パッケージ
フリーダムウォーズ公式サイトへ
読者の評価
59
投稿数:50
レビューを投稿する
海外での評価
74
Powered by metacritic
お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

フリーダムウォーズ

フリーダムウォーズ
公式サイト http://www.jp.playstation.com/scej/title/panopticon/
発売元・開発元
発売日 2014/06/26
価格 5800円(税抜)
ジャンル
レーティング
備考
その他

他のプラットフォーム

  • RSS
  • レビューを投稿する
  • このページのURL:
このゲームの読者の評価
59
グラフ
読者レビューについて
 4Gamer読者レビューは,読者の皆さんがご自身の判断で書いたレビューを掲載するためのコーナーです。掲載前には編集部で主に公序良俗面のチェックを行っていますが,掲載されている情報について,4Gamer.netが正確さの保証を行うものではありません。掲載情報のご利用は,読者の皆様自身の判断と責任で行ってください。
 なお,ゲームの評価を表す「GamerScore」は,投稿されたレビューの平均点を表示したものではありません。投稿の傾向を分析・考慮し,補正を加えることで,有用と思われるスコアを目指した形となっております。詳しくは「こちら」をご参照ください。
  • 何故チグハグなのか? 50
    • 投稿者:災厄狼(男性/40代)
    • 投稿日:2018/02/03
    良い点
    攻略範囲はクリア後少しまで。攻略時間は約30時間くらいだと思います。
    オンラインマルチプレイ部分は必要を感じなかったのでプレイしてません。
    操作タイプはダッシュタイプでプレイ。どんなゲームか?は、MOとアドベンチャー要素のあるアクションかなと。

    良い点ですが、まず音楽、合成音声再生。それに、グラフィックと怪しげな雰囲気。
    遠い未来の世界で、囚人扱いされた主人公を操作し戦っていきます。

    武器が多彩。敵のパーツを切り外す小剣や槍、マシンガン、ロケットランチャーのようなものなど色々。同じ種別でも性能が大きく違っているものもあり面白い。

    敵の攻略の仕方にイバラのムチのようなものでの縛り、体力回復、移動、防御のアクションがあります。ジャンプボタンはありません。

    ミッションに連れていけるパートナーをカスタマイズすることができる。ゲームが進むと指示ができるようになったり、喋る言葉をプレイヤーが設定(合成音声で喋ってくれます)できるようになります。

    バトルフィールドはわりとイイカンジ。

    世界観もすごく良い。シナリオが今の10倍くらいあると良かった。しっかり描いてほしかったなーと思いました。
    悪い点
    フリーズが一回ありました。

    武器の改造がよくわからない。合成にランダム性あり。今の改造度がどのあたりなのか?、必要なパーツを得られるミッションがどれ(パーツが同じような記述なのも問題)なのか?私には全然わかりませんでした。適当に合成して、弱い武器で無理矢理クリアしましたが、まったく面白くなかったです。この点が一番悪いところです。

    お金の代わりになるポイントが少なすぎて困る。あまりにも少ない。

    何回も同じミッションをプレイしなければならないゲーム性。

    アドベンチャー要素というか、意味のないお使い要素が多く、めんどい。ロードもヒンパンかつ長いのでストレスがたまります。

    理不尽なゲームバランス。むずかしいんじゃなくて、無茶苦茶なんですよ。
    ボタン連打の頻度も高すぎる。

    要素の説明不足。わけがわからない。説明書にも書いていない・・。

    演技は、ほとんどの人が実力を出せていない。単に演技が悪い人も。そもそもストーリーが途中で終わるし、脚本のムリヤリ感もあってほぼ意味のないものになっている。
    プレイヤーの頭には?マークが残ります。もや〜っとする。一番演技が良いのはマティアスというキャラクター。

    敵が武器を落とす場合がありますが、ドロップアイテムになるのが遅すぎる。
    大型の敵は死体?が残りますが、アイテムの上に残るので困る。味方に落ちたパーツ・ドロップアイテムを拾いにいかせる指示もあったほうが良かった。

    味方の蘇生とアイテム取得、〇ボタンでのアクションと操作が被っている。アクションゲームとして致命的な設定。
    デフォルトの荊タイプではダッシュをしながらカメラの操作ができない・・ような気がする。そして照準も動かすのに苦労すると思う。アナログスティク操作含め全てプレイヤーが設定できると良かったのかも。

    スタートボタンでのメニュー、パートナーに話しかけてのメニュー、モニターに話しかけてのメニューと別れていますが一つでいいじゃんと。
    こういう無駄な仕様が各所に見られます。

    資源生産管理でのアイテム生産はいちいち操作を必要としないものが良かった。4分くらいで終わるので操作がヒンパンに。面白ければ良いが、アイテムなんてほぼ要らないし、めんどくさいだけ。武器の改良済み受け取りなども操作が要らないようにした方が良い。
    総評
    日本の47都道府県と同じように、地域でプレイヤーの所属が分けられ、他の県などに負けないようにミッションをこなしていきます。どの地域を選んでもストーリーは同じみたいです。物語中盤以降になると、それ以外の戦いも描かれます。

    武器の改造がもう少しマトモなら(といっても陣営的にみると悪≒自由ということでランダム性自体はゲームにあっているのかも?)少しは楽しめたかも。操作性も悪く、カメラ・各種システムの設定も悪い。完成度が50%くらいのゲーム。光るところもあるが、無駄と粗が多すぎる。よくこれで販売しようと思ったな〜と感じました。

    もしかしたら他のゲームの真似でもしようと思ったのかも?・・・決めつけてはいけないんですが。私には意味が分からなかったし、時間の無駄だったなぁと。なにかの寄せ集めのようなチグハグ感が目立つ作品です。腕に自信があればクリアできるかも???
    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 3 1 2 2
  • 優れた部分はあるものの··· 45
    • 投稿者:MYTH OF FIST(男性/30代)
    • 投稿日:2015/05/19
    良い点
    ・グラフィック
    影の質は若干悪いが、それ以外は良い出来。

    ・サウンド
    文句無し。BGMも合っている。

    ・パフォーマンス
    処理落ちとかそう言うのは一切感じない。

    ・アクション
    武器は小剣・大剣・槍と言った近接武器と、個人携行・多目的・分隊支援などの銃火器で、遠近両方備えている戦闘は本作と同じシフト開発の「GOD EATER」で経験している方が多いだろうが、武器のアクションの質は本作の方が上である。特に銃火器がFPS・TPS準拠なので、非常に合理的。また同じ種類の武器でも微妙にアクションが異なったりするので、武器を収集する意義がある。本作独自の要素である「茨」は、慣れると楽しめるだろう。

    ・キャラクタークリエイト
    「ファンタシースター」程では無いが、凡百のキャラクタークリエイトよりは優れている。キャラクターデザインも格好良いので、作り甲斐はあるはずだ。

    ・戦闘面
    パーティーメンバーは最大四人だが、アクセサリも同行するので実際の人数は八人で、これは非常に多いと感じるし頼もしい。力尽きて倒れてしまっても味方に回復して貰えば復活出来るのは当たり前だが、回復させる味方はGEの様にバイタルを犠牲にするのでは無くWill'O残量(茨ゲージ)を消費するだけなのでバンバン回復させられる。また、回復してもらえなくても一定時間経つと継戦力を消費して復帰出来る。味方NPCも一定時間経つと復帰するがNPCの場合継戦力を消費しないのでその分気が楽である。
    悪い点
    ・ストーリー
    まあシフトが関わっている作品はストーリーがアレなのは今更な事では無い。「懲役100万年」と言うキャッチコピー?から大体予想は付いていたので筆者としては「ああ、やっぱりね」と言う感じ。設定だけインパクトを付けてて中身はスッカラカンと言うラノベの様な仕様は近年よく見受けられる。説明不足な点はラノベにも劣るが、仮に説明を付け加えたとしてもラノベ程度にしかならないだろう。大きな期待を寄せる程の物語は本作に求めるべきでは無い。

    ・敵はアブダクターを飼い犬の様に従えているのにこちらは人間とアクセサリだけ
    本作のバランスの悪さはここが大きな要因かな、と思う。味方AIは確かに賢くないが、敵AIもそこまで賢い訳では無い(アップデートを適用すれば)。敵の方が物量が圧倒的で増援が出て来るのは当たり前。設定上主人公側のパノプティコンもアブダクターを所有しているはずなのだが実際の戦闘では主人公側は咎人四人とアクセサリ四人だけでしか戦わせて貰えない。敵の方が数もパワーも優れているので大して賢くない者同士で戦わせれば味方NPCの方が負けるのは必定。NPCの場合アイテムも使わないので尚更。

    ・物陰
    本作では物陰に隠れられるが、物陰に隠れながら出来る事はアイテムの使用だけ。FPSの様に物陰に隠れながら銃をブッぱなす芸当は出来ない。いや、撃たせろよ。

    ・回避手段としての茨
    敵アブダクターの攻撃は普通の回避では無く茨での移動でかわさないと間に合わないものがあるが、実際茨でそう言う事をやるのは難しい。茨射出→茨が地形に接続→ダイブ と言うプロセスなので咄嗟の回避手段として使えないからだ。敵に茨を射出する場合はそのプロセスの方が合理的だが、地形への射出の場合は空中で茨を射出した場合と同様勝手にダイブしても良いと思う。

    ・狩りゲーとしての形に依存している
    狩りゲーは難易度選択が出来ず、プレイヤーは難しくなっていくキャンペーンをプレイする事を強いられる。本作もそのパターンである。「無双シリーズ」の様にストーリーモードとフリーモードを分けて難易度選択出来る様にすれば、あらゆるプレイヤーに満足して貰えるのでは無いだろうか?

    ・武器強化やアイテム制作にリアルタイムを浪費する
    ソーシャルゲームの悪癖を真似してしまったのだろう。例えば武器を強化するのに20分かかるとすると、本当に現実で20分経たないと強化が終了しない。はっきり言って、嫌がらせ以外の何物でも無い。
    総評
    本作は優れた部分があるにはあるが、配慮には欠けている作品である。
    要するに凡作。但し、アップデートを適用すればの話だが。
    筆者にとっては想定より少し不便な作品と言うだけなので大きく不満に感じる部分は無い。
    来月ベスト版が発売されるので、ベスト版購入を考えている人はちょっとでも参考にして欲しい。
    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 4 2 2 2
  • 後一歩が足りない作品 65
    • 投稿者:sakura(女性/40代)
    • 投稿日:2015/01/18
    良い点
    □前置き
    ・最新UDから始めた勢の為、発売初期の仕様は判りません
     そのため時系列的に早い時点でレビューを書いた方とは意見が異なる場合があります
    ・オンラインでのPvPはやっておりません
     なので、対人バランスについては評点に加味されていません
    ・マルチプレイ(協力プレイ)は何度かやった程度です

    □良い点
    ○銃器が豊富すぎる点
    ○戦闘にスピード感がある点
    ○キャラクターのアバターについて、かなり細かい部位に分けて
     染色が可能な点

    ○某狩りゲーの様なハメオンリーという攻め方では無く
     「良くも悪くも」多彩な攻略が可能な点
     悪名名高い第七階層考査もUD後にやりましたがアイテムや
     武器の選定で無理ゲーだと思う程酷くもありませんでした
     (それでも楽では無いですが)
     むしろ6階層以降の任意ボランティアの方が難易度やHP的に
     どうみてもクリア後推奨だろコレ、と思うような作りで
     5階層までとの違いに愕然としました。

    ○耐性や弱点を突きにくい装備であってもクリアが比較的楽な点
     その装備やスキルが無いと時間切れやゲームオーバー、という場面は
     ありませんでした。
    悪い点
    ○ロード頻度が多い&長い点
     クイックセーブがないのは所謂リセマラ防止の為なのかも
     しれませんが、それならせめて独房とロウストリート(屋外)は
     同一マップにしておくべきだったと感じました。何かに付け
     独房には出入りしなければならないのに、そのたびにロード画面は
     ストレスが溜まります。

    ○ロック機能の扱いづらさ
     対CPU咎人との戦闘では要ともなる機能だとは思うのですが
     カメラ速度を調整してもサッとはつかない、アブダクター相手では
     明後日の位置に付くことも。

    ○難易度=物量依存、な点
     後からマルチプレイで7階層考査や7-1など鬼畜とうたわれた
     マップに挑んでみましたがあっけないほど簡単にクリアしました
     (お手伝いしてくださった方がかなり廃装備だったのもあるでしょうが)
     思い返すに無理だ!と思う人の理由ってほぼ
     「味方は自分一人なのに敵はその10倍以上でスタート」な気がします。

    ○AIが言うことを聞いてくれない
     アクセサリについてこいと言ってもこない、NPCは集中攻撃を頼んでも分散する
     蘇生重視を言ったら棒立ちになる…等々邪魔になるだけの場面が多いです。
     挙げ句アクセに限っては略奪からの防衛も発生する為に
     「もうお前は帰ってくるな!!」と何度思った事でしょうか。

    ○世界観を見せる為とは言え序盤の制限がストレスになる
     5歩歩けば懲役、NPCに話しかければ懲役…イベントで強制的に課される物も
     あります。次第に開放していけば無くなる部分ではありましたが
     序盤、マトモに独房の外を歩けずイラっとしたのも事実です。

    ○その世界観も話が進むにつれいい加減になる
     現代の感覚で言えば人権侵害も甚だしい状況がプレイヤー達には
     課せられています。それを助けようとしてくれるNPCも居り
     最初は結構命がけな雰囲気を醸し出しているのに、後半になると
     ホイホイと秘密のエリアへ行くためのパスコードを出してくれます。
     また、NPCと素材の取引が出来たりするのですが警戒される頻度も
     少なく簡単にできてしまうのが、後ろめたさ感を減らしてる要因の気が。


