ガストは,PlayStation 3用ソフト
「アルノサージュ 〜生まれいずる星へ祈る詩〜」を,
2014年1月30日に発売する。価格は通常版が7140円(税込)。通常版のほか,特典アイテムを同梱した
「AGENT PACK」の制作も決定している。
メインビジュアル
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本作は,2012年4月に発売されたPlayStation Vita用ソフト
「シェルノサージュ 〜失われた星へ捧ぐ詩〜」(以下,シェルノサージュ)の制作でディレクターを務めた,
土屋 暁氏の手がける新プロジェクトの作品。タイトル名の類似性や,
“7次元RPG”というジャンル名から考えると,“7次元コミュニケーションRPG”とされていたシェルノサージュに続く,
「サージュ・コンチェルト」の第2弾タイトルと考えて間違いないだろう(
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本作の舞台となるのは,オレイと呼ばれる無機質な世界。オレイの人々は,ジオフロント(地下都市)で生活していたが,突如として現れた,“詩魔法”という不思議な力を使う謎の生命体「シャール」に生活を脅かされてしまう。そんなとき,数千年ものあいだ閉ざされていた「フェリオンの隔壁」が開き,その内部から,シャールと同じく詩魔法を使える「古代種」と呼ばれる人々が現れる。オレイで暮らす人々は,フェリオンの中に集い,古代種と共に支え合いながらシャールと戦い,その発生の真実を探求することになる。
主人公は,フェリオンを治める「天統姫」に統率される部隊「PLASMA」の元隊員,デルタ・ランタノイル。彼はPLASMAの中でも限られた人間だけが所属できる特殊戦略チームの一員としてシャールの襲撃から街を守っていたが,ある理由で除隊になってからは市街で定食屋を営んでいるという。
またそのほかに,謎の機械兵器「アーシェス」というキャラクターも公開されている。
本作は,街で物語を進め,フィールドを移動してバトルを繰り広げるというタイトルになるらしい。バトルはアクション要素を持ったもので,
「ヒロインを護りながら戦う」という点が重要となる。
街では
「調合」によって,強化パーツや回復アイテムといったアイテムを入手可能。さらに,キャラクターの心の中に入り,過去の傷や悩みを解決することで力をもらえる
「ジェノメトリクス」というシステムも搭載されるとのことだ。
まだまだ謎の多い作品だが,備えるオンライン要素はどんなものか,またシェルノサージュとの関連性はあるのかといった情報など,続報に期待したいところだ。
■土屋暁プロジェクト開演――
2012 年4 月に発売され、7 次元コミュニケーションという新たなジャンルを打ち出した『シェルノサージュ 〜失われた星へ捧ぐ詩〜』。
そのディレクターを務めた土屋暁が、新たに濃密かつ重厚な世界を皆様にお届けします。
詩が魔法の力になる世界。
想いの力は絆になる。
『アルノサージュ 〜生まれいずる星へ祈る詩〜』。
それは
強く儚い生命たちの、存亡を懸けた愛と絆の物語
■物語
惑星ラシェーラ
かつて人間と彼らよりも優れた魂を持つとされる高鎖数生命体“ジェノム”の共存した星この美しき緑の大地を失ってから、遙かな刻が流れた。
新たな星を求めて航宇宙船で飛び立った人々は神々の盾と呼ばれ、決して開くことのない“フェリオンの隔壁”の前に寄り添い今なお、オレイと呼ばれるジオフロントで静かな生を繰り返している。
明け暮れも、季節の移り変わりもない無機質な空間。
いつしかそれが、人間にとっての世界になった。
それでも、彼らは逞しく生きた。
経年劣化によって生じた瓦礫で小さな家を作り、樹木の育たない金属の床を畑へと変え、失われた技術を用いて夢を見た。
