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[TGS 2013]「機動戦士ガンダム EXTREME VS. FULL BOOST」ステージレポート。射撃なしのガチンコ格闘機「ガンダムエピオン」がエレガントに参戦決定
イベントでは,PS3版の簡単なゲーム紹介が行われたほか,PS3版とアーケード版の双方に新機体「ガンダムエピオン」が登場することが発表され,その場で実機プレイを交えた機体解説が行われた。本稿ではその模様をレポートしていこう。
「機動戦士ガンダム EXTREME VS. FULL BOOST」公式サイト
「ガンダムエピオン」は“射撃なし”の純格闘機
アーケード版では1か月後のアップデートで登場予定
イベントがスタートすると,「一遊入魂」のド派手なステージ演出をバックに,本作のプロデューサーである小菅寛史氏と,制作プロデューサーの大久保人氏が登場した。
最初に行われたのは,EXVS.FBの概要紹介だ。4Gamer読者ならご存じだろうが,「機動戦士ガンダム EXTREME VS.」は,さまざまなガンダム作品の機体が総出演する2対2の対戦アクションゲームで,「機動戦士ガンダム EXTREME VS. FULL BOOST」は,その最新作にあたる。
本作最大の特徴は,なんといっても参戦作品と機体の多さで,EXVS.FBには90種類以上の機体が登場する。それ以外にも,より遊びやすく改良されたオンライン対戦モードや,原作の楽曲をそのまま収録したBGMなど,注目点を挙げればキリがない。
前作からの変更点やパッケージの情報などに関しては,以前に掲載した記事や公式サイトでチェックすることができる。作品に興味を持った人は,まずはそちらをチェックすると良いだろう。
ゲームの紹介に続いては,イベントのメインとなる実機プレイのコーナーがスタート。気になるプレイ内容はなんと,初お披露目となる新機体「ガンダムエピオン」だ。まさかのサプライズに,来場者達からは「おおお!」という歓声が上がった。
プレイ画面を見てまず驚くのは,ほかの機体では右下に表示されている射撃武器の弾数ゲージが存在しないことだろう。このガンダムエピオンには,射撃武器が一切搭載されていないのだ。もちろんアシスト技もなしで,ガチガチの格闘機体といえる。
その代わりに,メイン射撃ボタンで敵を追従する「ホーミングダッシュ」,サブ射撃で発生が早い「ヒートロッド」が使用可能だ。ホーミングダッシュは格闘攻撃のスキをキャンセルできるので,これを利用すれば格闘機体らしい高威力のコンボを叩き込める。
さらに,特殊射撃でビームソードの出力切り替え,特殊格闘で特殊移動,そして飛行モードへの変形など,本機体ならではの要素が盛りだくさん。かなり尖った性能を持った機体だが,使いこなせばすさまじい力を発揮できるだろう。
ポーズ画面中にコマンドリストが参照できるようになっている。途中で技が分からなくなっても安心だ |
見ての通り,射撃武器が存在しない。ただし装甲は720と,高めに設定されている |
バーストアタックを発動すると,短い動作でビームソードの一閃を叩きこむ。やはりミリアルド様はエレガントである |
バトルを3回ほど披露したろころで,ガンダムエピオンのお披露目は終了となった。PS3版の発売日などは現状ではまだ不明だが,アーケード版「EXVS.FB」では,アップデートを通じて1か月後に本機体が配信されるとのこと。家庭用のネットワーク対戦などでスムーズに新機体を使用するためにも,アーケード版で新機体に触れておきたいところである。
なお,イベントの終了直前に小菅氏は「今年のTGSに出展した体験版では,高難易度のステージである条件を満たすと,敵としてガンダムエピオンが登場するようになっています」とも話していた。一般日2日目に会場へ足を運ぶ予定の人は,本作を試遊してガンダムエピオンを探してみよう。
「機動戦士ガンダム EXTREME VS. FULL BOOST」公式サイト
- 関連タイトル:
機動戦士ガンダム EXTREME VS. FULL BOOST
- 関連タイトル:
機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト
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(C)創通・サンライズ
(C)創通・サンライズ
- 機動戦士ガンダム EXTREME VS. FULL BOOST(初回封入特典:「Ex-Sガンダム」が使用可能になるプロダクトコード同梱)
- ビデオゲーム
- 発売日:2014/01/30
- 価格:¥2,434円(Amazon) / 3090円(Yahoo)