    ○半端にストーリーを作った所為で尻切れトンボ感が否めない
     連作になったゲームはいくつか過去にもありますが、その続き自体の評価は
     さておき出る事自体を批判されなかったタイトルの理由は単に
     「前作で一応の完結はしているから」だと思います。
     FWが「何かこれ続き作る気満々だな」と言われてしまい
     その点で批判されてしまうのは余りにも「俺たちの戦いは(以下略)」過ぎる
     部分が多いからではないでしょうか。
     ラストで突然眼鏡をかけ豹変してしまった彼の意図も不明、伏線もない。
     (途中スパイで捕まったあの人も含め、余りにも伏線が無いまま突然
     「こうだったのです!」と突きつけられるポカーン具合)
     最初から出てくるアリエスは引っ張るだけ引っ張ってたいしたこともしていない。
     最後で武器とかくれたりあの人を蘇生してくれたりする彼は
     言いたいことだけ言って放り出す。
     ベアトの父親が何故ああなったのかも説明がなし。
     これが継続的に更新される事を期待できるオンラインゲームであれば
     まだ納得もいったかと思います。が、基本クエスト類やアバターの追加で
     本編の動きは期待できないオフゲでメインストーリーの投げっぱなしは
     どうなのでしょうか。
    総評
    意識した先は某狩りゲーなのかなと思いましたが
    いっそ先方の様にあっても無くても良いようなメインストーリー
    (あれが好きな方はすいません)にしてマルチプレイや
    PvPを主体に置いた方がまだ評価は高かった気がします。
    TPSと狩りゲーを一緒にしてみた試みは良いと思いますが
    如何せんオフラインでやるシングルパートの不備が目立ちます。
    ボイスチャット標準装備等マルチプレイには色々と配慮が見られただけに
    後一歩が足りないと感じた部分が大きいゲームでした。
    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 5 3 2 2
  • コンセプトはいいが・・・ 20
    • 投稿者:fgen(男性/30代)
    • 投稿日:2014/08/19
    良い点
    ・茨によるアクション

    ・ディストピアな世界観設定
    悪い点
    ・尻切れトンボのストーリー

    ・わけわからないNPCの言動

    ・世界観にそぐわない様々なこと

    ・リアルタイムを用いたアイテム作成システム
    総評
    良いと思う点についてですが
    茨を使うことでジャンプなどとは違う立体的な移動ができるのが面白い点だと思いました
    あと、ディストピアは個人的に好きなので良い点としました

    悪いと思う点について
    次回作を作るつもりでのりしろというかそういったものを入れるのはかまわないのですが
    ひとつの話として完結していないので消化不良な感じがします

    人類みんなが満足に生きていくには資源が足りないので都市国家という形をとり
    厳しく管理統制されるなか生産的技能・知識のあるものは市民として
    そうでないものは咎人として所属する都市国家に貢献しましょう
    咎人は懲役100万年だけど貢献して減刑していけば市民になれるよ
    みたいな設定だったと思うのですが
    プレイヤー(咎人)を監視するために同行するアクセサリというのがいるのですが
    ストーリーの序盤でそれに改造を施し監視の目を逃れるのですが
    違法行為であるその改造を助けたNPCが請け負ってくれるのですがそれ以降も
    そのNPCはプレイヤーに頼まれるいろんな違法行為をさらっと引き受けます
    管理統制された監視社会とはなんだったのかと疑問に思いました

    戦闘において敵咎人が無限に出てきたりするのですが
    資源が足りずに奪い合いをする世界において資源を奪うために無限に兵力を投入する
    というのは本末転倒というか、いささかゲーム的過ぎる気がしました

    武器の作成・強化やアイテムの作成にリアルタイムを必要とします
    武器の強化システムもランダム要素が大きく面倒です


    最近のアップデートでインターネット協力プレイや難易度の調整などが行われ
    それを評価する声が上がっていたりもします
    ですが、調整前の理不尽さをたっぷりと味わった身としては
    もう今更誰かと協力してまでプレイしたいと思いません
    発売当初からこの状態であればもっと違った評価になっていたと思います


    最後にこれに関してはこのゲームに限ったことではありませんが
    高難度であることと理不尽であることは別で
    それはクリア可能不可能とも違う話であることも合わせて
    制作サイドには理解していただけたらと思います
    プレイ時間
    100〜200時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    3 3 1 1 2
  • インターネット共闘が可能なり変わったっ! 85
    • 投稿者:Flugel(男性/30代)
    • 投稿日:2014/08/16
    良い点
    ・インターネットプレイ
    アップデートが実施されネット越しに4人共闘が組めるようになりました。
    これで、かなり面白くなったなと思います。

    ・咎人スタート
    あまり他の方がふれてませんが咎人(生まれる事が罪)としてスタートします。
    最初は行動に制限がありますが、PT(パノプティコン:自分の所属する県)に貢献する事で恩赦が与えられて制限が解放されて行きます。これは中々面白いと思います。

    ・見た目のカスタマイズ
    体系変更出来たり、多くの色があり同じ服でも色を変える事でかなりの個性を与えてくれます。
    また、アクセサリ(戦闘時同伴するアンドロイド)の声・セリフを変える事が出来る為、拘ると中々進みません・・・。(音声は今後DLCで増える様なので期待)

    ・戦闘時の軽快さ
    他の狩りゲーで動きが遅くイライラした経験をお持ちの方には向いています。
    茨というヒモを壁などに打ち込んで自分を引き寄せたりできる為、360度自由に高速移動します。

    ・緻密に計算されてると思われる戦闘システム
    やり応えがとてもあります。
    特に即死する程強い攻撃を受ける可能性があるドキドキ感がNPC相手の戦闘でも飽きさせません。大抵強くなると一方的に敵を排除して終わりですが、自分たちが優位でも気を抜くと死ぬことがあります。
    またアクセサリが同伴する事で倒れても助けてくれて戦えるという救済措置があるのが◎です。

    ・武器強化
    武器強化には法則があり、極めようとすると味が出てきます。

    ・アブダクター(巨大ロボ)が出てくる
    中々の大きさのアブダクターが出てきて、色々な部分を破壊できます。
    どんなに強い敵でもやり方次第でのたうち回せる事が可能なので上手くいった時の爽快感はたまりません。

    ・仲間を助けられる
    仲間に対して直接的に助けられる(防御力上げる。回復する)行為があるのが◎です。
    コレをゲーム内に組み込むのは中々難しい事だと私は思います。
    悪い点
    ・見た目のバリエーション
    良い点でカスタマイズを上げましたが、武器や服のバリエーション不足は否めません。アップデートで増える事を期待。

    ・服装の趣味
    中々個性が強い感じの服が多いです・・・。
    (男キャラクター寄りの服が多いかも知れません。)

    ・インターフェスの悪さ
    特に武器強化時に感じます。
    コレを武器に加えたいと思っても探すのに少し時間がかかります。

    ・敵の形の少なさ
    現時点では少ないかなとチョット感じます。戦闘の面白さに隠れてますが・・。

    ・チュートリアル不足
    自分で考えて工夫する事がゲームの面白みと思わない人には不足に感じるでしょう。

    ・エモーション・コミュニケーションが簡素
    改善されると思いますがインターネットプレイ時のエモーションやコミュニケーションが使い辛く簡素な感じ。

    ・雰囲気が大味
    コレは良い点でもあり悪い点でもあります。私的には好きな悪い点です。

    ・ストーリーやシステムに伸びしろがある事
    これも人によります。クリア時にすべてがそろってない人には悪い点です。
    私的には拡張できる部分が面白そうなので評価します。

    ・ゲーム難易度
    正直、後半はかなり難しいです。インターネット共闘を念頭に作ってるんだろうなと思う難易度です。これも人により悪い点だと思います。
    総評
    酷評が多いかなと感じつつ総評します。

    まず!悪い点でも書いてますがゲームをやるにでも、こうやったらいいじゃないかと創意工夫を出来る方を推奨します。
    アドベンチャーの延長上のアクションみたいな○ボタン押したら爆発して凄いなー的なゲームを望む人には向きません。

    このゲームの面白さは創意工夫にあると思います。
    また武器の強化はとても興味深く、ただ攻撃力を最大にするだけなら100%作る事が出来ます。そのほかの性能に拘るとランダムの要素が入ってきます。
    ただ、最大の攻撃力の武器をもってしてもやり方次第で戦況が激変します。
    強い敵に敢えて一人(アクセサリ伴に)で立ち向かって、仲間が他の強敵を倒してくれるのを待ってみたり、狭い路地では味方に被害が出ない様に敢えて壁際に追い詰められ茨で壁に張り付き攻撃を回避等戦いの中で自分のストーリーが展開でき燃えます。

    ストーリーやシステムに関しては確かに未完な部分がありますがアップデートで継ぎ足されていくんではないかなと予測します。伸びしろが多い分、色々想像できてワクワクします。
    (天獄 vs PTが変わるんじゃないかなってチョット思ってます)

    戦闘の緻密さは本当によく考えられていると思います。
    特に味方にアブダクターが登場しないのは私的には○です。大型ロボが戦ってる後ろで攻撃しても正直つまらないですからね・・・。
    8人対戦が実装後はアブダクターが登場するかも知れませんが、それはそれで面白いのかなと思います。

    兎に角、武器強化や戦闘の組立等考えられてるなーと思う部分を感じると伸び代に期待せざる
    を得ないのが今の現状です。
    色々な要素が組み合わさってのゲームですが戦闘部分に拘りが感じられる分、表面上だけで評価するにはチョット惜しいゲームだと私は感じこの点数を付けます。
    プレイ時間
    100〜200時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 4 3 5 4
  • アクション、フィールドのみ拍手 60
    • 投稿者:feeble(男性/20代)
    • 投稿日:2014/08/01
    良い点
    ・アクション

    「荊」を使う立体戦闘は操作が難しくなく、利便性が高いこのゲームの一番の利点
    武器は種類ごとのアクションの違いに加え、それぞれ個別に微妙に違うモーションという仕様で、武器ごとの個性も出ていていいと思う

    ・キャラクター全般

    自分が操作するキャラクター、パートナーとなるアンドロイドのキャラメイクが細かく、思い通りの見た目にしやすかったです
    NPCも適度な個性が際立ちつつも主張が丁度よいため、印象の悪いキャラは少ない
    むしろもう少し個々の主張があってもよかった

    ・BGM
    そこまですごいというわけではありませんがその場その場の雰囲気を作っているのは間違いないです、他のゲームとくらべても上位のできだと思います


    ・フィールドの作り込み

    戦闘エリアや拠点などの作り込みは素晴らしい、特に戦闘時のフィールドは適度に複雑で戦略的な戦闘の出来る環境で「荊」との相性がとてもよい
    そのせいかロードが長い、作戦中のロードで一時的にかたまるものの個人的には気にならない程度でした
    悪い点
    ・AIの調整不足

    このゲームを「クソゲー」にした主犯はAIだと私は思います
    人型キャラのAIが問題で、敵キャラは正確な射撃、移動しながらの攻撃、「荊」の使用、適度な回避、素晴らしいAIです
    このAIは敵のみに適応されていて、味方キャラは射撃のみ正確で、直立不動で射撃、「荊」は敵への攻撃手段と操作キャラが高台に移動した際の追従のみに使用、回避行動は一切とらないという残念仕様
    なぜここまで差をつけたのかがわからない

    また、味方には指示を出せるが効果がないか極端に従うかの二極化で味方の利便性は皆無
    例えば「集中攻撃」を使用してもバラけて戦っている
    「蘇生優先」にすると自キャラが倒れるまで突っ立ったままで攻撃しない
    そもそも指示を出してすぐに行動が切り替わらない、指示しても行動に変わりはないため、結局指示の意味はないともいえる
    調整不足というよりはテストプレイの怠慢としか思えない

    しかしそんなNPCがいなければどうにもならない難易度のため、プレイするつもりなら百歩引いて妥協するしかないのが現状


    ・ストーリー

    世界観を見事に壊すまさにフリーダムなストーリー
    監視社会という世界観はストーリー序盤でいきなり壊れます
    監視から逃れられる場所があるのはいいのですが、監視する側がそれを知っていて、その監視側までそこに来ているようでは監視しているとは言えないのではないか
    もちろんゲーム内の法律にかかると懲役が増やされたりするものの、時にはNPCからの私怨で加算されることもあるのははなはだ疑問
    エンディングも唐突で、結局自由を掴む戦いは自由を掴むことなく終わります、刑期が終わっても戦い続けます
    「変革」というキーワードがあったものの、その変革は起こることはありません
    かなりちゃちなストーリーというのが正直な感想です


    ・ボランティア(作戦)の少なさ
    薄っぺらなストーリーも含め、尚且つ作戦の少なさが加わり、より内容の薄さを醸し出します
    それを補うつもりだったのだろう後半の理不尽な難易度が追い討ちをかけます


    ・武器の強化、改良のストレス

    なら武器を強くして挑もう!と誰もが思うでしょう
    その強化がストレスを加速させます
    武器のステータスは完全にランダムで、上限下限は大きめ
    また、武器ごとのスキルがあり、それを改良で追加、変化させていくのだが、改良の結果はほとんどランダムで、使用する素材などの効果は一部を除きほぼ感じられない
    そもそも素材となる別の武器を選ぶ際も武器種ごとのリストから選ぶようにすればいいのに全所持武器を縦スクロールで選ばされる、もはや嫌がらせに近い
    また、最上位の武器の強化には不定期に配信されるオンラインコンテンツが必須、入手の手段がもっとあってよかったのでは?


