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「War Thunder」最新アップデートにおけるGameWorks採用の効果をNVIDIAが解説
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印刷2015/11/12 12:39

リリース

「War Thunder」最新アップデートにおけるGameWorks採用の効果をNVIDIAが解説

War ThunderがGameWorksを採用
配信元 NVIDIA 配信日 2015/11/12

<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>

『War Thunder』のFirestorm――
NVIDIA GameWorksでゲームが一変

すばらしいグラフィックスは、単なる目の保養ではありません。

グラフィックスがすばらしいと、ゲームのプレイそのものが一変することがあるのです。第2次世界大戦をテーマとした基本プレイ無料のオンライン・ゲーム、『War Thunder』をGaijin Entertainmentが提供していますが、このゲームなど、その好例だと言えます。


『War Thunder』について、本日リリースされたPC用とPlayStation 4用のアップデート、Firestormでは、グラフィックス・エンジンの大幅アップグレード、新規マップ、新規車両、英国戦車の最初のセットなどが提供されています。また、破壊の様子や水の動きが迫真のレンダリングとなるように、NVIDIA GameWorksテクノロジも採用されました。

実は、『War Thunder』は、NVIDIA WaveWorksを採用した世界初のゲームです。ゲーム内の海洋をシミュレーションで本物そっくりに表現するのは技術的にとても難しいのですが、このツールを使うと、それが可能になります。

つまり、『War Thunder』の海岸線では、本物の海のように波頭が砕け、泡が生まれます。川や海の底についても、本物そっくりのライティング効果が得られます。

当然、ゲーム画面を見た感じがよくなるわけですが、WaveWorksは、ゲーム・プレイまでも極上のものにしてくれます。水中を戦車が進むと後方に航跡のようなものが生まれます。砕ける波に乗り、それが海岸線を洗うこともあります。飛行機が着水するときは、波の影響を受けることになります。水上飛行機は、海面で跳ねるような動きをして離水していきます。

NVIDIA PhysXによるDestructionの効果も、ゲームプレイを変えてくれる要因です。この機能では、破壊のエフェクトが広がっていくようにすることが可能です。『War Thunder』では、この機能によって建造物や壁が破壊可能になっているので、奇襲をかけるため、建造物や壁の影に隠れて安全を確保することができなくなりました。十分な火力があれば、壁や建造物を破壊できるからです。

『War Thunder』のWaveWorksやDestructionはさまざまなゲーム用プラットフォームで機能するようになっているのも、すごい点です。クロスプラットフォームで16人対16人のマルチプレーヤ・ゲームを実現し、公平な戦場とするため、Gaijinは、『War Thunder』に合わせてNVIDIAのミドルウェア・ソースコードをカスタマイズしました。その結果、CPUのみのマシンではNVIDIA PhysX Destructionが働き、特殊なCPU/GPU環境ではWaveWorksが働くようになっています。こうすると、プレーヤの全員が、ゲームそのものが一変する特殊効果を楽しむことができますし、バランスの取れたゲームプレイが可能になります。こうして、PCとコンソール、両方のゲーマに対し、クロスプラットフォームのアップグレードが提供されたわけです。

NVIDIA DestructionとNVIDIA WaveWorksの追加により、『War Thunder』には、細かなところまで表現された迫真の戦場が誕生しました。いままで経験したことのない興奮のゲームプレイが可能になったと言ってもいいでしょう。NVIDIA GameWorks Studiosにより、リアルタイム・グラフィックスの最新技術がアーティストやデベロッパに活用可能となった例が、またひとつ増えました。そして、かつてないほどクールですごいゲーム体験をゲーマのみなさんにお届けできるようになったわけです。

NVIDIA公式blogの当該ポスト(英語)

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    War Thunder

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