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「おおかみこどもの雨と雪」が大賞/総務大臣賞,「とびだせ どうぶつの森」「ドラゴンクエストX」「パズル&ドラゴンズ」が優秀賞を獲得した,第18回AMDアワード授賞式レポート
AMDアワードとは,社団法人デジタルメディア協会(AMD:Association of Media in Digital)が,デジタル作品の質的向上および人材育成の促進を目的として制定した賞だ。今回の第18回AMDアワードは,2012年1月1日から12月31日の間に,日本国内において発売/発表されたデジタルコンテンツおよびサービスが対象となっている。
同アワードは,ゲーム関連コンテンツの受賞も多く,2011年度の第17回では「DARK SOULS」,ニンテンドー3DSなどが優秀賞を受賞して話題となった(関連記事)。今回も4Gamerでは,ゲーム関連コンテンツの受賞内容を中心に,授賞式の模様をお伝えしよう。
第18回AMDアワードの大賞/総務大臣賞を受賞したのは,アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」だ。
監督の細田 守氏は「おおかみこどもの雨と雪は,親が子を育てる物語です。手描きの風合いを出すためには高度なデジタル技術が必要でした。アニメの未来がどこへ行くのか,世界の人の心に届くにはどうすればいいのか。世界の広さ,面白さを,世界の人々と共有できる作品を作りたいです」と受賞の喜びと今後の抱負を語った。
大賞/総務大臣賞を受賞した,「おおかみこどもの雨と雪」監督の細田 守氏 |
細田守氏(左)へ,柴山昌彦総務副大臣(右)から大賞/総務大臣賞のフラッグが手渡された |
年間コンテンツ賞部門では,「とびだせ どうぶつの森」(ニンテンドー3DS),「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」(Wii / Wii U),「パズル&ドラゴンズ」(iOS / Android)の3本が優秀賞を受賞している。
任天堂情報開発本部制作部 京極あや氏 |
同作のディレクターを務める任天堂情報開発本部制作部 京極あや氏は「ソフトの中での暮らしを体験していただくことで,ご家族やお友達との共通の話題作りやコミュニケーションのきっかけとなればいいなと思って開発してまいりました。本当に多くの方に楽しんでいただいて,開発者一同大変嬉しく思っております」とコメントした。
スクウェア・エニックスのエグゼクティブ・プロデューサー 斎藤陽介氏は「作り手としては困難さを表現することがなかなかできませんが,伝統と革新という難しい部分が評価されたのはスタッフ一同本当に嬉しいです」と評価への喜びを述べている。
同作のプロデューサーを務めるガンホー・オンライン・エンターテイメントの山本大介氏は「パズル&ドラゴンズは人に恵まれたコンテンツです。温かいユーザーのみなさんはもちろん,ゲーム業界やゲームメディアの方々に支えられて,ここまで大きくなることができました。お世話になった皆様への感謝の気持ちを忘れず,10年後も同じように愛していただけるよう,開発に励みたいです」とコメントした。
AMDアワード 審査委員長の東京大学大学院教授 浜野保樹氏 |
「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー'12/第18回AMDアワード」授賞作発表プレスリリース(PDF)
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