    ・アップデートに頼っている点

    アドパ非対応、インフラ未実装、追加コンテンツを発売後すぐに配信、という未完成だということを認めるような商法にガッカリした
    余りに異常な難易度に、即興のアップデートが行われる始末、いかに作り込みを投げていたのかを製作陣は思い知っただろう
    今後アップデートの計画があるらしいがそれまでユーザーが息をしているだろうか?
    私はそれまで続けるつもりですが
    総評
    ゲームの素材そのものの良さは90点代、作り込みや運営の姿勢に30点、平均して60点でしょうか

    納期なのか上の指示なのか知りませんが、作り込みや調整段階で投げて売ったと思うほどの作り込みの浅さ
    これがこのゲームの魅力を根こそぎ奪う結果になっている

    今並みにのっている「狩りゲー」にTPS要素を入れて、狩りゲーとは違うジャンルを開こうとした製作陣のチャレンジには素直に拍手を送りたい

    しかし、完成度が低ければそのチャレンジも無駄といっていい、発売前の期待の大きさと完成度の落差は計り知れないといっていい


    それでも私はこのゲームのプレイを投げるつもりはない
    というのもやはり戦闘そのものは楽しいため、ストーリー中盤などの作戦で楽しんでいます

    アップデートで直せるところは頑張って治していければいいだろうし、無理なら次回作できちんと作り込みやテストプレイで完成度をあげるべきでしょうね

    本当にゲームの素材はとてもいいんです、それを生かしきれなかった製作陣にただただガッカリしたというだけです

    今後が楽しみなタイトルです、頑張って下さい
    プレイ時間
    100〜200時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 4 3 2 2
  • ソニーの本気が感じられる。ただし製作は… 55
    • 投稿者:namtab(女性/30代)
    • 投稿日:2014/07/30
    良い点
    ・グラフィックス
     GE2と比べて良い、という程度ですが、シームレスマップに味方8人+大型敵2体+人型敵3人という表示量を考えると十分でしょう。その分読み込み時間が犠牲になってますが…

    ・サウンド
     BGMは良くも悪くも特に気にならないレベル。

    ・ボリューム
     非常に少ないですが、武器種は少ない総数ながら少しずつ使用感が違うものが用意されており、GE2以上モンハン未満ぐらいのプレイスタイルはあります。特に銃器の種別は下手なサバゲーより多いのではないでしょうか。

    ・快適さ/運営
     アップデートに期待です。

    その他特徴
    ・茨
     ワイヤーアクションものは初なのですが、違和感なく楽しめました。
     特にみんなで張り付いたり、はたまた引きずり倒したりする共闘感は他にはない
     運動会的な雰囲気で非常に一体感があります。

    ・アクセサリ(下僕ロボ)
     実際は不満点が多いのですが、競合が無いためあまり気になりません。

    ・TPS&狩りゲー
     勘違いされがちですがメイン部分は『対CPUのサバゲー』です。
     武器作成の手順とかが狩りゲーなだけで。
     バリケードに隠れながらグレネードを投げ込み、怯んだ隙に「ごーごーごー!」できるゲームです。

    ・GE、モンハンと比べて…
     ・アイテム取得判定の共有が便利。小型敵に至っては撃破するだけで
      自動的に素材入手可能。
      それだけに、何故アイテムの取得方式が統一されていないのかが疑問。
     ・行動範囲となる拠点は広め。
     ・ミッションの種類や演出も多彩
      特に蘇生時は「タッチ&ゴー」なGEと異なり電気ショックのような演出が入り、
      体力ではなくMP的なものを使用して全快させるという合理的な仕様に。
     ・敵に張り付いて戦うというスタイルに関してはモンハンという生贄のおかげか
      一作目とは思えない完成度。
     ・武器を自由に2つ持ち込める。GEと異なり遠距離武器2個持ちとかその逆も可。
     ・大型敵がナマモノでない恩恵か、頭だろうが腕だろうが切り落とせる。
      手首から1つずつ切り落とすもよし、肩から一気にいくも良しというS嗜好だけでなく、
      隙の大きい武器をあえて残すなど戦略的にも面白い。
    悪い点
    ・グラフィックス
     上記の通り表示量の都合でしょうが、影がVITAゲームとしては汚いです。
     
    ・サウンド
     SEが全体的に軽い音なので銃器の音などは特に好みが別れるかもしれません。

    >世界観・ストーリー
    ゲーム中の演出、ムービー、設定、その他プロモーションと恐ろしいほどちぐはぐです。

    大雑把に言うと、ディストピア戦国時代が舞台。敵国と、何かとちょっかいを出してくる天上の国とのいざこざがメインなのですが…

    ・全国ランキングのためにプレイヤーを無理やり現実の都道府県名の国家に所属させます。
     ゲーム内に出てくる敵対勢力名との浮きっぷりが半端ないです。いきなり世界観ぶち壊し。

    ・『奪還』を謳っているためか、自国が一方的に市民やら下僕ロボやらを奪われる反面、
    こちらからは敵市民やら下僕ロボやらを奪う行為は一切できません。
    時折挟まるムービーでは自国も巨大ロボを持っているのに実際の戦闘では(実質)一切運用できません。ついでに、圧倒的戦力を持つはずの天上人の兵器は何故か敵国にやたら鹵獲されており、敵国はその天上ロボも積極的にけしかけてきます。
    もちろんプレイヤーは天上ロボの鹵獲はできません。バラして資材にするのがやっとです。
    そしてこれらはストーリー上一切説明されません。

    ・パッケージやOPムービーに登場する敵ロボと戦える時期が遅すぎる。
     正式ミッションとしての登場はクリア後のやりこみ要素という遅さ。
     つまりストーリーでは戦いません。
     仮にゲリラミッションで早期に会えたとしても勝負にならないでしょう。

    ・アクセサリこと下僕ロボの扱いも謎。
     OPムービーでは主人公との絆のようなものを感じさせる演出があり、
     実際プレイを進めていくとだんだんとデレてくるのですが…
     ストーリーには実質絡みません。序盤に不自由社会の象徴たる監視役として、
     あくまで機械としての面を強調され、出番は終了です。
     ロボ自ら管理者側に背く、と言った王道展開など無いどころかセキュリティ突破のために
     無慈悲に改造される始末。このため前述のOPムービーやらデレ要素やらがとても陳腐に。

    ・このゲームは武器の名前が異常に分かりにくく、とあるNPCが
    「たとえばSRはスナイパーライフルの略だよ!分かりやすいでしょ!」と教えてくれるのですがこの法則が成立するのはほんの一握りだけ。
    例えばEZ〜という文字で始まる武器が複数ありますがこれはなんと武器メーカー名の略称。
    武器メーカーとかファンブックで触れれば良い程度の説明を前面に押し出し、ご丁寧に個別の説明分ではメーカーの正式名を教えてくれます。そんな説明のせいでユーザーが知りたい武器の仕様の説明がスクロールしないと表示されないという誰得な事態になっています。
    そしてメーカー製武器をプレイヤーはどこかの空き地に建設した謎プラントで好き勝手に生産できます。メーカーとは一体。プラントとは買い取った工場なのでしょうか。
    ついでに、このゲームでは敵国も天上勢力も武器は共用です。
    つまり、みんなメーカー製の武器です。どういうことなの、と言う他ありません。

    とりあえず『懲役』を『兵役』に、『ボランティア』を『任務』に直して、敵を超科学の宇宙人1勢力にするだけで大分整合性が取れると思います。


    >チュートリアルの不親切さ
    ・上記の通り武器種が多彩で且つ茨も3系統、そして操作タイプも多数あるにもかかわらず、
     チュートリアル中は全部固定で、次はこの武器を使ってみましょう、的なものはありません。


    >ソニーの本気すぎる戦略
    ・中古対策のオンラインプレイチケットはもちろん完備。
    ・本体買い替えを促す執拗なボタン連打パート。それも○ボタン固定。
     アップデートでボタン長押しで代用化になった…はずが、ほとんど効果無し。
     頑なな意思が伺える。
    ・ちなみにVITATVならPS3コンなので連打も少し楽、買い替え費用も安く済む。
     公式ページではVITATVと一緒にソニー製TVもアピールする抜かりなさ。
     また、TVプレイを推奨するかのうような、キャラよりも小さな敵の破片(素材アイテム)や
     異常に見づらい砂嵐ステージ、小さすぎる敵の名前表記などなど。
    ・ブラウザ生産ゲーをこれでもかとリスペクトした生産・強化システム。
     これだけでも課金要素の温床として成立しますが、本当の狙いは恐らく
     「ランダム生産&オートセーブ」コンボによるリセット封じ、
     つまりデータバックアップのためのPSPlus加入の推奨が目当て。
    ・「髪や目など、体を構成するパーツは無料DLCにします!」
     (身に着けるものは服どころかメガネだろうがマスクだろうが有料!)
     ちなみに、発売後に配信開始された無料DLCはアンロック式。
     どうやら本当に有料DLCにするか決めあぐねていた様子…。
     アンロック式を知らない人ならアフターサービスと受け取れるところがGOOD。
    ・ソシャゲに倣った期間限定・イベントステージ制。
     これは課金要素ではないですが、結果として単なる出し惜しみ。
     このステージの素材でないと「作れない武器」どころか
     「既存の武器なのに強化が途中でとまってしまう」ものが存在。
     もちろん、何かの理由でPSネットが停止した場合これらの素材が入手できないという事。


    総評
    個人的に一番の謎はこの内容でゴーサインを出した責任者がいるという事実なのですが、
    統一性のない設定や用語、自己満足な説明文などよほどスタッフ間の仲が悪いのでしょうか。
    とにかく開発環境に不安が残りますが、ユーザーとしては出来る限り良心に則ったアップデートを期待するしかないでしょう。

    ただ、これでもかと盛られた課金要素に関してはソシャゲがウハウハ言ってるこのご時勢に
    年単位の時間と億単位の金をかけたゲームを完璧な完成度で売り切り、なんてやってられるかコンチクショー!となる気持ちが分からなくもないんですよね…
    業界恒例となった完全版商法も、初めからタイトルにバージョン1とか、もしくはストーリー再録無し前提でエピソード1〜って入れるのはダメなんでしょうかね…それやるだけで発売後の心象が大分違うと思うのですが。

    素材や着眼点は悪くないのですが、ゲーム業界の問題点をモロに受けて濁ってしまったかわいそうな一品です。
    プレイ時間
    40〜60時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    3 3 2 2 2
  • 「変革」と「真の自由」は未実装 50
    • 投稿者:Moobii(男性/40代)
    • 投稿日:2014/07/29
    良い点
    ・歯ごたえのあるミッション&アクション

     操作に慣れてないとボコボコにされるけど
     荊の効果とかシステムを理解すれば
     EDまではたどり着けます。


    ・キャラが立ちつつ不快感のないNPC

     最近はインパクト重視しすぎて鼻につく性格
     (例えばPS●2)のキャラが多い中で
     バランスが良く共闘して不快感がありません。 
    悪い点
    ・タイトル通り「変革」も「真の自由」もないED

     序盤で期待をあおっていたこの言葉、全く達成されません。
     主人公が空気と揶揄された無印ゴッドイーターの方がマシな話。


    ・アクションが苦手な人には過酷な報酬制度

     ボランティアに失敗すると全部アイテムが没収されます。
     後半のボランティアでは長時間戦闘した挙句失敗した場合の
     精神的ダメージがスゴいです。

     恩赦ポイントも最初の1回だけドンともらえて
     2度目からはショボいポイントしかもらえないと
     立ち止まることを許さないシステムです。
    総評
    1回、世界観を知るために寄り道して36時間
    データを破損して1から飛ばして14時間でED達成しました。
    平均して25時間、開発側の平均クリア時間と同じです(笑)


    クリアできるまで諦めない根性がある人なら
    EDまで行けると思います。

    クリア後の理不尽難易度ミッションも
    武器やブースターを鍛えればヌルくなります。


    問題はアクションが致命的に苦手な人や
    負けても何かしら恩恵が受けられるようなゲームを好む
    カジュアル層にはキツいともいえる難易度。

    ボランティアに失敗しても「プレイ経験」だけでなく
    少しはゲームアイテムの恩恵もあったほうが
    間口が広がっていい気がします。
    プレイ時間
    40〜60時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 3 2 2
  • 荒削り感が否めない 50
    • 投稿者:D-D-DOM(男性/20代)
    • 投稿日:2014/07/28
    良い点
    ■「荊」
    「荊」による高速移動、敵へのダイブアタック、引き倒しなどによる高速かつ快適な戦闘が可能。また「荊」を打ち込む事による味方の蘇生が地味に役に立つ。「荊」ゲージは多すぎず少なすぎず、無双的な立ち回りはさせない絶妙なバランスと言える。アクションのキモである「荊」を十分に活かせていると思う。

    ■キャラメイク
    髪、顔、身長、手足胴などの長さ、カラーリング、声などの要素を組み合わせてキャラを作る。ストーリーを進めるとカラーバリエーションや服装、デカールなどを増やして行くことができる。キャラメイクが可能なゲームではトップクラスの自由度。また、主人公とアクセサリ(主人公と行動するアンドロイド)の2人をキャラメイクできるので、パターンで迷っても2通り作れる。キャラメイクで、いい意味で迷う。

    悪い点
    ■ストーリー
    ディストピア的な世界観は好みだが、ディストピアが機能しきれていないと解釈してもご都合主義と感じる所が多く、突っ込みどころがある。また、ストーリーの尻切れ蜻蛉感が強く「あれ、今ので終わりか」となる。2倍とまではいかなくとも1.5倍くらいは欲しかった。

    ■戦闘
    対人戦においては、ある武装が異様に強く、一発でも当たるとそのままハメ殺される。また、ラスボスや一部ミッションの攻略法がかなり固定化しており、攻略法を知らない初見ではほぼ確実に蹂躙される。プレイヤースキルや装備の強さでどうにもならない場面があり、ストレスが溜まる。

    ■AI
    アクセサリや味方の射撃精度が高く、対人や対小型に非常に強いが、避けられる攻撃を避けない、突っ込んですぐ死ぬなど、かなり馬鹿である。ただし、主人公以外に(アクセサリ含めが)7人が同行する為、あまり利口にしすぎると難易度がダダ下がりするので、どちらかというと調整不足と言えるかもしれない。

    ■武器
    武器ごとにモーションが違うため、使い勝手によって固定化され実質2〜4種くらいしか使わない。また、属性の概念や色違いがあるが武器種は非常に少ない。(大別6つで、1つ当たり武器種は5種程度。)
    総評
    面白いが、手放しで人におすすめは出来ないというレベルである。
    とにかく、調整不足や荒削り感が否めないゲーム。例を挙げるとすれば、
    ・いくつかのミッションではクリアが全くできず、攻略方法を検索してなんとかクリアできた一方、手間取らずに楽々クリアできてしまうミッションもある。
    ・武器によってはダメージ効率が悪く動きも遅い為死に武器化する。
    ・上記の敵・味方AIのバランスの悪さ、戦闘の調整不足。

    アクションゲームとしては楽しいが、細かいところで悪さ・粗が目立つ。
    ただ、公式でもアップデートに力を入れており、オンラインマルチプレイなどが今夏アップデート予定であるなど、今後のアップデート次第でクオリティが左右されるようにも思われる。
    良くも悪くも今後の動向しだいと言える。
    次回作が発売されるなら、失敗を活かしてきちんと磨き上げた物を作ってほしい。
    プレイ時間
    60〜100時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 3 3 2 2
  • もうすこし調整すれば神ゲーになりそう 80
    • 投稿者:Crow(男性/20代)
    • 投稿日:2014/07/27
    良い点
    ・世界観
    自分が買った理由です。
    完全に管理された市民とそれを守るための咎人という世界観にとても惹かれました。

    ・グラフィック
    良いです。PSPのGEBもやりましたが、レベルが一つ上がっている感じ。GE2より少しステージ広がったかな…。

    ・茨の操作が楽しい
    このゲームのメインといってもいいほどの茨
    とても一朝一夕では遊びつくせないほどの用途があります。
    三種の茨があるのですが、ミッション前にその種類を変えられるのもよい要素だと思います。

    ・武器の選択肢が広い
    近接武器は溶断可能な小剣に限られますが、銃器に関しての選択肢はとても広いです。
    したいこと(対人、対アブダクター)に応じてミッション開始前に武器を変えられるのも優しい仕様だと思います。