しかし、人々の暮らしは平穏ではなかった。
突如として現れた謎の生命体“シャール”。
彼らはオレイの人々を生きたままどこかへ連れ去っていった。
“詩魔法”と呼ばれる不思議な力を使うシャールの前に人間は為す術がなかった。
そんなあるとき、数千年の間、一筋の風すら通さなかったフェリオンの隔壁が開く。
内側から出てきた“古代種”と呼ばれる人々は、“シャール”と同等の詩魔法と、失われた技術を使う知識を持っていた。
そして、人々はフェリオンの中へと集い、共に支え合いながら、謎の生命体“シャール”発生の真実を探求することになる
■世界観
そこに それが在る理由
本作で描かれる独特の世界。緻密な背景に描かれたすべてのパーツが「そこに在る理由」を持っている。
この世界では何が起きているのか――
■世界観とゲーム画面
フェリオン
天文中央司令塔所属居住区『フェリオン』天統姫と呼ばれる姫の治める人間の街。複雑にジオフロントと化した超ハイテク都市であり、立ち並ぶ地上40 階相当の高層ビル群はそれぞれ通路で連絡している。その外観やビルの壁を彩るさまざまなネオンは、科学的な装いを持つこの街の中では異質なオリエンタルな光を放つ。
内部には惑星時代のコールドスリープから目覚めた“古代種”と、代替わりをしながら数千年の時を生き続けてきた“現代人”という2 種類の人間がいるものの、シャールという共通の敵がいること、そして古代種の扱う“詩魔法”への尊敬と畏怖の念が現代人達にあることから、関係は友好的である。また、常にシャールの脅威に晒されているこの街は“神々の盾”と呼ばれる大隔壁で閉じられているが、隔壁の外側を取り囲むように暮らしている現代人達はいまだに多い。
緻密に描かれた設定画をもとに、繊細かつ美しく表現されるゲーム画面
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■ゲーム紹介
本作は大きく分けて、街、フィールド、戦闘の3 つをくり返すことでメインシナリオが進行します。そのうち“ジェノメトリクス”や街にある“調合店”は、本作のなかで特徴的なシステムとなっています。
ザッピングで進める物語
本作は主人公のデルタとアーシェスそれぞれが率いるふたつのパーティーを切り替えつつゲームを進めていきます。
【街】←→【フィールド】←→【バトル】
◆街
- 調合
街には調合店が存在します。主人公たちはそこに立ち寄り、強化パーツや回復アイテムといった役立つ道具を調合し入手していきます。
- ジェノメトリクス
キャラクターの心の中に入り、過去の傷や悩みを解決することで、力をもらえます。
◆バトル
- ヒロインを護る
詩魔法と呼ばれる強力な攻撃を放てるヒロイン。敵が彼女たちに指一本触れないよう、主人公は全力でヒロインを護りつつ前線で戦います。アクション要素も盛り込んだ新感覚バトルの全容は、続報にてご紹介いたします。
■キャラクター
世界と生命の運命を握る
ひとりの青年と一体の機械兵器
デルタ・ランタノイル
「勘だよ勘。大丈夫、きっとうまくいくさ」
フェリオンの隔壁が開いた際に内側から出てきた青年。
天統姫直属の精鋭組織「PLASMA」の元隊員としてシャールの襲撃から街を守っていた。
PLASMA の中でも限られた人間だけが所属できる特殊戦略チーム“ジェノメス”の一員だったが、ある事件がきっかけで除隊となった。現在は、フェリオンの市街で定食屋「クック・ド・デルタ」を営む。
アーシェス
「……」
謎の機械兵器。
製造者、製造場所、搭載機能、スペックなど、ありとあらゆることが不明なロボット。
ただし、何らかの武装を持つことから戦闘を想定して作られた可能性が高いとされる。
■3Dモデル
■キャラクターデザイン
AGENT PACK
ソフトのほか、ファン垂涎のアイテムなどを同梱した豪華な限定版「AGENT PACK」も製作決定!
※画面はすべて開発中のものです