「War Thunder」が次世代コンシューマ機への対応を発表。次期大型アップデート“New Power”のティザートレイラーも公開

　ロシアのゲームメーカーGaijin Entertainmentは，同社が開発・サービスを行うオンラインミリタリーアクション「War Thunder」（PC / PS4）のPlayStation 5版とXbox Series X版をリリースすると発表した。発売日や価格，さらに日本での展開予定などについては今のところ明らかにされていないものの，次世代コンシューマ機にふさわしいグラフィックスとパフォーマンスの向上が図られ，他機種とのクロスプレイにも対応するという。

「War Thunder」英語公式サイト

「War Thunder」公式サイト

　Gaijin Entertainmentはまた，「War Thunder」の次期大型アップデートとなる「New Power」を発表し，ティザートレイラーを公開した。
　11月中旬の実施が予定されている「New Power」では，ゲームに使われている「Dagor Engine」が刷新され，戦車の履帯に押しつぶされた草や，戦闘機が雲を切り裂く様子など，より微妙な表現が可能になり，ほぼすべてのグラフィックスが改善されるとのこと。さらに，AI技術を応用したアンチエイリアシング＆超解像技術「DLSS」（Deep Learning Super-Sampling）にも対応するなど，アップデートのタイミング的に，次世代コンシューマ機を見据えた内容になっているようだ。
　待望の海軍の大型艦艇が登場することも，ティザートレイラーで示唆されている。

　新たなグラフィックスやゲーム機能，艦隊の情報，登場する新車両のリストなどは，数日または数週間（ちょっと幅が大きいが）以内に公式サイトで発表される予定とのことだ。