    ・アクセサリ
    アクセサリのカスタマイズがかなりの自由度で可能です。PVにもありますが、ボイスを作れるのは本当に楽しく、調整していて時間泥棒を食らったことも多々あります。
    SR持たせて蘇生重視にしていると、サバイバーつけてればたいてい間に合ってくれます。

    ・味方NPCについて
    割とアホなAIを積んではいますが、使えないほどではありません。むしろこの人たちがいないと高確率で詰みゲーと化します。
    ちゃんと蘇生重視や、散会、対人重視などに臨機応変に切り替えていくと、とても優秀なNPCだと思います。

    また、インフラの整備が来るらしいです。対人を熱帯できるようになったり、協力ミッションを複数人でできるのは少し楽しみでもあります。
    悪い点
    ・ストーリーが未完結
    あの形でストーリーが終わるのは理不尽。無料DLCか要素追加続編がないと納得がいきません。

    ・世界観がもったいない
    せっかくの刑期加算システムなのに、第四権限を越えたあたりから基本的にストーリー加算以外の刑期加算がなくなります。残念
    それに、序盤で監視者であるアクセサリを黙らせることが出来るようになるので、ストーリー上それはどうなの?と感じました。

    ・敵NPCについて
    アップデートで大分軟化しましたが、敵NPCの神AIMと速射はえげつなかったです。SRを持ったアクセサリ、あるいは敵咎人がいるだけで一つの通路を封鎖された気さえしました。

    ・敵アブダクターについて
    普通のアブダクターは問題ないのですが、アップデート前のラスボスには嵌め殺しを食らいました。天獄アブダクターの強さがほかのアブダクターに対して図抜けてい過ぎる気がします。また、アブダクターの種類が圧倒的に少ないです。
    汎用二脚、四脚、砲撃二脚、四脚、と天獄3種のみと言っても差し支えないレベル。後は属性のみです。
    この狩りゲーブームのもとになったゲームと比べると圧倒的に少ないと言わざるを得ません。GEにくらべても少ないでしょう。

    ・武器について
    遠距離武器はまだしも、近距離武器は選択肢がありません。
    対アブダクターは溶断できる小剣以外はあり得ないし、対人は火器でなんとかなります。一度だけ、多人数を一人で相手しなければならないミッションがありますが、その時でも隙の少ない小剣か、ダメージモーションの継続する火炎放射器のほうが楽だと思いました。
    武器モーションもかなりもっさりとしており、相手のヒットストップが長く感じます。
    また、このゲームの武器には、一定確率で付与される特殊効果のモジュラーというものがあります。
    ただ、アイテムである程度指定できるとはいえ、かなり運の要素が強いです。正直言って強化した武器がごみに変わる瞬間はかなりきついものがあります。PCでセーブデータのバックアップを取ることで回避している方もいるようですね
    ちなみに、店売りの武器は最終強化までいけません。ドロップ武器を見つけるか、ランクアップを目指しましょう。

    ・任意ミッションが少なすぎる
    せっかくの狩りゲーなのに任意のミッションが足らない為、多人数でやれるミッションが限られてしまっている気がします。しかもストーリー上刑期を減らすために任意にも手を出すため、結局一度はクリアしてしまったようなミッションを多人数でやることになるのかと思うと、ちょっとなぁ…という気はします。

    ・武器のモーション
    固有のモーションがそれぞれの武器にあるのですが、ジャンプからの攻撃や、ダッシュ攻撃は統一されているため、差別化に失敗している気がします。

    ・操作
    操作の方法が意外とやりづらいです。初期の茨タイプだとダッシュ攻撃がうまく使えない為、そうそうに変えてそちらに慣れることをお勧めします。

    ・ハード的な問題
    ロードが割と長いです。スペックとあのグラフィックを見るに、仕方ないのかな…とも思います。

    ・洋服
    少ないです。課金でもいいので、服を増やしてほしいです。かわいい服とか、かっこいい服とか、世界観会わなくてもいいのでとにかく。アクセサリに着せたいんです。
    総評
    ゲーム性は高く、とても強いアブダクターでも初期ドロップの武器でどうとでもなるようなシステムに好感を持てました。
    アブダクターにはですね。基本対咎人戦は逃げ回ってました。銃器を持っている敵咎人、アクセサリには自分では勝ち目がないので、味方NPCとアクセサリのSRに任せて、自分はアブダクターを狙っている…みたいなことが多かったです。

    いわゆる「死にゲー」死んでそのミッションのクリアの方法の糸口を探すようなゲームなので、ミッション失敗した時にばねにできるくらいの寛容さが必要かと思います。一発クリアが当たり前のゲームがやりたい方は買わないほうが吉です。
    自分は一番初めのバージョンで全部クリアしたため、現在のバランスがよくわかっていませんが、今は難易度の下方修正が入ったため、かなり楽になっていると思います。
    それでも初期の難易度でバッタバッタと一撃死技を繰り返す相手を倒した時の達成感はひとしおのものがありました。

    理不尽な難易度だったのは認めざるを得ませんが、クリアできないほどではないというのが個人の感想です。正直これが難しいって方にはそっとスペランカー先生をお渡ししたいです。(テンテレンテレンテレンテテンテンテン)

    フルカスタマイズしたアクセサリが奪取されたときの焦燥感は本当にほかのゲームでは味わったことのないもので、新鮮でした。ありがとうございますと言いたいです。

    総じてシステム、世界観、アクション要素ととてもレベルの高いものがそろっていました。久しぶりに悔しい思いをさせていただいたので高評価です。倒せて当たり前はほんとうにつまらないですから。
    プレイ時間
    60〜100時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 4 1 2
  • Vitaの代表作になれた(かも) 45
    • 投稿者:n*m(男性/30代)
    • 投稿日:2014/07/23
    良い点
    ・世界観・設定
    初期の女神転生シリーズを思わせるようなディストピア、管理社会が魅力的。
    勿論ゲーム面にも関係していてその反映の仕方が斬新。
    体験版での「数歩歩いただけで刑期が追加」なシーンで惹かれて買いました。

    ・アクションの面白さ
    ハンティングアクション+TPSの融合が上手い。近接と銃の切り替えにほとんど隙が無、スタイリッシュに戦うことも出来てカッコイイです。
    TPS、FPSの経験は多分必要ないんじゃないでしょうか、初心者でも上手く入れるバランスだと思います。

    ・荊アクション
    最初は難しいが慣れてくると建物から建物へ立体的にピュンピュンと移動できて楽しい。
    荊の種類による強弱バランスも良い。

    ・グラフィック
    綺麗ですです。Vitaの中ではかなりハイクオリティなのでは。GE2と比べてもフィールドの広さと表示オブジェクト数を比べてもかなりの進化を感じます。
    ただそれ故の弊害も……

    ・アクセサリシステム
    所謂「お供」システムなのですが、カスタマイズ幅が広く特に音声編集はすごいです。
    これをいじるだけでも楽しいです。
    悪い点
    ・ぶつ切りなストーリー、世界観が台無しな描写
     ストーリーがとても中途半端なところで終わります。製作の都合で間に合わなかったのか、それでなくも最初から続編、DLCを匂わせるような終わり方です。
     折角のディストピアな世界観も割と早い段階で軟化していきます。思ったよりかなり自由です。世界観に惹かれて購入しようとすると期待はずれかも。

    ・敵・ミッションの種類が少ない
     多くの方が言うように敵の種類はかなり少ないです。人型の敵は武装を変更してくるので多少攻撃のバリエーションは変わりますが、中心となる行動はほとんど変わらず、別の敵と戦っているという感覚はほとんどありません。
     また、敵の数が少ないことに伴いミッションの数自体も少なく作品全体のボリューム不足を感じます。
     ミッションの趣旨も中盤までは味方の護衛・領地争奪戦・深部到達とそれなりにあるのですが、終盤はほとんど撃退オンリーでワンパターンです。
    さらにその撃退ミッションでも「目標のみを倒しても可」と言われているのにも係らず、結局エリア内の敵を全て倒さないと目標の敵が出現しない、といった意味のないものもあります。(勿論「狩りゲー」なので最終的にはそこに行き着くとは思うのですが……)
     ミッションを失敗すると手に入れた素材全てを没収される仕様も、20〜40分近くかけた上に後述する様々な要素を交えて考えると……

    ・武器全般について
     銃器類は普通のアサルトライフル、スナイパー、ショットガンとよく見るものから火炎放射器にビーム照射砲からクモの巣発射機とかなりバリエーション豊富でどれも個性がありますが、近接武器は三種のみと少ないです。
     三種といっても武器によって攻撃モーションがそれぞれ違うので実際には3×3で9種ほどあるのですが、ジャンプ攻撃やダイブアタックなどの一部アクションが共通で完全に差別化できているわけではなく、中途半端です。
     また、銃器と近接武器のバランスが現状では悪いです。近接武器は多段ヒットし一度の攻撃で多くの部位を同時に攻撃出来るのが強みなのですが、3種とも全体的に振りが遅くキャンセルを受け付けるタイミングもほとんど攻撃を出し切った後でしか無く、近接攻撃を繰り出すリスクがとても大きいです。
     よって、敵がダウンして近接チャージ攻撃を叩き込むチャンス!という場面でも銃器で頭を狙い続けたほうが安全でダメージ効率も伸びる、なんてことも多いです。

    ・武器製造全般
     このゲームでは生産にリアルタイムが必要です。アイテムを使用することで時間を短縮することも出来るのですが、果たしてこのシステムは必要だったんでしょうか?この点については一切の擁護できる点無く悪いところだと思います。
    ハック&スラッシュ的要素も強いこのゲームにおいては、このリアルタイム消費生産が後述のモジュラーシステムとオートセーブ機能と合わさり、よりストレスを強います。

    ・武器改良
     「モジュラー」という武器ごとの特性がこのゲームでは存在し、同じ見た目で全く違った性能を出せるという、まさにハック&スラッシュの醍醐味といったシステムがあるのですが、このシステムのランダム要素があまりにも強いです。アイテムを追加することである程度の方向付け、と言うより制限も出来るには出来るのですが……
    やはりオートセーブと相性が悪く、何時間もかけて作った武器が台無し、ということも。

    ・武器強化
     なんと購入時そのままでは最終段階まで強化出来ない武器があります。何故かと言うと強化に必要な素材を落とす敵がいない為です。素材を落とす敵は期間ごとに区切られて出現するアナウンスが公式から流れるのですが、その期間を逃すとまた次まで待たなくてはなりません。
     さらに一部回収素材の入手条件がかなりランダム性が高く、難しいです。ミッション終了時に「天罰ミッション」が起こることがあるのですが、このミッション中に低確率でしか拾うことが出来ず、そもそも天罰ミッションが起こる確率自体かなり低いためです。

    ・ゲームバランス
     やはり一番の問題点はここでしょう。まず、多くの方が挙げているような敵人型NPCの強さです。正確なエイム、無制限マガジン、無限沸きに非常に高い攻撃力と、クリアまでに至って大型の敵よりこちらに苦戦した回数の方が多いと記憶してます。人型NPCには特殊な補正もかっており、いくら武器を強化しようとこちらから与えられるダメージが序盤終盤と変わらず手早く始末するのは難しいです。
      
     このゲームには起き上がり無敵時間、味方に対するダウン値蓄積が存在しないため、所謂ハメ殺しが頻繁に起こります。(というよりほとんどの死因がこれでしょう)敵の攻撃も持続時間が長く、とんでもないホーミング性能をしたものを多用してきます。後半になると一部屋にとにかく多くの敵を詰めとけ、といったミッションもこれに拍車をかけます。
     被ダメージを減らす手段が限られている上、防御アクションそのものが存在しないため、必然的にドッジと荊アクションで回避するしかないのですが、ドッジは回避距離が短く、無敵時間もほぼ無し(パッチで一応延びた)、そして一番の問題がドッジ中の「すりぬけ」が無く、ドッジしたけど敵の体や味方に当たり結局的の攻撃範囲から出られないことです。荊アクションに関しても決して万能でなく、荊を射出する、といったワンクッションが入るので
     敵のヘイトもプレイヤーに対して高すぎるような。もちろん一番効率よくダメージを
    与え続けているプレイヤーにヘイトが集まるのは仕方ないし、ある程度こちらを狙ってくれないと面白くないというのもありますが、こちらが死んでも狙い続けてくるのは……

    ・味方関連
     攻撃面では相当頼りになります。分断して戦っていると勝手に片方倒しちゃうくらいです。
     ただ、全体的にかなりお粗末なAIをしています。敵と同じくらい味方にストレスを感じることも多いです。
    プレイヤーと同じく防御行動がないため、基本的にノーガードで敵の範囲攻撃は食らいます。プレイヤーと違い荊アクションも回避には使いませんし。

     命令の種類も偏っていて使いづらいです。また、命令の種類によっては本当に融通が効かないです(「蘇生重視」を選択すると敵が目の前にいても一切攻撃しなくなる、「集中攻撃」なら周りに味方が倒れていようと一切無視、など)。
    GEシリーズと違い分断する際も命令の大まかさからどうにも運任せになってしまうことが多いです。
     こちらがダウンした場合の挙動もひどいです。そもそも蘇生可能時間が非常に短く設定されていることも悪いのですが、
     例を挙げると、のろのろ歩きながら近づいてくる、回避行動を取らず、敵の射線に入ってきて自分も死ぬ、目の前でリロードを繰り返す、プレイヤーよりアクセサリーを蘇生を優先する(アクセサリー→プレイヤーという二度手間、そもそも普段はほとんどこちらのアクセサリーの蘇生はしてくれないのに)、敵に引っかかって迂回行動をとらない、走っていたのにこちらに近づく直前に歩き始めるなど、キリがありません。

    ・操作性
     TPS部分と荊アクション、カメラ操作の兼ね合いからか操作タイプが沢山用意されているが普通にキーコンフィグさせてくれれば良かったのでは。

    ・ロード
    そのグラフィクの美麗さ故か、一回のロードがやや長く感じます。敵の増援時には必ず一瞬止まりますし、メニュー画面でも武器等の数が溜まってくるとスクロールする際
    やや重い感じがします。
     ストーリーを進める上で移動が多いためロードの回数自体が多いのもこれを感じさせる原因かも。(自室⇔アイテム屋の移動が直接出来ない、とかも)

    総評
     そろそろ発売から一ヶ月という事でレビューします。
    開発がGOD EATER等のSHIFTということで期待して購入しました。
     
    全体的には無印GOD EATERを思い出させるピーキーなゲームバランスですが、「高難易度」と言うより「理不尽」です。
    その理不尽さはほとんどテストプレイをしてないのか、GOD EATERシリーズで培った「狩りゲー」に対する経験が全くフィードバックされてないなぁと感じるところも多いです。


