［TGS 2014］「ドラゴンクエストX」に＋4まで強化できるアクセサリーが登場。新コンテンツの仕様と新コインボスの情報が明かされたステージイベントをレポート

　スクウェア・エニックスは2014年9月20日，同社がサービスを提供するオンラインRPG「ドラゴンクエストX」（PC / Wii U / Wii / 3DS）のステージイベント「ドラゴンクエストX TV 東京ゲームショウ2014 出張版スペシャル」を，東京ゲームショウ2014で開催した。

　このイベントでは，同タイトルにて今後実装予定のコンテンツに関する新情報が公開された。

ステージイベントに登壇したのは，お馴染みの4人。左から椿姫彩菜さん，「ドラゴンクエストX」プロデューサー 齊藤陽介氏，ディレクター 齋藤 力氏，チーフプランナー 安西 崇氏

　今回公開された新情報は二つ。最初に公開されたのは，バージョン2.3後期で登場する「モンスターバトルロード」における，仲間モンスターの装備の仕様についてだ。同コンテンツでは，モンスター格闘場に武器やアクセサリーなどを登録することで，仲間モンスターは装備が使用可能となる。
　なお，いったん登録が済んだ装備は，登録解除するまで保持される。したがって，たとえば登録後に合成しても登録内容が変更されたり，削除されたりはしない。
　また同じ装備を複数登録することはできない。もしも付加効果の異なる同種類の装備を登録しようとした場合は，あとから登録したものに上書きされる。


　このシステムで登録できる装備は，今のところ最大25種類。すでにモンスターに装備させているものを，同時にほかのモンスターが使うことはできないので，誰に何を装備させるかがコンテンツ攻略の重要なポイントとなる。


　もう一つの情報は，10月8日に実装される新コインボス「伝説の三悪魔」を討伐したときに入手できるアクセサリー「忠誠のチョーカー」について。忠誠のチョーカーは，新システム「伝承合成」により，従来の「バトルチョーカー＋3」が持つ三つの合成効果のいずれか一つをランダムで「伝承効果」として継承できる。これは通常の合成とは別枠の扱いになり，忠誠のチョーカー自体も，従来のアクセサリー同様に＋3まで合成できるので，伝承効果が加わることで＋4にできるというわけだ。なお今のところ，伝承効果は一つしか付けられないとのことだ。


　ステージの後半では，登壇者4人が上記の「伝説の三悪魔」に挑戦するコーナーが設けられた。このコインボスバトルは，「キングヒドラ」「バラモスゾンビ」「バラモスブロス」の3体が同時に登場するという内容で，おそらく現状では最高難度になる見込みだ。
　結果は，2回挑戦していずれも討伐失敗だったが，モンスターが呪文で眠らないこと，踊りガードが有効であること，スタートから2分経過すると3体すべてのモンスターが動き出すことなどが判明した。


　イベントの最後は，プロデューサーの齊藤氏による「また（ドラゴンクエストTVの）10時間スペシャルをやりたい」と意味深な発言で締めくくられた。これはステージ終了時の慌ただしさの中での発言であり，詳細どころか正式な企画として検討しているのか，はたまた齊藤氏のその場の思いつきなのか，まったく不明なのだが，続報を待ちたいところだ。

「ドラゴンクエストX　眠れる勇者と導きの盟友　オンライン」公式サイト

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