では“魔神の娘”ことレグリナが主人公に据えられ,12聖者の末裔と呼ばれる勇者達を倒すことを目指すという。
レグリナは,
“華麗”“残虐”“屈辱”という精神より作り出された3人のメディウム(巫女)と行動を共にしている。これら3つの“悪の美学”は,そのまま
トラップの系統となるようだ。今作では,シリーズ過去作品の“一度に仕掛けられるトラップは最大3つ”ではなくなり,複数の連続したトラップも設置可能になる。
また中世風の城を始めとしたさまざまな空間が舞台となり,魔法の力で動く
「ウィザードギア」と呼ばれる強力なトラップも登場するとのことだ。
■『影牢』シリーズとは?
「剣も銃も使えない非力な主人公が、館にやってくる人々をトラップにハメて倒す」というRPGの敵の立場になる逆転の発想で作られたアクションゲーム。
1996年に「影牢」の元となる「刻命館(こくめいかん)」(PlayStation)を発売。
1998年に「影牢〜刻命館 真章〜」(PlayStation)からトラップアクションゲームとして、1999年「蒼魔灯」(PlayStation)、2005年「影牢II-Dark illusion-」(PlayStation2)を発売。
■ストーリー紹介
古の時代、この世を恐怖で支配していた“魔神”がいた
しかし、いつしか人類は結束し、魔神に対して反旗を翻した
やがて、天より力を与えられた12人の聖者が現れると、遂に魔神は封じられた
封印呪法である詩篇は“聖言(せいごん)”と呼ばれ、12聖者が分割して所持し、悪用を恐れて末代まで秘することとなった
さらに聖者たちは、自らが聖者であることも歴史から抹消し、聖言もまやかしの逸話と共に秘密裏に伝承されていった
それから時は経て3000年……
次元の狭間から聖者の末裔と、自身の封印を解く鍵である聖言を探し続けた魔神はついに行方を突き止めた
魔神は聖言回収のため“華麗”“残虐”“屈辱”の精神より作りだした3人の僕(しもべ)と己が魂を分けた“娘”を人間界へと送り込んだ
自らを封印から解き放ち、堕落した人類に鉄槌を落とすために……
■キャラクター紹介
本作のメインキャラクターたち。
主人公と3人のメディウムがシリーズに新たな魅力を与える。
◆レグリナ
性別:女
役割:主人公
職業:魔神の娘
年齢:不明(人間の年齢で18歳くらい)
人物像:
その出自に関しては謎に包まれているが、魔神の魂を受け継ぎ、産み落とされたと言われている。
魔神ほどの強大な力は持っていないが、そのために封印の難から逃れることができた。
成長は著しく遅く、長い年月をかけて成長している。
魔神の使い魔でもある3人のメディウムを従えて人間世界に降り立ち、堕落した人類を誅するのと同時に、聖言を探す旅をしている。
【特徴】
人間っぽさと、悪魔っぽさを感じる印象。
ほとんど感情を表に出さず、無表情の女性。
人を殺す事に対して何も感じない
◆カエリア
性別:女
役割:華麗メディウム
職業:メディウム
年齢:不明
人物像:
【メディウム特徴】
封印された魔神の精神が生み出した3つの「魂魄精製体」。
怨嗟の眼差しで人類を見続けた魔神の心中を「華麗」「残虐」「屈辱」という表現によって形成され、産み落とされた。
魔神および娘の忠実な僕ではあるが、それぞれ精神がストレートに具現化された存在ということもあり、個性が強く、単なる臣下という範疇には収まらない闊達さを持ち合わせている。
【個人特徴】
目的の遂行が最も大切だが、可能であれば、魔神の偉大さを知らしめるために華々しい成果を得ることを好む。
◆ヴェルザ
性別:女
役割:残虐メディウム
職業:メディウム
年齢:不明
人物像:
【メディウム特徴】
封印された魔神の精神が生み出した3つの「魂魄精製体」。
怨嗟の眼差しで人類を見続けた魔神の心中を「華麗」「残虐」「屈辱」という表現によって形成され、産み落とされた。
魔神および娘の忠実な僕ではあるが、それぞれ精神がストレートに具現化された存在ということもあり、個性が強く、単なる臣下という範疇には収まらない闊達さを持ち合わせている。
【個人特徴】
人間は怒りを覚える対象ではあるが、悲鳴をあげさせると楽しいので愛憎半ばしている。
◆リリア
性別:女
役割:屈辱メディウム
職業:メディウム
年齢:不明
人物像:
【メディウム特徴】
封印された魔神の精神が生み出した3つの「魂魄精製体」。
怨嗟の眼差しで人類を見続けた魔神の心中を「華麗」「残虐」「屈辱」という表現によって形成され、産み落とされた。
魔神および娘の忠実な僕ではあるが、それぞれ精神がストレートに具現化された存在ということもあり、個性が強く、単なる臣下という範疇には収まらない闊達さを持ち合わせている。
【個人特徴】
いたずら好きの子供のような性格。
極めて前向きで元気で無邪気で天真爛漫、一片の影も見せない。
■トラップスタイル紹介
本作では、“華麗”“残虐”“屈辱”の3つの精神に対応した3スタイルのトラップが登場する。
各スタイルを使い込むほど、対応するスタイルの高位のトラップが解放されていく。
■トラップ紹介 残虐トラップ
残虐スタイルのトラップは人間に激しい苦痛を与え、大きなダメージをもたらすものが多い。
トラップ「ペンデュラム」
残虐 天井
重く鋭い斧刃の振り子。いにしえより数多の犠牲者の血を吸ってきた由緒正しい罠で、
本作でもその禍々しい戦歴に記録を加えるであろう
ペンデュラムが命中!標的の悲鳴と激しい血しぶきがあがる。
運用にひと工夫必要だが、その威力は絶大だ。
トラップ「メイデンハッグ」
残虐 壁
有名な「アイアンメイデン」に、さらにおぞましい改造が加えられたもの。
機械仕掛けで壁からせり出し、触れた者を内に取り込むさまは
まさに鉄の処女による死の抱擁である。
メイデンハッグの死の抱擁に捕らえられた標的。
ゆっくりと閉まっていく扉を、絶望とともに見守るしかない…。"
- タイトル:影牢 〜ダークサイド プリンセス〜
- タイトル読み:カゲロウ 〜ダークサイド プリンセス〜
- 対応機種:PlayStation 3、PlayStation Vita
- ジャンル:トラップ悪ション(読み:トラップアクション)
- 発売予定日:2014年2月27日
- 希望小売価格:未定
- CERO:審査予定
- 権利表記:(C)コーエーテクモゲームス All rights reserved.
- 公式ホームページ:http://www.gamecity.ne.jp/kagero3/
- 備考:プロデューサー 菊地啓介、メインキャラクターデザイン 前田浩孝