     個人的にはインフラの導入よりもゲームバランス(というより起き上がり時の無敵時間のの導入でほとんど解決する気もしますが)の改善を急いで欲しいです。現状インフラを導入してもやるミッションがほとんどない感じでもあるので……
    それに今のバランスでPvPなんてやったらとんでもないことになりそうです。

     苛立ちながらもなんだかんだ毎日やってしまう面白さ自体は確実にあります。
    悪い点の方が圧倒的に多くなってしまったのですが、かなり魅力的な要素も多く、他の方も言う様にもしかしたら所謂「神ゲー」になる下地は多分に含んでいると思います。
    自分ももし続編が発売されるのなら確実に買ってしまうでしょうし。
     
     体験版のタイミングなど「大人の事情」を感じさせることも多く、完成に際して低い評価が多いのもまた納得できます。
     SHIFTさんはユーザーの意見をしっかり反映してくれると思うのでアップデートに期待です。

    点数は期待とガッカリ色々入り混じった感じでしょうか。値段から考えると現状ちょっとガッカリかも。
    プレイ時間
    100〜200時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 1 4 1
  • 顔が綺麗で体つきも良いが、頭が空っぽで性格が悪い 45
    • 投稿者:Soylent(男性/40代)
    • 投稿日:2014/07/18
    良い点
    ○世界観設定
     ここからどんな話が広がるのかと期待させてくれる。
     上手く差別化が図れている良い設定だと思います。


    ○茨システム
     茨を使って飛び回るのは楽しい。前面に押し出すのも納得。
     「自分から離れている何かに瞬時にアクセスする」楽しさと言うのは味わえます。


    ○TPS(シューティングゲーム)としては思ったよりちゃんと作られている。
     拡散率、集弾率、有効射程等のシステム的な部分から、操作感まで
     思いの外ちゃんとTPSしていて嬉しい誤算でした。


    ○アクセサリ(プレイヤーのパートナー)の音声システム
     プレイヤーが入力した文字列を応答に設定でき、抑揚からアクセントまで
     結構細かくいじれます。欲を言えば…という部分はありますがよく出来ている。


    ○溶断など部位破壊システム
     消化しきれなかった感はありますが、序盤は楽しかった。後半は苦痛。
    悪い点
     とにかくストレスが溜まります。

    ●世界観設定……をぶち壊すシナリオ
     違和感を挙げたらキリが無いのですが、
     超監視社会と言いつつぬるい。プレイヤーにぬる過ぎる。
     序盤から建前をぶち壊してくれるので、その後置物としてマップに登場する
     「悲惨な状況に置かれているであろうNPC群」とのギャップに
     気持ち悪さやある種の恐怖を感じます。

     NPC達も
     「封鎖された禁止地区に侵入?OK手伝うよ」
     「お前ら違反しただろ!分かってんだぞ!まぁいいけど!!」
     みたいなノリです。(正確にこう言っている訳ではないですが)
     もうこの世界観設定、要らなかったんじゃないでしょうか。

     挙句「スタッフロールは流れたけど終わってないよ?」的な事を匂わせ、
     まだ全く何も解決してないし謎も解かれてないし続くのかなーと思いきや
     どうやら後はただの水増しなようで再度ガッカリ。


    ●戦闘システムと、操作する上でのVitaとの親和性の無さ
     「射撃」と「茨」は共に、移動・照準・発動を同時に行えて初めて
     真価を発揮しますが、ボタンの都合上それが出来ない。
     PS3ならL2/R2が存在するので何とかなっていたかも。


    ●近接戦闘が楽しくない。
     基本的にもっさり。攻撃を開始してしまうと方向転換がほぼ利かず、
     攻撃後回避に繋げられるまでの操作不能時間が長い。
     
     武器種もビックリするくらい少なく、
     NPC専用武器(固有モーション付き)まである始末。
     プレイヤーに使わせる気はないのか、後で課金で買わせるつもりなのか
     ただでさえ武器種が少ない中この仕打ちには流石に閉口します。
     
      
    ●敵
     ボスは種類が少ない。と言うかギリギリ片手で数えられないくらいしかいない。
     また、ボスの攻撃は見てから避けられないものがある。
     どうしても攻撃を食らいたくなかったら壁にずっと張り付いてるくらいしか
     無いのではないでしょうか。(離れて走り回ってる程度では余裕で食らう)

     ザコはすさまじい勢いでプレイヤーにストレスを与えてくれるという意味では
     このゲームの核かもしれません。
     戦闘中突然真後ろに沸き、振り返る間も無く即死させられたりします。
     
     味方AIよりよっぽど上手く立ち回る上にとてつもない攻撃力なので、
     プレイヤーがザコ掃除→味方を蘇生→ちょっとボスを攻撃するとザコが湧く→…
     NPCの介護するのが大好きな人なら楽しいのかもしれません。
    総評
     買った事を後悔しているか?と言われれば、
     ギリギリ後悔していない。と言う感じ。

     友人に勧めた事を後悔しているか?と言われれば、
     後悔してます。



     衣装、武器、敵、シナリオ、その他諸々ボリュームが少な過ぎるのも痛い。
     とは言え売れるかどうか分からない中、そこはギリギリのラインだったのかな
     とは思います。(よく出来ている部分もある為)


     テストプレイしたの?と言いたくなる部分も多いですが、
     楽しんでプレイ出来る部分もまた多かったです。


     今から買おうとする人がいれば「続編が出てからでいいからやめろ」と言いますが、
     その言葉の通り、続編が出れば私は買うでしょう。


     本当に、良い部分と台無しにする部分が混ざり合った不思議なゲームだと思います…
    プレイ時間
    40〜60時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 1 1 1
  • 1から作り直しましょう。 20
    • 投稿者:MAKI(男性/30代)
    • 投稿日:2014/07/18
    良い点
    ・素晴らしい世界観
    資源が枯渇した未来。ディストピアを描いた世界。
    刑期設定、ボランティア、アクセサリー。
    VITAのグラフィック性能で見事に描写している。
    悪い点
    ・ボリューム不足
    これが一番酷い。
    二足・四足・コウシン・○○○(ネタバレ)・○○○(ネタバレ)しか大型ボスがいない。
    武器も異常に少なく、色違いでかさ増ししている。
    ストーリーもすぐ終わる。
    何年もかかって作った割にお粗末。

    ・面白くない作業的難易度
    上記の通り、敵が少ないので戦闘自体が飽きてくる。
    難易度が上がると敵が硬くなって即死攻撃を連発、雑魚を大量に配置、無限湧きさせて事故死させてくる。
    クリア自体は試行錯誤でどうにかなるが、それが面白いとは感じない。

    ・味方AIの馬鹿さ
    事故死の後、味方が蘇生させに来て死亡、全滅などよくあるパターン。
    こちらの死体の前で敵を撃ち続けて蘇生が間に合わないなども勿論有る。(蘇生優先命令中)

    ・ストーリー
    まぁ、糞です。ネタバレになるので詳しく掛けませんが、消化不良、意味不明、糞。
    総評
    残念。
    製作者の慢心が産んだ、残念ゲーム。
    ボリューム不足、ストーリーのぶん投げ、製作者の言い訳。
    この製作者の作品はもう買いたくないな、と思うような出来でした。
    難易度自体はユーザーの腕でどうにかなりますが、苛々する内容はユーザーの腕ではどうしようもありません。
    正直、アップデートするより1から作りなおしたほうが良いと思う作品でした。
    プレイ時間
    40〜60時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 1 1 1
  • 台無しになった一作 20
    • 投稿者:ぱっしぶ(男性/30代)
    • 投稿日:2014/07/17
    良い点
    【魅力的な世界観】
    人類ほぼ咎人の退廃的世界でお好みのアクセサリとレッツ貢献!
    天獄による略奪と諏訪部ボイスのライバルっぽいキャラがカッコいいだろ!?ギャキィ
    きっと波乱に満ちたミッションとストーリーが待っている事でしょう!!
    【立体機動アクション】
    このゲームのキモとなる茨による3次元移動アクションは縦横無尽で
    今までにない狩りアクションゲームを提供してくれます
    (が、ステージが中々単調でスカスカで使いまわしばかりで実際茨を駆使して
    複雑なステージを移動することなんてありませんがね)
    【オンライン順位対抗】
    日本全国47都道府県をパノプティコンという組織に見立てて
    47勢力で競うシステムは中々魅力的
    加えて、個人の貢献順位も今後実装予定なのでこれも注目できる
    地元勢力がミソッカスでも泣かないで貢献してあげて頂きたい
    悪い点
    【第一部だけ完結】
    この作品は正直ストーリー・システム共々未完成品です。
    正直このソードマスターヤマトの如き端折りっぷりはプレイしてみないと分からないと思う。
    アップデートがあるとして第二部はいつなのか?一体何部構成を想定していて完結はいつなのか
    そしてそれらは果たして何処までが無料有料なのか
    ロードマップも一切なくそれすら現状では明かされてない以上
    これは開発者の誠意の欠片も無い未完成品と評価せざるを得ない。
    【湯水の様に涌く資源無限の敵兵】
    世界観設定を無視し継戦力∞と表記され涌き続ける敵
    資源枯渇とはなんだったのか。一体何故敵だけ∞戦力を従えるのか。
    これはゲーム的に一定の難易度を保つ為であろうが、
    こういうゲームでの戦術はテクニックを駆使し本丸を重点攻撃しクリアするか
    チクチクと時間をかけても雑魚を根絶やし敵を分断し戦略的にクリアする等いろんな遊び方が
    出来ていい筈であろうに、このゲームにはそういった自由な戦略性は許されない。
    何がフリーダムなものか。
    開発の想定どおり、チクチクと短間隔でリスポーンする雑魚を機械的に処理しつつ
    淡々と本丸であるアブダクターを崩す遊びしか許容されない。
    しかも目標以外のアブダクターは再復活するミッションもざらである。賽の河原か!!地獄か!!
    しかも、しかもだ雑魚処理も含めて30分も40分も処理に
    時間を犠牲にした挙句、ミッションを失敗しようものであるなら
    入手した資源や武装など一切は漏れなく没収され
    「後に残るのは時間と使用したアイテムの喪失、そして疲労感」だけである。
    【戦闘システムの節々に垣間見られる不便さと理不尽さ】
    ターゲッティングを動かす操作があるのは良いが、別の敵にズレることがあり不便。
    ミッション失敗時に、何も得ることも出来ないにもかかわらず
    リザルトが3回表記され不便。
    操作設定の詳細を決められないのが不便。
    味方が避ける事を知らないレベルで死ぬのが理不尽。
    敵のエイムは超反応かつ、視線切りなど物ともしない正確迅速。
    対してプレイヤー側には照準の補正などなく技術の差が酷い。
    敵戦力無限は流石に理不尽。
    戦闘時アイテムの所持上限がバランス悪過ぎる。
    味方のAIのあほさ加減にイライラ不便。
    【オンライン順位対抗の本当の顔】
    レッツ貢献と意気揚々とボランティアへ出向き資源を回収してPTに貢献しましょう。
    という、純粋な対抗戦だと思いきやその内情は
    生産プラントと呼ばれるアイテム生産システムに
    無限に生み出せる資源と廃材を掛け合わせて、それ以上の貢献価値を生み出せる錬金術
    いわゆる「工場長プレイ」による、ゲームシステムの穴を突いた生産ゲームである。
    おおよそ2〜5分毎に量産完成する資源を生産納品を繰り返せば
    普通にプレイすると何十時間もかかるような
    恩赦ポイントとGDDP(各都道府県の総資産)を短期間で湯水の様に得ることができる。
    片手間でも出来てしまうバランスブレイカーなお手軽錬金なので
    もうGDDPなんてもの信用できやしません。
    何のゲームだよこれ。
    【武装改良の際どいシステム】
    最大で10個の枠に特殊な効果「モジューラー」をつけられるが
    これがランダム性が悪い意味で非常に高く、アップ効果に加えダウン効果、
    モジューラーの消滅まであり骨が折れる。
    この罷り通らなさは有利になる課金物でも出す気なのだろうかと邪推してしまう。
    総評
    90点以上になるポテンシャルを持ちつつも
    未完成かつうっすいのストーリー面で30点減
    理不尽な面で20点減
    不便な面で10点減
    信用の部分で10点減

    本当にインフラも間に合わず、こんな状態で何故発売してしまったんだ
    という感想です。
    ここに書いた項目の幾つかがアップデートによりクリアされる事を祈るばかりですが
    果たしてストーリーの続きもいつになることやら。
    ロードマップぐらい示してくれればまだ誠意が見られるのに
    プレイヤーは現状不安と不満に悶々とするしかない。
    プレイ時間
    40〜60時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 4 2 2 1
  • 大型アップデートが待ち遠しいい良作 75
    • 投稿者:東方ぽん(男性/40代)
    • 投稿日:2014/07/14
    良い点
    1.溶断システム
    市民奪還時や敵武装を定点破壊したりと役立つ
    2.荊システム
    ワイヤーアクションのようで楽しい。慣れると高い機動性で動き回れる。
    敵に飛びかかったり、転ばせたりとチャンスを演出する立役者
    3.キャラクターメイキング
    新規固定ではなく、常時(開放時)姿形、性別が変えられるのは新鮮。
    4.自分の僚機(アクセサリ)の改造
    定型文だけではなく、自分のオリジナルの文章を読んでくれるので
    アクセサリに愛着が沸く。
    悪い点
    1.ゲームバランス
    味方トータル8人に対し、
    敵が大量(無限湧き)で武器火力が同等+エイムが鬼=蘇生が要
    1分に一回は味方を蘇生させる看護ゲームになる。
    2.通信
    上記の状態なので、味方をAIから有人にしたいがリアル集会が必要の為
    現状孤軍奮闘
    3.一部武器の優劣
    小剣より早く部位破壊が可能だったり、嬲り殺し武器があったり。
    4.大型の敵
    色違いと若干の性能違いを残してほぼ変わらない
    種類自体も多くないので、パターンを覚えれば作業になってしまう。
    総評
    荊やアクセサリの存在がほかのゲームと一線を駕す作品だと思います。
    ただ、現状ではシューティング初級者は難しく、熟練者の支援が受けられないこともあり、敷居が高い。

