このゲームの読者の評価
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見かけに反した、シビアな戦闘バランス 80 - 投稿者:魔夜(男性/20代)
- 投稿日:2012/10/04
- 良い点
- ・電波人間の可愛げ(?)なキャラデザインはとっつきやすく、彼らのコミカルな動作や会話などが本作のぼのぼの感のある世界観を構築させています。
前作はデンパ島を拠点とした探索型RPGでしたが、今回はフィールドマップや謎解き要素などが取り入れられ、従来のRPGらしさが出ています。
・戦闘バランスはシビアで戦略性が求められ、前作同様、状況に応じて得意属性を持つ仲間を連れていく必要があります。
オート戦闘があるので「おまかせ」でパーティが状況を判断し、自動的に行動します。オート入力後に瀕死寸前となった仲間をAIが判断して回復することがあります。
プレイヤーが特定のキャラたちを入力して、後の仲間は「おまかせ」で戦闘させるという戦術もあります。
・前作の装備アイテムは装備・服の二種類しかありませんでしたが、今回は首・背中・腕・足・服の五種類と充実しています。
・序盤をある程度進めると、前作の電波人間の引継ぎが解禁されます。
レベル・アンテナ技が初期化されますが、全体効果のアンテナ技を持つ電波人間を引き継げば即戦力になります。
・これまで行った町やダンジョンへワープするジャンプ機能によって、フィールドマップで敵にエンカウントされることなく一気に飛ぶことができます。 - 悪い点
- ・前作のダンジョン、モンスターのグラフィックの大半が使い回し。相変わらず戦闘バランスは厳しい。
・すれ違い通信で「暗闇のどうくつ」というダンジョンを探索できる時間を伸ばせますが、すれ違いの環境が少ない地方になると初期値の30秒までしか探索できません。
まぁ、消費した時間を回復するアイテムが入手できますが……。
・オート戦闘のコマンドですが、前作はボタンひとつで全員通常攻撃のコマンドが実行できましたが、今回は仲間の回復を中心とする「かいふく」にとって代わり、通常攻撃のコマンドは画面にタッチしなければなりません。
・前作ではタッチひとつでデンパ島の施設を利用できましたが、今回はその施設まで移動する必要があります。
どの方向でも町に出られますが、フィールドからどの方向で入っても初期位置は南に固定され、回復するのにいちいち初期位置から最も遠い自宅に行って回復しなければなりません。 - 総評
- 前作からプレイしたクチですが、前作よりもゲームとしてのボリュームが増し、無駄なムービーや演出がないので快適にプレイしています。
ただ前述の通り、戦闘パートは割とシビアで、敵を軽くひねってやろうの気持ちでやると逆にひねられてしまうので、死んで覚えていくプレイになっていくかと思います。
前作を購入した際、「800円分の期待ができるのか?」と思いながらプレイしましたが次第にハマり、エンディングを迎えた時には800円以上の元がとれた気分でした。
細かなプレイアビリティの改悪点がありますが、前作よりも内容の濃い、値段1000円の良作であることは確かです。 - プレイ時間
- 5〜10時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 3 4 4 4 5
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