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よく分からないけど何だかスゴそう! 4次元パズルゲーム「Miegakure」のデモ映像が公開
日本語の「見え隠れ」がタイトルのモチーフになっていると思われる本作は,着物姿の日本人風キャラクターを操作して,「壁の向こうで暴漢に絡まれている女性を救出する」「扉が堅く閉ざされた建物から財宝を手に入れる」といった3Dマップのパズルを解いていくゲームだ。その際,プレイヤーはキャラクターを4次元に移動させる能力を駆使することで,通常では辿りつけない場所に移動する。
4次元の定義には諸説あり,3次元の縦,横,高さに時間が加わったものであるという概念が一般的かもしれない。だが,「Miegakure」ではイギリス人の理論家,エドウィン・アボット・アボット氏の小説「フラットランド 多次元の冒険」で描かれているようなX軸,Y軸,Z軸に「W軸」を加えた空間,もしくは「正百二十胞体」といった数学的な概念をベースにしているという。その4次元世界が目に見える形で具現化されるのは,これが初めてになるとのことだ。
2Dマップに3Dの概念を組み込んだ「Fez」のコンセプトをさらに発展させ,3Dから4Dへと移動するゲームと表現すれば分かりやすいかもしれないが,それでもどんなゲームなのかは映像を見ても伝わりづらい。ただ,これまでにもインディーズゲームのコンペやプログラマーのコミュニティでは称賛されており,よく分からないけど何だかスゴそうなゲームに仕上がりつつあるようだ。
なお,公式サイトによると対応プラットフォームは未定となっている。
「Miegakure」公式サイト
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Miegakure
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