    通信接続さえ整えば、解消できる問題点もあるので
    早急な通信環境整備をお願いしたいです。
    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 4 2 5 4
  • 非常に残念 30
    • 投稿者:gatsby524(男性/30代)
    • 投稿日:2014/07/13
    良い点
    システムはゴットイーターを開発した会社だけに実績があります。
    特に応答音声セットと呼ばれるシステムは一品です。
    プレイヤーの好きな言葉を喋らせることができるのは画期的だと思いました。
    悪い点
    ライトユーザーは対象外的な難易度
    こういうfpsが得意な方には調度いい難易度らしいです。
    戦闘は達成感がなく、ストレスしか溜まりません。
    特に終盤の特定のステージは顕著です。
    某動画投稿サイトではこうすれば簡単にクリアできる・・・的なものもすでに出ていますがそんなのがでるくらいライトユーザーには苦しいです。
    努力すればできる! 工夫が足りないだけだ! 頑張れ頑張れいけるいける頑張れ気持ちの問題だってry
    的な言葉もきかれますが、
    そんなのは現実世界だけで十分です。ゲームにそこまで情熱はかけられません。

    総評
    このレビューの総合評価が低いことは初めは不思議でした。
    序盤はサクサク進むし不満なんて全然なかったんです。
    しかし中盤になるとレビューの総合評価の方が正しいことに気づきました。
    具体的には第6コード終盤あたりから特定のステージがとてもクリアしにくくなっていったんです。
    もちろん某大型掲示板とかtwitterとかで説明されているように装備をちゃんと整えてしかるべき戦術でいけばクリアできます。私も遅らせながらメインストーリーは終わらせました。ゲームデザイナーさんがそれについてコメントしたのも読みました。
    正直期待外れでした。
    現在フリーダムウォーズで不満を述べている人の多くは改善を望んでいたはずです。
    努力で乗り越えられる云々の言葉遊びを読ませられることではないでしょう。
    改善のパッチもでましたが泥縄的な対応です。
    素材はとてもいいゲームだと思います。こんなにゲームをやりこんだのは学生の時以来でした。それはこのレビュー欄をみても分かると思います。総合評価が低い割には一人一人がかなりの長文です。それだけこのゲームには期待していたんです。
    総評としては”期待作だっただけに残念”になります。

    プレイ時間
    40〜60時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 3 1 1 4
  • TPS(FPS)+ハンティングアクションという究極のポテンシャルを備えた意欲作 85
    • 投稿者:MMGames(男性/30代)
    • 投稿日:2014/07/12
    良い点
    ・VITAの基準を塗り替えるレベルの驚愕のグラフィック。グラフィックのクオリティはとても高く、お世辞でも何でもなくPS3と全く遜色のないレベル。それでいながら味方8体に大型の敵3体を当たり前のように描画しきってほとんどフレームレート低下を引き起こさない。

    ・非常に完成度の高いアクション。武器切り替えなどゴッドイーターの影響を強く受けているが、とにかくスピードが早いためプレイ自体は荒くなりがちなゴッドイーターと違い、敵の攻撃をしっかりと見極めて回避し攻撃を叩き込むモンハンに近いアクション。アクションのプレイ感覚は全く申し分のないクオリティで、モンハン、ゴッドイーター、ラグナロクオデッセイ、ソウルサクリファイス、討鬼伝、とこれまでプレイいてきた数々のハンティングアクションと比較しても随一。

    ・雰囲気良く作りこまれたディストピアな世界観。ディストピアといっても1984ほど抑圧された雰囲気ではないが、何かあればすぐに刑罰が加えられ、刑罰軽減のために戦いに赴くその感覚は実に独特のもの。また、権利解放などゲームシステムとしっかり融合できているのも素晴らしい。

    ・アクションゲームとして程よく構成されたストーリー。ストーリーの流れはシンプルで、いくつかの伏線を張りつつも基本的に単純に進行します。しかし演出とセリフ回しと引きの作り方が見事なため陳腐な感じは受けません。逆にこれ以上複雑なストーリーはアクションゲームには過大でしょう。そして何よりも厨二病度が素晴らしく高い。

    ・状況コントロールを重視した味方AI。味方AIはデフォルトでもそこそこ機能してくれますが、本作では味方AIに与えられる指示がとても豊富で、しかも指示に対する忠実度も高いです。優秀な味方AIに任せるのではなく、味方AIをコントロールしてミッションをクリアしていく醍醐味が味わえます。

    ・荊アクション。射出した場所に張り付くというシンプルなものですが、これがこれまでのハンティングアクションにはない圧倒的な立体感を生み出しています。慣れれば空中で何度も荊を出して攻撃を加えながら敵から敵に渡り歩いて行くなんてことも可能です。

    ・アクションの腕だけではなく仲間NPCのコントロールまで含めた総合的な戦略性が求められるミッション。バカの一つ覚えのようにモンスターに突進して斬りつけるだけではクリアできないのが本作のミッションです。ミッションのクリア条件を理解し、無駄な行動は抑え、仲間NPCをコントロールし、仲間NPCと一体となって勝利を掴み取るのが本作のミッションです。シングルプレイでありながらマルチプレイっぽい要素を組み込んだ実に意欲的なミッションです。これが一部ユーザーの間で理不尽難易度と言われている原因の一つでもあると思われる結果となっていることは大変に残念です。






    悪い点
    ・まず、基本的に本作の問題点は「説明不足」の一言に尽きると思います。それ以外は細かい不満を除けば十分に完成されたゲームです。

    ・全体に、いわゆるハンティングアクションとは違った攻略法が要求されるゲームであるが、そのことに対する説明が皆無。このゲームは難易度が理不尽なんてことは全くなく、抑えるべきところさえ抑えればメインストーリーは割と容易にクリアできますが、その抑えるべきところをまるで説明しようとしない。ローディング中に挿入されるヒントでははっきり言って不十分。もっとTPS(FPS)未経験者や、モンハンやゴッドイーターしかプレイ経験がない人、を想定したヒントをゲーム内でしっかり用意するべき。

    ・武器強化でレベル5を超えた武器が新武器になりレベル1に戻るためどの武器が強い武器なのかとてもわかりにくい。普通にレベル6として、レベル6になる時に強化先を選択できればそれでいいと思う。新武器がレベル6から始まるでも良い。また、種類が少し異なる武器が同じカテゴリに分類されてしまうため強い武器がわかりにくい。DPS表記など、武器の性能を客観的に表す指標が欲しいところ。

    ・武器強化に時間を必要とする。これは導入意図が全くわからない。なくすべき。

    ・防具の概念がない。ブーストアイテムはあるが、継続的に防御力を上げることはできない。これも導入しなかった理由がまるでわからない。見た目との兼ね合いかもしれませんが、それこそブーストアイテムがあるように見た目に影響しない防御力アイテムの設定なんていくらでも付けられるはずです。

    ・初作品にしては多いと思うが、やはり敵アブダクターの種類は豊富とは言いがたい。また、見た目の印象が同じすぎるのも問題。世界観的にもあの見た目でないとダメということはないはずでもっとバリエーションが必要。

    ・敵咎人の射撃精度がやや正確にすぎる。ほぼ完璧という有り様で理不尽と言われていることに一役買ってしまっている。

    ・起き上がり時に無敵がない。やはり理不尽と言われていることに一役買ってしまっている。導入しない理由がないと思う。

    ・蘇生がぎりぎり間に合ったように見えるにもかかわらず蘇生できないことがある。キャラが手を下げるモーションにはいった段階で蘇生は成功扱いとするべき。

    ・シューター操作において走る操作がX押しっぱなしとなっている。VitaのFPSのリファレンス的存在であるキルゾーンのような切り替え式ではない。X押しっぱなしでエイムしながら走るのは困難。走っている間は射撃できないとしても走ることすら難しくなぅている。

    ・本作は本場洋ゲーのTPS(FPS)操作を忠実に再現しており、射撃についても本場同様にロックオン系や自動追尾系の武器は用意されていない。いちFPSプレイヤーとしては満足できる仕様なのですが、多くの日本のゲーマーはロックオンや自動追尾タイプの射撃に慣れており、正確な狙いを必要とする射撃には慣れていません。威力が少ない、弾数が少ない、などのデメリットがあるもののロックオンや自動追尾するタイプの射撃武器を導入するべき。

    ・ストーリーは全く完結しておらず非常に中途半端な形で終わる。雰囲気が非常に良いだけにとても残念なところ。
    総評
    マルチプレイはやっておりませんのでシングルプレイでの評価となります。また、パッチ導入前にメインストーリーをクリアしていますので、パッチ導入前の状態での評価となります。

    日本が誇るアクションジャンルであるハンティングアクションと、西洋で超人気のアクションジャンルであるTPS(FPS)を融合するという実に野心的かつ意欲的なゲームです。そしてその試みは十分に成功しています。ここまで夢中になってプレイ出来たハンティングアクションゲームはモンスターハンターポータブル2G以来です。

    何より素晴らしいのはゲームのコア部分であるアクションが圧倒的に素晴らしいこと、色々なシステムが導入されており、今後の展開の自由度が非常に高いこと、現状で批判されている部分も全ては調整の話であり、ゲームの主要要素はどれも圧倒的に高いクオリティでまとまっていることでしょう。アクションゲームとしてのポテンシャルは間違いなく随一で、大化けする可能性があるどころの話ではなく確実に大化けする逸品です。個人的には他の狩りゲーをやる気が失せてきているほどです。

    ただし、悪いところに書きましたように、本作はユーザーに対してあまりにも「説明不足」です。本作はTPS(FPS)部分の比重がかなり大きい出来となっています。ベテランのFPSプレイヤーなら説明されるまでもないことであっても、本作で初めてTPS(FPS)に触れるユーザーからしたら理解不能であろう要素がたくさんあります。

    難易度は決して理不尽ではありません。それは私がメインストーリークリアまでの間での全滅回数が4回程度ということからもわかります。ほとんどのミッションは初見でクリア出来ていますし、2回めのチャレンジでもクリアできなかったミッションはありません。難易度だけならモンスターハンターポータブル2Gのほうが間違いなく上です。しかし、TPS(FPS)未経験者ユーザーにしてみれば、いきなりHALOのハードモードをプレイさせられるに等しいでしょう。ゲーム中でもっとヒントをしっかり出していくことが必要です。

    難易度低下パッチが準備されているようですが、この難易度あってこそのフリーダムウォーズだと感じているので安易な難易度低下だけはしてほしくないものです。何よりも他の狩りゲーが「みんなで和気あいあいと」狩りをするだけの、狩れて当たり前というものばかりになってきている中で本作の立ち位置はユニークです。難易度を調整するにしても安易な敵の弱体化ではなく戦略性の多様化を図る調整をお願いしたいですね。

    以下、僭越ながら詰まってしまった人へのアドバイスです。

    ・本作は権利解放を間違えると苦しくなります。コーディネートに使いたい欲望をぐっと抑えましょう。友軍武装、希少アイテム、武器プラント、ブースタープラント、が真っ先に権利解放するべき項目です。友軍武装は、ウーヴェ、マティアス、カルロス、が真っ先にあげるべきで、次にエルフリーデ、次にベアトリーチェです。他のキャラは出撃する機会はさほど多くはありません。それらに投入しきってから荊です。

    ・本作は射撃に重点がおかれており、しかも正確な狙いを必要とします。積極的に射撃を行いましょう。狙いに自信がない場合は爆風効果により多少ずれていてもダメージが入るミサイルランチャー系(AAWやナースホルン)がオススメです。

    ・本作の仲間NPCはお任せの全自動ダメージソースではなくコントロールして一緒に戦うものです。一人で独断専行していませんか? 敵アブダクターのところに仲間を連れて行く、あるいは敵アブダクターを仲間のところまで連れて行く、などにより一緒に戦う状況を作りましょう。また、仲間NPCに与える作戦の影響力はとても大きく、仲間NPCの行動をかなりコントロールできます。極端に言えば、仲間NPCが倒れたらすぐに蘇生重視に切り替え、仲間が仲間NPCを復活させたらすぐに集中攻撃に切り替える、それぐらいドラスティックに作戦はコントロールするべきです。デフォルトの各自判断でもそれなりに戦ってくれますがあくまでそれなりです。

    ・多少危険な状況であっても仲間が死んだときは直ぐに回復に向かうべきです。何故なら自分が死んだときに回復してもらえなくなるからです。とくにアクセサリは自分仲間とわず仲間NPCが回復しようとしない傾向にあるので積極的に復活させましょう。

    ・回復の荊を持つ仲間NPCの近くによると体力を回復してくれます。近くによらないとダメです。遠くで一人で戦っていても自分の体力が減ると仲間NPCが助けに来てくれるほど本作は親切ではありません。とくにマティアスは服装も緑で判別しやすいので体力がやばくなったらマティアスの近くまでダッシュしましょう。

    ・荊は防御性が扱いやすいです。何故なら、軽くタメて発動するだけで自分自身を含む周囲の味方の防御力が上がるからです。時間があるたびに荊で防御力をあげておくと生存率が確実に向上します。

    ・ドラッグダウンは敵をダウンさせるためよりも敵の注意を自分に引きつけるために使います。ドラッグダウンを仕掛けられた敵はほぼ100の確率でこちらに向かって攻撃を仕掛けてきますので、うまくやれば敵アブダクターの行動をほとんどコントロールできます。その間に仲間NPCがどんどん攻撃を加えてくれます。

    ・ミッションの攻略条件はしっかり頭に入れておきましょう。例えば、アブダクターAを倒すのが攻略条件なら、アブダクターBは無視してもいいわけです。同様に、シビリアン救出ミッションでは必ずしもアブダクターを倒す必要はありません。拠点到達ミッションであれば拠点到達しさえすれば道中の敵を倒さなくてもいいのです。無駄な苦労を背負い込まないようにプレイしましょう。

    ・TPS(FPS)では常識的なことですが、敵の射撃は障害物で防いでください。また、ダッシュし続けていれば敵の射撃は基本的に命中しません。射撃の強い敵咎人には正面から挑まず、障害物に隠れながら回りこんで攻撃します。特に7階級試験は障害物の有効利用なしにクリアは出来ないと思います。

    ・TPS(FPS)では常識的なことですが、無傷(ノーダメージクリア)は基本的に不可能です。とくにマルチではそれが顕著で、どんなにうまい人でも1対戦中に1〜2回は殺されますが、それをはるかに上回る回数だけ他のプレイヤーを倒しています。フリーダムウォーズには体力の自動回復がありますが、海外のTPS(FPS)でも体力の自動回復はほぼデフォルトで備わっている仕様で、これは何故かと言うと無傷でのクリアは基本的にできないからなんです。あ、結論から言えば「見えない位置の敵から射撃を食らったら反撃するよりもまずとにかく逃げて障害物の裏に隠れろ」ってことです。で自動回復で体力が回復してからゆっくり反撃しましょう。

