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「3DMark」のバージョン2.16.7094でリザルト画面が一新。自分のスコアを似たような構成のPCによるスコアと比較できるように
バージョン2.16.7094では,ベンチマーク結果を表示するリザルト画面が一新されたことが大きな特徴だ。
1つは全エディションに共通の要素で,リザルト画面左上に,テストを実施したPCと同じようなパーツで構成した他のPCと比較して,スコアが高いか低いかを提示する機能が付いたことだ。
たとえば「Time Spy」テストのリザルト画面では,総合スコア(※リザルト画面ではTime Spyスコア)の下に,似たようなPCによる総合スコアの平均値の数字,および中央値のグラフが表示される。自分のPCによるスコアが,これらより低いと出た場合,PC環境のどこかにグラフィックス性能を低くする問題が存在することを示すというわけだ。
なお,ULによると,比較スコアの最高値は,オーバークロック環境によるものであろうとのこと。最高値と比べて大幅に低い数字が出ても,あまり気にしないでおこう。
もう1つのポイントは,Advanced EditionおよびProfessional Edition向けの要素で,得られたスコアから,実際のゲームにおける予想フレームレートを提示するという機能だ。現在は,以下に示す5タイトルでの予想フレームレートを,解像度ごとに確認できる。
- Apex Legends
- Battlefield V
- Fortnite
- GTA V
- Red Dead Redemption 2
つまり,自分のPCが実際のゲームにおいてどの程度のフレームレートを表示できるのかを予想できるので,フレームレートが不足していると感じた場合,PCのGPUやCPUをアップグレードする計画を立てるのに役立つというわけだ。
実際にゲームを実行しなくても,フレームレートを予想できるというのはなかなか興味深い機能ではないだろうか。
新世代「3DMark」のPC版がついに登場。4Gamerでミラー開始
ついに,新世代「3DMark」が登場した。正式な発表は日本時間2013年2月5日3:00の予定だが,公式ミラーサイトには1時間前の掲載が許可されたので,インストーラをUpしつつ,新しい3DMarkの概要を紹介してみたい。「モバイルデバイス対応」が最大のウリながら,そのほかにも見どころは少なくない印象だ。
ULの当該ニュースリリース(英語)
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