コーエーテクモゲームスは本日(2013年8月2日),9月26日に発売を予定している
「三國志12 with パワーアップキット」(
PS3 /
PS Vita /
Wii U)に収録される
新シナリオや,
編集機能についての最新情報を公開した。
「勢力」や「史実武将」などの情報を細かく編集できることでお馴染みのパワーアップキットだが,今回の三國志12では,定番の編集機能に加えて,シナリオ開始時に全勢力の配置変更が行える
「国替機能」が追加される。配置は
ランダムに変更されるので,
プレイするたびに違ったシチュエーションを楽しむことが可能だ。また,新規オリジナルシナリオが,史実シナリオと仮想シナリオに1本ずつ追加されるほか,PC版の特典だった
「赤壁の戦い」も収録されている。
ほかにも,新兵科や,オンライン対戦の情報もあるので,詳しくは以下の内容を確認してほしい。
〇新シナリオ
■皇帝袁術
漢朝は求心力を完全に失い、群雄は戦乱に明け暮れる中、袁術は孫策から玉璽を手に入れる。そして、新たに仲を建国、皇帝に即位する。さらに袁術は、疲弊する民衆の救済に着手し、新皇帝による意外な善政は諸侯の反響を呼び、張繍などの勢力は次々とその傘下に加わった。袁術は黄巾族の残党も吸収、揚州・豫州・荊州にまたがる一大勢力を形成し、中原制圧に乗り出した。新たな支配者の出現が時代を大きく塗り替えようとしていた。
■赤壁の戦い
河北を平定した曹操は、天下統一を成し遂げるべく南征軍を起こす。急死した劉表の跡を継いだ劉ソウは、戦わずに曹操に降伏。諸葛亮を軍師に迎えた劉備は、劉ソウの降伏を是とせず江陵へと向かうが、長坂坡にて曹操軍の追撃により大敗、江夏に落ち延びた。孫権軍では降伏論が優勢となる中、魯粛が劉備との同盟を主張し、江夏へと向かう。魯粛と諸葛亮の邂逅が、時代の流れを大きく転換させるのであった。
■第一次北伐
益州南部を平定した諸葛亮は、北伐を企図し国力増強に専念する。一方、魏では曹丕が急死、曹叡が後を継いでいた。魏の政情が定まらぬ中、諸葛亮は出師の表を上奏、北伐を決行する。諸葛亮は即座に天水一帯を制圧、長安攻略の足がかりを得た。対する魏は、この動きに応じて司馬懿と張コウを派遣して、迎え撃った。諸葛亮は戦略上の要地である街亭の守備に腹心の馬謖を抜擢した。今、宿命の戦いが幕を開けようとしていた。
〇編集機能
■勢力編集
各勢力の技法や名声、秘策ポイントを自由に増減させることができる。
■武将編集
顔CGや声の編集をしたり、能力や兵科、戦法を変更したりできる。
■都市編集
都市編集では、都市の兵力や兵装を増やしたり、好きな都市技術を配置したりすることができる。
■戦法編集
威力や効果時間、消費采配など、戦法効果の調整を自由に行える。
■名品編集
お気に入りの武将に、強力な名品を授けておくこもできる。また、新名品作成では、名品の名前や効果に加えて、合計200点以上の画像から好きなものを選び、自由に名品を作ることができる。
■国替機能
本作オリジナルの「国替え機能」を搭載。シナリオ開始時に、全勢力の配置を変更することができる。配置はランダムに変更され、プレイヤーが望む配置が出るまで何度も変更可能だ。
〇新兵科
パワーアップキットでは、製造所で生産できる重装という装備を消費することで、出陣時に部隊兵科を重槍・重弓・重騎に変えることができる。これらの兵科は、通常より機動力が低い代わりに、攻撃や防御が強力になっている。兵科アイコンも相応に変化しているぞ。
〇オンライン対戦
前作『三國志12』でも好評だった「オンライン対戦」モードは本作でも引き続きサポート。対戦で手に入れた武将カードを編制し、全国のプレイヤーたちの頂点を目指そう。なお、『三國志12 with パワーアップキット』では前作『三國志12』プレイヤーとの対戦にも対応している。PS3とPSVita間のクロスプレイ対戦も可能だ。
■対決
全国のプレイヤー達と対戦ができる。プレイヤーの腕前に合わせてマッチングされるため、初心者から上級者まで楽しむことできるぞ。
■武将くじ
他プレイヤーとの対戦後には、勝敗に関わらず武将くじを引くことができる。新たな武将カードを入手できて、編制の幅がさらに広がっていくぞ。
■ランキング
ランキングでは、自分や他プレイヤーの順位を見れるだけではなく、全国のユーザーの自勢力画面を覗くことで、カード編制の参考とすることができる。そこから戦術のヒントを得ることも可能だ。
■オンライン戦闘イメージ
※画面は全てPS3版で開発中のものです