    ・敵咎人の射撃が正確なのと同じように仲間NPCの射撃も正確です。射撃が苦手で敵咎人が怖いなら、専用アクセサリーから距離を取り過ぎないように移動します。敵咎人に見つかっても2人なら多くの場合火力で押し切れます。

    ・敵咎人はプレイヤーを探して歩きまわる性質を持っていますので、待ち伏せは非常に有効です。建物の角や隙間に隠れておいて、敵咎人が現れた瞬間に近接武器で一気に倒しきります。弾丸が切れているときはこれで対処しましょう。

    ・GOPPが不足していて権利解放できないなら納品しましょう。不要な素材が結構たまっているはずです。30個以上たまっているならそれ以上必要とすることはまずありませんので大部分を納品に出してしまって良いと思います。

    プレイ時間
    40〜60時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 5 5 4
  • 未完の大器 45
    • 投稿者:虎太郎(男性/40代)
    • 投稿日:2014/07/10
    良い点
    ・世界観が秀逸
    ・茨アクション・市民奪還アクションのコンセプトは良い。
    悪い点
    ・続編(もしくは追加シナリオパック)ありきのシナリオ
    ・操作性の悪さ
    ・敵の種類が少ない。
    ・敵の性質(動き・攻撃方法etc)が、形が違う敵でもほぼ一緒。
    ・発売時点でアドホックモードでしか共闘プレイができない。
    総評
    一言で言えば、「未完の大器」
    後、1歩2歩でvitaを代表するハンティングアクションになれたと思います。
    が、現状では、残念な出来です。
    操作性が悪く、敵の火力がかなり高めなので、アクションが苦手な人にとっては「理不尽」に感じ、大型種の敵は種類も少ない上に、ほぼ同じ性質で動くのでアクションが得意な人にとっては「単調」で飽きる。
    武器の作成もランダム性が強いので、かなりの数のステージをこなさないといけないのですが、上記の理由により、面白みは少ない。
    今時、アドホックモードしかない(アップデートで追加予定)といい、敵の種類の少なさといい、最後までプレイした感想は「・・・完成してないよな、これ」

    今後のアップデートで化ける可能性はおおいにあります。かなりの数が売れたようなので、頑張ってほしい。
    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 2 1 1
  • A game for the old school. 85
    良い点
    個人的に難易度は良い点の一つ。
    これこそ、Action Gameのあるべき姿。
    スタートは簡単に設定し、Playersに慣れる時間を与える。
    中盤はその基本操作の強化。EndingとExtraは本番。
    クリア出来ない任務には、装備を強化する事と能力の開放を意識する役。
    理不尽という場面もなくはないが、全体的に良く出来ている。
    悪い点
    武器の種類が若干少ない。
    確かに一つ種類に分岐があるが、似ている同士ばかり。
    総評
    PS VitaのUserなら、持つべき一本。
    自分だけの下部が欲しいなら、アクセサリはその為。
    でも、Actionが苦手なら、手出すなよ。
    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 4 4 3 3
  • 今後のアップデート次第では化ける。長所を活かし切れるか 70
    • 投稿者:のどか(男性/30代)
    • 投稿日:2014/07/09
    良い点
    ・プレイヤーをある種小馬鹿にするような、今まであまりなかったディストピア的な世界観
    ・所謂「狩りゲー」とされてきた作品の様々な要素を取り入れ、それでも新鮮な戦闘システム
    ・ジャンル毎のどの武器にも一長一短があり、自分に合った武器を細かく選ぶことができる。
    →たとえば、「小剣」カテゴリの中でもモーションが複数用意されており、威力は高いが隙が大きい、前方への攻撃には強いが上方への攻撃は苦手、など
    ・同じように、同行できるNPCも得意なことと苦手なことがあり、ボランティア(ミッション)の内容に合わせてNPCを選ぶことで難易度が大きく変わる。
    ・「狩りゲー」+FPS。これからのアップデートで実装されるPvPも含め、スタイリッシュアクションの操作性でFPS的な戦闘を楽しむことができる。
    悪い点
    ・現状は「βテスト版」。まだPvPなどが実装されていない状態でフルプライスの値段であること。
    ・それに関連して、クリアしてもまだストーリーの全貌が解明されていない。これからのアップデートを前提とした作品のつくりであること。
    ・NPCも含めたAIの挙動。レーザーを照射されているのに棒立ちしていたり、蘇生に向かう際に引っかかったり、そもそも高所に落ちてしまった場合などは助けてくれない、など。
    ・その他、全体的なバランスの面。起き攻め、1マガジン10割(一度当たると回避不能)、蘇生直後の無敵時間の短さなど、FPS的なバランスを適用しているがゆえにある意味「理不尽」とされるような箇所が散見される。また、敵のAIM性能やリスポーンまでの時間の短さなど、「狩りゲー」一本に集中したいところでもそういったところでプレイの面白さが削がれてしまう。
    総評
    他のレビューを見て、あまりにも攻撃的な愚痴、のようなものが多く、本質はとても面白いゲームなだけに勿体ないと私は思ったので、俯瞰した視点からを心掛けて書いてみます。

    タイトルの通り、「今後のアップデートに期待」という作品であると思います。一通りプレイして、まだこのゲームの長所を活かしきれていない、新規タイトルであるにも関わらず間口を必要以上に狭めているなと感じました。
    このゲームの特徴は、「狩りゲー+FPS(TPS)」だというところにあると思うのですが、その二つの折り合いが現在のバランスではうまくいっていません。MHでの大型モンスターにあたる大型アブダクター戦の最中に、無限湧きの咎人(敵戦闘員)が邪魔をしてくる。大型アブダクターの攻撃力も高いのですが、咎人の近接攻撃1コンボ、もしくは銃火器1マガジンでそれと同等、もしくはそれ以上のダメージを受けることもままあります。隠れるべき遮蔽も少なく、動き回って回避するなどの方策を取りつつ倒していく必要があるのですが、倒しきってもすぐにまた湧いてきて、なかなか大型との戦いに集中できない状態が続く、などが多くあります。

    多く見られた意見、また自分自身も感じた意見としては、「苛立ちながらも面白いので続けてしまう」というゲームです。一つ一つの要素を見ると素晴らしく、名作として語り継がれ続編が期待されるようなポテンシャルを内包していながら、バランスなどの面でストレスを感じるところが今の時点では多い。そういったところを今後どう直していくか、アップデートが前提になりつつある現在のゲーム市場ならではの対応が求められる作品です。

    バランスに関しては既に、プレイヤーの意見を集約して今後のアップデートで順次修正される見通しが立っているのですが、それに対して今度は、「現状の難易度でいい、これ以上易しくしてどうするんだ」という意見が出てくる。この「上級者」の意見をどう扱うかによってこれからの舵取りも決まってくるかと思います。
    私としては、苦戦しながらもクリアできたので、彼らの言い分も分からなくはないのですが、そうしてしまうと今度はどんどん初心者の居場所がなくなってしまう。先に述べたとおりに、新規タイトルであるからこそ間口を広くとる必要がある(その上、全国で競い合うイベントも数多く企画されているので、プレイ人口を増やすことは課題になってくるかと思います)。努力でどうにかできるというところを残し、努力でどうにもできないところを直していく、開発陣の決断がこのゲームの将来を決めることとなりそうです。
    同じShiftの関わった『GOD EATER』シリーズは、初期作の難易度があまりにも高く、それをアペンド版、続編で修正して好評を得ました。しかし難易度が低くなったからといって所謂「ヌルゲー」になってしまうのではなく、プレイしやすく修正しつつももっとも難しいところはそのまま、ないしはもっと難しく設定しています。基本のプレイ面をやりやすくすることで、ステップアップしやすくなっていったと私は感じていますが、それと同様の対応が求められているのかなと感じました。

    現状ではシステム面の不満と、ボランティア(ミッション)の難しさが合わさっているために、諸手を挙げて「面白い!」といえるゲームではないのですが、まだまだ伸びしろがある。まだ購入を迷っている人は、少し動向を探ってから決めた方がいいかなと思います。
    プレイ時間
    100〜200時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 4 2 4 3
  • 5,000〜6,000円でベータテストに参加する権利 20
    • 投稿者:アニホホ(男性/30代)
    • 投稿日:2014/07/07
    良い点
    ◎人類の未来というテーマが、今までのゲームのファンタジー要素には無いリアリティを醸し出している。


    ◎茨を使用する事で、高低差を意識しつつスピード感のあるアクションが出来る。


    ◎Vitaでは珍しい対人要素がある共闘ゲー。


    ◎キャラクタークリエイトが携帯機にしては非常に細かく設定出来る。
    (体の各部位の長さ太さ等)
    →服装の各部位それぞれにカラーを割り振ったり、デカールを顔と体(服)にそれぞれ設定出来る為、自分だけのオリジナリティ溢れる見た目を作れる。

    →ゲームを中盤まで進める必要があるが、アクセサリに対する命令を指示した際に事前に設定した言葉を喋らせる事が出来る為、非常に愛着が持てる。
    悪い点
    ◎ボランティア中、どうにもならず理不尽な展開になる事が非常に多い。
    →敵アブダクターの主人公に対するホーミング性が高く、その巨体から繰り出される攻撃は基本茨を駆使しなければ完全に回避するのが難しい。
    (普通に回避アクションで避けても、無限沸きする敵にやられる危険性が高い為)

    →敵アブダクターが同時に2体出現するマップが多く、酷い場合には遮蔽物の無いマップにも関わらず同時に3体出現する場合もある。

    →終盤に近づくにつれて、同じマップで敵アブダクターを合計で4〜5体相手にする必要がある。
    (目標対象以外無視しても構わない→既存するアブダクター倒さないと目標対象が出ない。)

    →中盤から敵の咎人と戦う機会が増えるが、無限に増援してくるパターンが多く、非常に高いAIM性から繰り出されるスナイパーライフルやマシンガンが非常に痛い。
    (防御力を高める手段が限られているこのゲームにおいて、敵咎人の攻撃により即死コンボに至る可能性が高い。)

    →アクセサリも連れて行けず、自分一人で挑む強制ボランティアがそこそこあり、前述の敵咎人のAIMからの銃撃で蜂の巣にされたり、多人数から接近戦でリンチされたりする場合が多々ある。

    →ED直前に3回連続ボランティアがあり、一度でもリタイアしてしまうと最初からやり直しとなる。

    →ボランティアに失敗すると、途中で回収した武器や素材は全て没収される。
    (特に前述の3連続ボランティアに一度でも失敗してしまうと、途中で得た素材も手に入らなかった事になる。)


    ◎味方AIが非常に弱い。
    →敵の攻撃を回避しようとするアクションを見せない。
    (そもそも敵の攻撃を回避仕様が無い場面が少なくない。)

    →バリアを溶断(破壊)しなければダメージを与えられないアブダクターに対し、それを全く考慮しないでひたすら攻撃するだけ。

    →捕縛性、防壁性のチャージ1を味方が有効活用してくれない。
    (一撃が痛いこのゲームにおいて、防壁性のチャージ1は数少ない防御UPのバフなのに味方は主人公にうまく掛けてくれない。)

    →キャラのLVを上げても、攻撃力が上がるだけで防御力もAIの頭の良さも改善されません。


    ◎武器の強化が非常に面倒
    →今作の敵が落とす素材の種類が非常に多く、ボランティア報酬に指定されている物であればともかく、敵アブダクターの後ろに回りこまなければ攻撃できない場所の部位破壊報酬(低確率)だったり、普通の雑魚敵がランダムで落とす2〜3種類のうちの一つだったりする。

    →武器改良で改良元及び素材武器にも備わっていない、意図しない効果が追加される可能性が高い。
    (接近武器専用のモジュールのみを追加しようと思ったら、効果を発揮しない遠距離武器のモジュールが新規追加されたりする。)

    →前述の武器改良(強化)は自動セーブされてしまう為、目的のモジュールを追加させようと思えば思うほど関係の無い物が追加されていく可能性が高い。
    (一応マイナス効果のモジュールで打ち消せるが、さらに新規で関係の無い物が追加される悪循環に陥りやすい。)


    ◎コンシューマーゲームなのに、ソーシャルゲーム要素がある。
    →前述の武器強化(改良)、アイテム作成などを行う為にリアルで時間を要する。

    →武器改良は13分、強化は10分以上、アイテム作成は5分、他にもブースターという装着性の主人公ステータス強化アイテムも25分〜55分ほど掛かったりする。
    総評
    ストーリーにも不満はありましたが、ネタバレを避ける為に記述はしません。
    ちなみに、自分は一部出現条件の分からないボランティアを除けば全てクリアし、尚且つ天罰ボランティアの討伐系も普通にクリア出来る程度にはやり込みました。

    恐らく、コンシューマーゲームでのFPS及びTPSが得意な方であればそこまで難しくは無いと思います。
    ただ、悪い点にも書きましたが理不尽な展開が多く、素材などの為に再度同じボランティアをやるのが苦痛でしか無いです。

    私的に、難易度が高くても評価が高いゲームというのは大抵プレイヤーの操作技量、あるいは戦略でクリア出来る類であると考えており、その結果として非常に高い達成感とやりがいが持てる為評価が高いと思います。

    しかし、今作においては後述の理不尽な展開の所為で勝ち筋が非常に見え難く、ひたすら武器を強化するか、相手の攻撃に当たらず味方をひたすら蘇生するかの概ね2点だけだと思われます。(上手い人は、この2点を抑えつつさらに敵の弱点を模索しクリアタイムを短縮させて行くかと…。)

    今まで記載した悪い点は今後のアップデートでどうにでもなるので、一応まだ改善の余地があったと思われます。

    しかし、今作が対人ゲームであり後々にPvPモードが実装されるというのを忘れてはいけません。
    ただでさえ、多くの方に不平不満をもらしているほどバランス調整が下手糞だというのに、このままPvPが実装されれば今回みたいな騒動になり、さらに定価が下がってアクティブユーザーが減るのが目に見えています。
    (その時までに人が残っているのかが問題ですがw)

    私的には、この茨を使ったアクションが非常に楽しいのですが、悪い点が目立ち過ぎたのが非常に残念でならないゲームです。
    プレイ時間
    60〜100時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    3 3 1 1 1
  • 色々中途半端ながっ狩りゲーム 25
    • 投稿者:らきゅ(男性/30代)
    • 投稿日:2014/07/07
    良い点
    □物語の世界観
     これまでの狩りゲーにない斬新なコンセプト
    □声優陣が豪華
     キャラクターは石田彰さんや山寺宏一さん、諏訪部順一さん、中田譲治さんなど
     マイキャラのボイスもよく聞けば豪華
    □BGMがハイカラ
    □刑期加算の着目点
     ネタ的も多くて、このゲームの一番の面白さ。
    □NPCとのアイテム物々交換
     NPCの数が多くて把握するのが少々面倒だが、少々楽できます。
    □オートセーブ機能
     このゲームで一番のシステム面ではないかと思われます。
    悪い点
    まずこのゲームの一番問題点は武器強化・消費アイテム生産がリアルタイム方式
    1時間弱待たさるわ、有料DLCで緩和するのが見えてて正直げんなりする。
    施設を建造するのもリアルタイムが必要。施設レベルもあり、生産・強化であげる必要がある。建築場所数も限られてるためどの建築物を立てるかというソシャゲ要素が満点
    これコンシューマゲームの狩りゲーですよね?
    オンゲーやソシャゲーではないですよね?

