紹介記事
「FFXIV:漆黒のヴィランズ」で既存15ジョブはどう変わったのか。試遊でのインプレッションを掲載
■遠隔魔法DPS
●ロールアクション
遠隔魔法DPSは,残ったアクションが「アドル」「迅速魔」「ルーシッドドリーム」「堅実魔」の4種類で,分かりやすくスリム化している。いずれも効果自体は変わらない。
●黒魔道士
黒魔道士は,基本のスキル回しはほぼ変わらないと思われるが,「ポリグロット」が付与されたときに使用できる「ファウル」のほかに,単体高火力の「ゼノグロシー」が使えるようになった。また,「フレア」のタイミングで使うことになると思われる単体高火力「デスペア」が追加されたことで,火力がアップしているだろう。なお,Lv80になるとポリグロットを2個維持できる。
注目したいのは特性Lv72の「極性マスタリー」を覚えると,「アストラル」「アンブラル」が最大スタック時にMP0でも反属性の魔法が撃てるようになること。「アンブラルハート」が付与されていない状態でも,フレア/デスペアを使ったあとに,そのまま「ブリザジャ」などを打てるわけだ。「トランス」または「マナフォント(※)」は,フレアに合わせる必要がなくなったので,状況に合わせて,もしくは緊急時に使いやすくなる。
また,範囲攻撃魔法の「フリーズ」でも「アンブラルハート」が付与されるようになった。これにより,「サンダジャ」→「フリーズ」→「フレア」→「フレア」→「ブリザガ」→「フリーズ」……といったように,フレア2発目のキャストは長めになるが,延々と範囲攻撃を打ち続けられる。
※コンバートに代わって追加されたアビリティ。最大MPの30%が回復し,HPの消費などのペナルティはない
このほか,「アンブラルブリザード」を付与し「アンブラルハート」を1つ付与する「アンブラルソウル」は,2.35秒の短時間で使える,自身に対して効果のある魔法だ。つまり,戦闘時に演出が入った場合の攻撃する敵がいない状態でも,アンブラルブリザードを最大まで上げたうえで,エノキアンと共に維持できるようになる。
●召喚士
召喚士は,エナジードレイン(エナジーサイフォン)の効果が大きく変化した。エーテルフローを回復するアビリティ「エーテルフロー」が省かれ,エナジードレインを打つことでエーテルフローを取得するという仕様になったのだ。これまでと逆の関係なので,パッチ導入後しばらくは,違和感があるかもしれない。
入手したエーテルフローは,「ミアズマバースト」「ペインフレア(範囲)」で使用できる。「ベイン」はというと,リキャスト10秒でエーテルフローを使わないアビリティになった。なお,「トライディザスター」で付与できる「ルイネーション」もベインで拡散可能だ。
またエギの仕様にも変更が入っており,召喚がキャストではなくアビリティになった。
ペットが敵に攻撃されなくなったことで,使い勝手が変わるのがタイタン・エギの扱いだろう。これまでは,タンクペットが敵視を引き受け,召喚士がペットを回復しながら攻撃していたが,上記の通り敵はペットを攻撃しない。そのため,「大地の鎧」というタイタン・エギのアクションを使って自身にバリアを張りながら,攻撃を一身に受けつつ戦うことになる。
さて,エギと言えば「デミ・バハムート」の召喚だ。ここは新アクションで強化された部分だろう。これまでは「トランス・バハムート」を2回使って,「トランス深度」を2まで上げてから「サモン・バハムート」を使うという流れだった。この流れ自体はほぼ変わらないが,Lv72の特性「トランス・バハムート効果アップII」を取得すると,1回のトランス・バハムートでトランス深度が2つ得られ,いきなりバハムートの召喚が可能になるのだ。
そして,お待ちかねの新召喚獣「デミ・フェニックス」の登場だ。フェニックスは,デミ・バハムートの帰還したあとにLv72で取得できる「トランス・フェニックス」の使用で召喚できる。ただし,デミ・フェニックスそのものを召喚できるのは,Lv80で「トランス・フェニックス効果アップ」を取得したあとだ。それまでは,トランス後の専用魔法「霊泉の炎」で自身の火力をアップさせるという使い方になる。
●赤魔道士
赤魔道士は,「ジョルト」→「ヴァルエアロ」か「ヴァルサンダー」の流れでマナを溜め,近接ウェポンスキル×3つで最後に「ヴァルホーリー」か「ヴァルフレア」を撃つという流れは,ほぼ変わらない。ただし,ヴァルホーリー/フレアのアイコンがそれぞれヴァルエアロ/サンダーの置き換えになった点に注意だ。また,Lv80で修得でき,ヴァルホーリー/フレアからつながる「スコーチ」は,ジョルトの置き換わりアクションになる。
範囲攻撃の流れとしては,これまで「スキャッター」をひたすら連打して,「エンムーリネ」の範囲攻撃という感じだったが,ここには少し変更が入っている。
まず,「スキャッター」はLv66で「インパクト」に置き換わる。そう「ジョルト」のProcで詠唱可能だったインパクトが全く別の範囲攻撃に変更されたのだ。実のところ,「ヴァルストーン」「ヴァルファイア」が重なってインパクトを使うタイミングを逃し,ヘタをするとインパクトの詠唱中にProcが切れてキャスト中断……なんてこともあったので,使い勝手が悪い魔法ではあったのだが。
そして,スキャッター(インパクト)はキャストタイムが長い種類,つまり連続魔の2番目で使うことが想定される魔法だ。そこで登場するのが新たに追加された「ヴァルエアロラ」「ヴァルサンダラ」である。
マナが溜まれば「エンムーリネ」を連打することになるが,これまでの消費マナは1回につき30と,マナを目一杯溜めても攻撃回数は最大3回だった。その消費マナが20に減少し,最大5回の攻撃が可能になった。
このほか,マナを10だけ消費する新ウェポンスキル「ルプリーズ(エンルプリーズ)」が登場した。一撃のダメージ量こそ多いものの,ヴァルフレア/ホーリー,スコーチにつなげることを考えると,あまりマナは消費したくないところで,使うタイミングに悩む……と思ったが,例えばマナフィケーションでマナを2倍にする前の調整には使えそう。
なお,赤魔道士には攻撃しつつ後方に大きくジャンプする「デプラスマン」とリキャストタイマーを共有する新アクション「アンガジェマン」が追加された。これは,ダメージこそデプラスマンより低くなるが,後方への移動が発生しないというアビリティだ。後方へのジャンプが危険,もしくは落下しないという自信が持てない場所であれば,こちらを使うという感じになるだろう。
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