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3DS版「超速変形ジャイロゼッター RPG」は2013年春発売。「超速変形ジャイロゼッター」の完成披露&プロジェクト発表会レポート
最初に登壇したスクウェア・エニックス 代表取締役社長 和田洋一氏は,アーケードゲームの大きな特徴として,タイトル専用の筐体を開発できる点を挙げ,「家庭では楽しめない感動を味わっていただくために,このタイトルを開発しました」と自信をのぞかせた。
また和田氏は,プレイヤーがゲーム内だけでなくさまざまな接点を持てるようにメディアミックス展開をしていくと述べ,「スクウェア・エニックスは全力を持って盛り上げていきます」と意気込んだ。
続いて,「ジャイロゼッター」のプロデューサーを務めるスクウェア・エニックスの市村龍太郎氏が登壇し,子どもから大人まで幅広く楽しめる同タイトルの特徴として以下の3つを挙げた。
スクウェア・エニックス 代表取締役社長 和田洋一氏 |
スクウェア・エニックス「ジャイロゼッター」プロデューサー 市村龍太郎氏 |
1. 世界初の変形筐体
同タイトル最大のウリで,筐体のステアリング部分を押し上げると,ロボットバトル用のレバーが現れる。
2. 2つのモードが1つになったゲーム性
クルマを運転してレースをするドライブモードと,ロボットを操作して戦うバトルモードの双方を楽しめる。
3. HD画質で何度見ても飽きないド派手な演出
グラフィックスエンジンにはUnreal Engine 3を採用しているとのことで,市村氏も「キッズ向けのカードゲームで,これほど贅沢な作りのものはほかにありません」と話していた。
なお「ジャイロゼッター」は2012年6月21日に,第0弾が先行稼動され,プレイ料金は1回100円(税込)で都度カード1枚が提供される(カードのみの購入も可能)。以降,2か月に一度の頻度で新カードが追加され,またゲームの要素も増えたり変更されたりといったバージョンアップが図られる。
ちなみに6月21日というのは,「ドラゴンクエスト モンスターバトルロード」(2007年)が稼動したのと同じ日付けとのことで,市村氏は「同じチームが再結集し,持てるノウハウをすべて注ぎ込んだのが『ジャイロゼッター』です」と,あらためて説明した。
バトルモードはコマンドバトルになっている。タイミングを合わせてレバーを押し込む要素がロボットの操作っぽい |
タイミングよくコマンドを決めていくと,ゲージが溜まっていき,最大になると超必殺技「ファイナルバースト」を発動できる。このほか,レアなスペシャルカードを使ってアニメ版のキャラクターを召喚する模様も紹介された |
自動車産業からは,以下の国内自動車メーカー6社による実在のクルマがゲーム内に登場する。
マツダ(MAZDA)
三菱自動車工業(MITSUBISHI)
光岡自動車(MITSUOKA)
日産自動車(NISSAN)
富士重工業(SUBARU)
トヨタ自動車(TOYOTA)
市村氏は,現行の車種だけでなく,大人達がかつて憧れた往年の名車も登場すること,そしてそういったリアル世界のクルマがバーチャル世界でロボットに変形するため,親子の間でクルマに関する話題が生じ,昨今よく言われる“若者のクルマ離れ”の解消にも一役買うような存在になってほしいと願望を述べた。
後者のカード連動ギア「ジャイロコマンダー」は,アニメ版に登場するアイテムで,アーケード版のカードをスキャンしてロボットバトルを楽しむおもちゃだ。赤外線通信機能を搭載しており,プレイヤー同士による対戦が可能となっている。
市村氏は,3DS版の発売時期について,「アーケード版の稼動開始から1年弱が経ち,盛り上がっている時期に投入することで大きなムーブメントを作っていきます」と説明し,強い意気込みを見せた。
「超速変形ジャイロゼッター」公式サイト
- 関連タイトル:
超速変形ジャイロゼッター
- 関連タイトル:
超速変形ジャイロゼッター アルバロスの翼
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