    上記をはじめとした他点も多すぎるのでバグを省いた点を大まかに。

    ■シナリオ
    ・中盤からの物語が劣化しており、基本内容が投げっぱなし。
     劣化したライトノーベル?っとおもう程酷い
    ・敵のユニークキャラが少なく、敵味方PT勢力や天国の情報は会話内容程度。
     明確や具体的な情報が皆無で危機感も全く感じられない。

    ■システム
    ・ボタン配置が自由に変更できなく、複合操作が多い
    ・ミッション数が少ない、特別ミッション発生の周期幅が大きい過ぎる
    ・vitaのスリープ状態から復帰時にフリーズしやすい(だいたい20%)
    ・武器強化・消費アイテム生産がリアルタイム消費方式
    ・類似したアイテム名目が多くて把握しづらい
    ・6種の武器があるが1カテゴリの武器種類が少ない
    ・シナリオミッション失敗後、再度そのミッション受注する場合
     直前のイベントを消化しなければならない
    ・次のシナリオミッション発生させるためのお使いたらい回し
    ・大型mobカテゴリーが7体という少なさ
     追加武装してたり下半身ユニットが2脚か4脚とかもあるが、それでも少ない

    ■戦闘
    ・後半ミッションの大型mobと人型mobのダメージバランス
    ・敵人型の神命中率、弾数無限、無限湧き
    ・敵・味方のIAが幼稚(例:壁走り、遠距離シールド敵の遠距離ぶっぱなし等)
    ・後半につれて近接武器が空気
    ・救出ミッション時での救出搬出地点アイコンが解りづらい
    ・敵増援発生時にラグが発生(※オフラインプレイ)
    ・角付近でスコープ中に照準が壁に被ってないのに、壁にHITする
    ・近接攻撃の魅力?斬新さ?が小剣の溶断しかない
    ・MAPの基本5種で少ない

    ■その他
    ・インフラが発売から次アップデート後の対応
    ・アドホックパーティの未対応
    ・8人対戦も売りのはずがアップデート後の対応(いつ実装するかも情報がない)
    ・茨こかしや溶断時の連打使用というボタンクラッシャー
    ・都市国家情勢地域貢献・序列が空気。PS+などでデータをバックアップ取れば
     刑期控除納品申請で無限に担当地域のGDPPが操作できる
    ・キャラクターとの会話時、口ポリゴン?の種類がないのか滑らかな動きではなく
     パクパクしている動作で手抜きが感じられる
    総評
    発売日に買ってボッチプレイかつ消費アイテム未使用でシナリオ20時間でクリア。
    それからペース落として全ミッションクリアはその後10時間で終わりました。
    内容はその程度しかありません。

    初めは楽しかった。中盤にかけてシナリオの未熟、バランス性・仕様の未調整といったものが徐々見えてきます。後半にいたっては急転回な置いてけぼりの中身がないシナリオを右から左に聞き流し、脳死してガトリンぶっ放す作業です。
    まだソルサク初期・GE初期が可愛く見てるほどのゲームです。

    後半ミッションが辛いと意見を聞きますけど、武器強化と仲間を強化すればそんなに苦にならなかった。ラスボスも武器次第では2分切ります。
    ただ理不尽やめんどくささ、ストレスがめっちゃありましたけど。

    結果的にシステムや仕様・物語でいい設定を粉砕し負の面が強調してかつ最近流行りのシナリオもシステムも未完成品物です。
    旧ハードのPSPでもやれんじゃないかというレベル。
    少し修正や調整のテコ入れするとまだマシになると思うので、パッチでよくなるといいですね。エンドユーザーはデバッカやテストプレイヤーではありませんけど……
    期待してた分非常に残念です。
    プレイ時間
    60〜100時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    3 4 1 1 1
  • 残念な良ゲー 60
    • 投稿者:Rain(男性/30代)
    • 投稿日:2014/07/06
    良い点
    ・インパクトのある世界観

    ・爽快な茨(ロスプラのアンカーのようなもの)アクションによる高速移動、張り付き、ダイブアタックがカッコイイ! 

    ・キャラクリ。髪型とか顔の種類は少ないが、色の組み合わせが豊富で人によってぜんぜん違う出来栄えになる

    ・溶断。 大型の敵の武装を解除するシステムで溶断できた時はなかなか気持ちが良いです。 それまでの道のりが○連打でやや疲れますが

    ・BGM。 カッコイイです。気分が高揚して戦闘のモチベーションが上がります。お気に入りの戦闘曲ができればボランティア時の戦闘曲をあらかじめ設定しておけます。


    悪い点
    ・バランス
     良くも悪くもバランス。 難易度が上がっていくに連れ理不尽度が増していきます
     アブダクター(大型の敵)から囚われてる市民を助けるボランティア(クエスト)では後半の難易度では常に二体同時に相手に、アブダクターより少しだけ攻撃力が劣るザコ敵が無数にポップします。
     そのザコ敵が厄介で遠距離から正確無比な射撃をひたすら当ててきたり、明らかに別のほうに気を取られているはずなのに背後からの攻撃を避けたり、怯む時間が極端に少ないため攻撃間隔の早い小剣ですら攻撃と攻撃の間に敵からの無慈悲な攻撃が入ったりします。
     アブダクターの武装も凶悪で、避けることがほぼ不可能な高火力ミサイル、継続ダメージのビーム、プレイヤーにダメージを与える場所に停滞しし続けるブーメラン型の武器(多分バグ)

    ・最序盤のぐだぐだ感
     序盤はお使いイベント多数です。 というよりお使いが全てです。ですがこのゲームでは”懲役100万年”の世界観ゆえ、権利を開放してないと五秒以上走ることやアクセサリから離れすぎると罰則として懲役が加算されます。
     無駄に広いマップに、ショートカット機能無しなので序盤は苦行です。(ショートカット機能は後に権利開放で使えるようになります)

    ・味方NPCのAIがバカ。 
     このゲームでは防御がない代わりに茨かローリングによる回避行動で攻撃を避けなければならないのですが、味方NPCは全く避けようとせず次々にばったばったと死んでいきます。
     そのためプレイヤーは味方NPCやそのアクセサリを回復する行動を取らざるを得ません。 それが延々続くので攻撃どころではないです。



    総評
    粗削りでバランス調整無視、テストプレイしてないのかな?というのが強い印象。
    ですが決してクソゲーというわけではありません。

    理不尽ではありますが、なんとかクリアできるレベルです。
    開発側はこの”理不尽さ”を見なおしてパッチを用意するということで、このゲームを気になってるけど難易度が気になる方はパッチを待ってからでもいいかと
    パッチを待たずに買っても十分面白いですし、パッチ前とパッチ後の違いがわかって楽しめるので買って損はないかと思います。

    この”理不尽さ”を”高難易度”と捉えるのは決して違うということ。
    権利開放で味方を強化したり武器を強化するとある程度楽にはなりますが、それでも理不尽さは拭いきれません。

    戦略が必要と言う方がいますが、このゲームに戦略はほとんどありません。
    味方NPCのAIはお馬鹿なので当てにならないし指示も大雑把なものばかりで言うことも余り聞きません。(戦闘指示以外を出すと酷い時は棒立ち)
    唯一戦略といえばアブダクターを転ばせて武装解除等ですかね、それも後半の無限湧きザコ敵がいると不可能に近いですが。

    これだけネガティブなことを書き連ねてしまいましたが、十分よくできたゲームだと思います。 はっきり言ってめちゃくちゃ面白いです。
    早くパッチが来て自称上級者とライト層の煽り合いがなくなるといいですね。


    購入される方はレビューをよく見てください。 他のレビューを見る限り、必ず遭遇する理不尽さや開発側の作りの粗さが目立つと思います。
    それを無いことにする、目をつむってこのゲームは神ゲーだというのはおかしい。
    ダメなところはしっかり指摘するのがレビューだと思います。
    信者とゲーム好きのレビューの違いをはっきり見極めて参考にしていただけると幸いです。
    プレイ時間
    40〜60時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 2 2 3
  • 第一印象は物足りない、今後に期待 50
    • 投稿者:Artilia(女性/30代)
    • 投稿日:2014/07/06
    良い点
    ◇グラフィックはいい
    ◇茨による立体移動が自由に出来る
    ◇市民を奪還していく斬新なゲームデザイン
    ◇大型敵の武装や装甲を削るアクションが楽しい
    悪い点
    ◇敵によってはハメられる場面が多々あり、初見だと理不尽と言えてしまうレベルデザイン
    ◇NPCへの命令とAI思考の傾向が合っていない
    ◇ボランティア(クエスト)の量が明らかに少ない
    ◇大型敵出現時、グッと処理が重たくなる瞬間がある
    ◇武器作成、強化、改良に何かと時間が掛かる為、後半になるとサクッとはクリアは難しい
    総評
    狩りゲーとも違う新しいジャンルを築き上げて、とても期待していましたが…
    蓋を開けてみれば、コンテンツ量が少ないのなんの。
    後付けで有料DLCボロボロ出す戦略なのかと思うぐらい少ないです。


    戦闘面では某神喰みたいに汎用の防御アクションがない為、
    防御を上げるブースターを装備するなり、回避していないとドンドンHPを削られる。

    戦闘不能に陥った場合、仲間が助けに来てくれますが
    大型敵の足元でダッシュしているだけで時間切れになり復活回数がドンドン減っていく…
    その他にもNPCのAI挙動は不自然ですし、
    命令しても行動傾向が変わっているかわからないみたいなところがあります。

    理不尽な強さならまだしも、ハメ要素はなるべくなくしてほしいですね。
    敵NPCが火炎放射持っていると連続で怯み判定出てハメられるなんてよくあります。




    何はともあれ、今後のアップデート次第で化ける可能性もあります。
    コンテンツの大量投入と様々な調整が入ることを期待しています。
    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 3 2 2 1
  • 素材を台無しにしたゲーム 20
    • 投稿者:walker(男性/40代)
    • 投稿日:2014/07/06
    良い点
    ■ディストピアで荒廃した世界観と設定
    ゲーム序盤から、咎人の権利無き故の理不尽な刑罰を各所で体験できる。

    ■世界観を表現したBGM
    上手く雰囲気を演出してくれており、戦闘BGMも格好いい曲が多い。

    ■アブダクターの溶断
    アブダクターの武装パーツを溶断し、攻撃パターンを減らしていけるところは面白い。
    悪い点
    ■劣悪なインターフェース
    ゲームが進むほど嫌になる操作性。

    ・メニューのインターフェースが煩雑。
     「Startボタンを押す」「独房でアクセサリと会話」「独房でモニタにアクセス」
     と、何故3つにメニューを分割しているのか分からない。
     例えば、武器強化はStartボタンでいつでも出来るのに、セーブは一々独房に戻ってアクセサリと会話しなければならない。セーブは即座に起動できるメニューに配置すべきだと思うが・・・。

    ・所持品のインターフェースが最悪。
     まずソート機能が無い。
     次に大量にアイテムを持っている場合、下スクロールをスキップする手段が無い。
     武器の詳細を確認しながら捨てる事が出来ない。「詳細を開く」「詳細を閉じる」「捨てる」を一々繰り返す。

    ・フィールドに落ちているアイテムの回収操作が不統一
     フィールドに落ちている弾薬 → 接触すると回収
     フィールドに落ちている資源 → 資源に接触して○ボタン
     敵の部位破壊したパーツ資源 → 接触すると回収
     敵咎人が落とした武器    → 武器に接触して○ボタン

     武器は回収したくない場合もあるため、まだいい。
     だが、資源の回収はこの際接触して回収する方式に統一すべきだろう。

    ■武器の強化に現実時間を消費
    このゲームで最も忌むべきシステム。
    なにしろ自分の主力武器を強化するために数分、ともすれば10分は待たないといけない。
    難易度高いボランティアに参加するために武器強化するはずが、武器を一定時間取り上げられて難易度高いボランティアに行けなくなってしまうのだ。
    なんとも馬鹿らしい。
    総評
    因みに本ゲームで強力な武器を作ろうと思ったら、以下の手順が必要になる。
    ヾ少度の高い武器が出来るまで生産を行う。繰り返し待つ。
    希少度の高い武器に属性を付与していく。繰り返し待つ。
    B粟強化した武器に納得行くまでモジュールを付与する。繰り返し待つ。
    ず埜紊砲笋辰班雋鏘化。繰り返し待つ。

    素材集めも必要だから時間は更に必要だ。
    一体どれだけ時間を待たせるのだろうか。
    ウェイティングウォーズなのか。

    最後に、よく言われているゲーム後半での敵咎人の戦闘難易度について。
    私個人で言えばそこまで苦労はしなかった。
    それはプレイが上手いからではない。
    こちらから戦闘を仕掛けずに「待機迎撃」で味方NPCに倒してもらっていたからだ。
    味方NPCや自分のアクセサリの武装さえそれなりであれば問題ない。
    自分は味方NPC様を補助して蘇生するだけのオマケに徹すればよい。
    それがこのゲームの本来あるべき姿なのかは、開発者に聞いてほしい。

    インフラモードすら跡付けにするという見切り発車なゲームであったが、
    なるほど、この作り込みを見れば納得もするというものだ。
    プレイ時間
    40〜60時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    3 4 1 1 1
レビューを投稿する

4Gamer読者レビューは,皆さんがプレイしたゲームを評価するという読者参加型のコンテンツです。投稿されたレビューは,4Gamer.netに掲載されるほか,「読者の皆さんの評価」である「GameScore」の算出に利用されます。

レビューを投稿する
AD(最終更新日:2024/09/19)
フリーダムウォーズ (初回限定特典 “奪還"追加コンテンツパック 同梱)
ビデオゲーム
発売日:2014/06/26
価格:¥1,780円(Amazon) / 1935円(Yahoo)
amazonで買う
Yahoo!で買う
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:11月20日〜11月21日