プレイレポート
[TGS 2012]指1本でひと狩りいこうぜ。「モンスターハンター Massive Hunting」は,シンプル操作でアクション性が十分なソーシャルゲームだった
具体的には,クエストに出発すると簡易マップが表示され,行きたい場所をタッチすれば,自動で探索を行ってアイテムを獲得したり,ランポスやブルファンゴなどのザコモンスターと戦ったりしてくれる。この簡易マップでは,基本的にタッチしているだけでストーリーが進むので,通常のモンハンのようにフィールドを歩き回って素材を採取するような感じではない。
キモとなるのは,イャンクックやリオレイアといった大型モンスターとの戦いだ。ここでは指1本で戦えるシンプルな操作性ながらも,アクション性がしっかり盛り込まれた狩猟が楽しめるのである。
基本操作は,モンスターをタップすれば攻撃,画面の左右に配置されたの矢印のようなアイコンをタップすることでモンスターの周りを移動,そして画面中央下部のアイコンをホールドするとガードといった具合だ。モンスター達は,ハンターであれば見慣れているであろう,おなじみのモーションで攻撃を繰り出してくる。そこでタイミングよく移動やガードを行って攻撃を防ぎ,隙を見て反撃していくわけだが,この戦闘の流れは,モンハンらしさがしっかり残っていると実感できるものなのだ。
モンスターの部位破壊要素も盛り込まれており,試遊台のリオレイア戦で背面からの攻撃を繰り返してみたところ,ちゃんと尻尾を切断できた。
ちなみに,会場で遊んだ限り,クエストは1人で行う仕様のようだが,ほかのキャラクターに支援攻撃を頼むコマンドが用意されていたので,そのあたりでソーシャルゲーム的なつながりが出てくることになるのだろう。
クエスト完了後は,もちろん素材を獲得でき,それを利用して新たな装備を作り出せる。また,ガチャを使って直接装備を獲得することもできるようだった。
アクションゲームとしての面白さでいえば,当然のことながら,モンスターハンター本編のシリーズに軍配が上がる。ただ,簡単な操作と程よいアクション性が両立された本作は,PSP版やニンテンドー3DS版よりも手軽にプレイでき,ちょっとした空き時間を利用して手軽にモンハンを楽しむことができるのはうれしいところ。ハンターであれば,「ソーシャルゲームだからタッチしてるだけでしょ?」と思わずに,1度触ってみると予想以上の“モンハンっぽさ”に驚くかもしれない。
グリーのTGS 2012特設サイト
グリー公式サイト
カプコン公式サイト
- 関連タイトル:
モンスターハンター マッシヴハンティング
- この記事のURL:
キーワード
(C)CAPCOM CO., LTD. 2013 ALL RIGHTS RESERVED.