ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアは本日(2013年9月12日),PlayStation 3向けPlayStation Move専用アドベンチャーゲーム
「ブック オブ スペルズ」(原題:Wonderbook: Book of Spells)を,
11月7日に発売することを明らかにした。価格は3980円(税込。AR機能の使用に必要な周辺機器「ワンダーブック」を同梱)。CEROレーティングはA(全年齢対象)となっている。
1年以上前の話になるが,本作はE3 2012において,PS3専用の新たな周辺機器「ワンダーブック」のタイトルとして
発表された作品である。PS Moveのモーションコントローラを魔法の杖,ARマーカーを埋め込んだワンダーブックを魔法の書にそれぞれ見たてて,プレイヤーが多彩な魔法を繰り出せるのが大きな話題となった。発表からかなりの時間が経過しているが,このプロジェクトは確実に進んでいたようだ。
本作の物語は「ハリー・ポッター」シリーズの著者であるイギリスの作家
J.K. ローリング氏が手がけており,ゲーム中で実施される“偉大な魔法使いになるためのテスト”を受けて無事合格すれば,ローリング氏の書き下ろしたストーリーを読むことができる。そもそも本作はハリーポッターの世界設定が踏襲されており,ファンにはお馴染みの「燃えよ(Incendio)」,「浮遊せよ (Wingardium Leviosa)」や「武器よ去れ(Expelliarmus)」といった魔法が登場したりする点も,注目のポイントだろう。
物語は5つのチャプターで構成されており,その間に,プレイヤーは
合計20種類の呪文を習得できる。比較的短時間で,“魔法使いになりきれる”という濃密な時間を過ごせるタイトルになりそうだ。
![画像集#011のサムネイル/PS Move専用ADV「ブック オブ スペルズ」は11月7日発売。“杖とワンダーブック”でプレイヤーが自在に魔法を繰り出せる,AR技術を駆使した一本](/games/168/G016821/20130906011/TN/011.jpg) |
![画像集#012のサムネイル/PS Move専用ADV「ブック オブ スペルズ」は11月7日発売。“杖とワンダーブック”でプレイヤーが自在に魔法を繰り出せる,AR技術を駆使した一本](/games/168/G016821/20130906011/TN/012.jpg) |
■あなたの部屋に魔法がやってくる!
『ブックオブスペルズ』は映画や小説で人気を博している『ハリー・ポッター』シリーズでおなじみの作家、J・K・ローリング氏書き下ろしによるファンタジーの物語の世界で、未知の魔法体験を楽しむことができます。
■ブックペリフェラルとPS Move
本作は、PlayStation Move専用タイトルになります。
モーションコントローラを“魔法の杖”、ARマーカーを埋め込んだワンダーブックを“魔法の書”に見立て、多彩な魔法をくり出すことができます。
PS3専用のAR技術を搭載した周辺機器“ワンダーブック”は、PS Moveと組み合わせて使用するPS3専用の周辺機器です。
最新のAR技術により、まるでPS Moveを魔法の杖のように、“ワンダーブック”を正真正銘の“魔法の本”のように見立てた新たな体験を楽しむことができます。
■魔法の歴史と秘密を解き明かす物語
200年以上前、ミランダ・ゴズホークによって執筆された「魔法の書」
魔法使いになることを目指す生徒たちにとっての最高の教科書であり
魔法使いとしての力を試す書物
その魔力と秘密の力は想像をはるかに超えるとされ、
今なおホグワーツの図書館に眠っている
プレイヤーはその本を手にし、
一流の魔法使いとなるべく歴史を学び、魔法を覚え、
そして「テスト」と呼ばれる数々の難問に立ち向かう
J・K・ローリング女史による
Wonderbookオリジナルの書下ろしストーリーとなります
■ゲームボリューム
謎かけ/序章 ミランダ・ゴショークによる序文/ チャプター1〜5への謎かけ
記録 杖について/ ハウスの解説/ アイテムについて/ 認定証/ 著者について
Chapter 1 イントロ/ 2種類のジェスチャースペル/ 2種類のアイコンスペル/ テスト
Chapter 2 イントロ/ 2種類のジェスチャースペル/ 2種類のアイコンスペル/ テスト
Chapter 3 イントロ/ 2種類のジェスチャースペル/ 2種類のアイコンスペル/ テスト
Chapter 4 イントロ/ 2種類のジェスチャースペル/ 2種類のアイコンスペル/ テスト
Chapter 5 イントロ/ 2種類のジェスチャースペル/ 2種類のアイコンスペル/ テスト
合計20種類の呪文を習得 想定プレイ時間:5〜6時間
■魔法を呼び込む杖と本!
PS Moveが魔法の杖、ワンダーブックが魔法の教科書となりユーザーを未知の世界に引き込んでいく。
■AR技術で飛び出すオブジェクト!
PS EyeがARコードを読み取り、ブックに様々なオブジェクトが現れる。
中にはPS Moveモーションコントローラを使って操れるものも…
■デジタル版「飛び出す絵本」
魔法の歴史を学ぶページでは、飛び出す絵本のように物語を読み進める。
左右のタブを引っ張って空欄の単語を埋め、クイズ形式でストーリーを進めていくのだ。
■どれだけうまく魔法を使えるかな?
魔法のかけ方を覚えたら、腕前を試す「テスト」に挑戦!
炎を操ってドラゴンを倒したり、他の魔法使いと対決したり…手に汗握るチャレンジがいっぱい。
■偉大な魔法使いになるには、頭も試される
テストでは魔法の腕前だけでなく、パズルのようにどの場面でどんな魔法を使うべきかの試練も課される。
偉大な魔法使いになる道は険しいのだ。
■JKローリングによるストーリー
テストに無事合格すれば、JKローリングによる書下ろしのストーリーを読むことができる。
なぞなぞ形式になっており、すべての謎を解いたものは偉大な魔法使いになるヒントを与えられる…?
- 練習とテストでハイスコアを獲得
⇒所属する寮にポイントが入る
- ポイントによってアイテムがアンロック
⇒やりこみ要素
- 各チャプターをクリアすると、JKローリング書下ろしの謎かけ小話を聞くことができる