ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアは本日(2015年1月30日),PlayStation 3用ドライブシミュレータ「
グランツーリスモ6」に向けて配信される,「ビジョン グランツーリスモ」の新規車種を公開した。
ビジョン グランツーリスモは,世界中のブランドが,グランツーリスモとそのファンに向けてコンセプトカーを開発するというプロジェクト。今回公開されたのは,
「アルピーヌ ビジョン グランツーリスモ」と
「レクサス LF-LC GT “Vision Gran Turismo”」の2車種だ。
アルピーヌ ビジョン グランツーリスモは2015年3月に,レクサス LF-LC GT “Vision Gran Turismo”は2015年春に,いずれも無料アップデートで配信される予定。まずはその未来的なビジュアルを堪能しておこう。
アルピーヌ ビジョン グランツーリスモ
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レクサス LF-LC GT “Vision Gran Turismo”
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●「アルピーヌ ビジョン グランツーリスモ」
創立60周年を祝う2016年に向けて、アルピーヌではブランドの本格的な復活を象徴する新車の開発を行っています。一方モータースポーツでは、アルピー ヌA450 が2013年、2014年と連続してヨーロッパ耐久レースのタイトルを獲得、2014年のル・マン24時間レースでも表彰台を飾るなど、目覚ましい活躍を 見せました。
そんな中、「ビジョン グランツーリスモ」のパートナーとして名を連ねたアルピーヌは、A450のコンセプトを発展させた、軽量で俊敏なバルケッタタイプ(オープンスポーツカー) のクルマを思い描きました。デザイナーたちに下ったのは、通常のプロジェクトとは一風変わった「『リア周りとコクピット』にとりわけ注力せよ」という指 示。これは『グランツーリスモ』の中でプレイヤーが使う最もポピュラーな視点であるためです。社内コンペでは約15種類のデザインが候補となり、ビク ター・スフィアゾフのアイデアが採用となりました。
フランス・パリで開催中の「第30回国際自動車フェスティバル」では「アルピーヌ ビジョン グランツーリスモ」のフルスケールモデルが2月1日までフェスティバル会 場に展示されます。
●「レクサス LF-LC GT “Vision Gran Turismo”」
2014年、レクサスは新車両RC F GT500でSUPER GT GT500クラスに参戦し、最終戦までタイトルを争う歴史的なシーズンとなりました。続く2015年、レクサスは新たなレーシング活動として、ジェントル マンレースでありながら究極のマニュファクチャラーズチャンピオンシップであるGT3へRC F GT3の投入を計画しています。
こうしたレクサスのレースへの取り組みを背景に、「夢のクルマで世界を舞台に戦いたい」というファンの皆様の情熱に応えるべく開発されたのが「レクサス LF-LC GT “Vision Gran Turismo”」です。
デザイン開発は、SUPER GTや、ニュルブルクリンク24時間レースへの参戦を想定して行われました。
ベースモデルとなるラグジュアリークーペコンセプトLF -LCは、レクサスの未来に向けてのスタディモデルとして、2012年デトロイトモーターショーで発表されました。CALTY DESIGNによるその意匠には、ジェット機のアフターバーナーにインスパイアされたテールランプなど、エモーショナルな表現が使われています。
そのLF-LCをベースに、CALTY DESIGNによるレクサスのデザインフィロソフィーに基づく革新的な表現と、レクサスレーシングが培ってきた実践的なアプローチを融合して開発が進めら れました。その結果、「レクサス LF-LCGT “Vision Gran Turismo”」は彫刻的な美しさと実践的なパフォーマンスを兼ねそろえたGTカーとして誕生しました。
モータースポーツには人々が純粋な情熱を傾けるピュアスポーツとしての魅力があります。「レクサス LF-LC GT“Vision Gran Turismo”」の純粋なホワイトのボディには、高鳴るエキゾーストサウンド、駆け上がる鼓動、そして歓喜の瞬間、そんなレースファンを魅了してやまない 躍動がブラッシュストロークで描かれています。
レースへの情熱が生み出した「レクサス LF-LC GT “Vision Gran Turismo”」は、「グランツーリスモ」ファンの皆様の夢を叶えるための一台です。