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「MTG」新セット「サンダー・ジャンクションの無法者」デビュー番組が公開に。オーコ率いる強盗団が,マジカル西部開拓次元を大暴れ
「サンダー・ジャンクションの無法者」は,西部開拓時代をモチーフとする新たな次元「サンダー・ジャンクション」が舞台の新スタンダード・セットだ。エルドレインからやってきたケラン,秘宝の強奪作戦を進めるオーコなどが登場する。
ストーリーの中核を担う強盗団《すりのチビホネ》《百戦錬磨、アニー・フラッシュ》《静める者、ヴラスカ》《用心棒、ラグドス》,そして《首謀者、オーコ》には,本セット独自のフレーム「手配書」ショーケース版が用意される予定だ。
本セットの新メカニズムとして登場するのが「無法者」だ。これは,一部のクリーチャー・タイプ(暗殺者,海賊,ならず者,邪術師)のいずれか1つ以上を持つパーマネントを指す用語として用いられる。なお,基本的にはクリーチャーに適用されるが,適切なクリーチャー・タイプさえ持っていればアーティファクトなども“無法者”として扱われるとのこと。
また,対戦相手の領域に存在するカードを対象とした効果を発揮する(呪文を唱える,能力を起動するなど)ことがトリガーとなるルール用語「悪事を働く」も登場する。本セットに限らず,さまざまなカードと相性が良さそうだ。
キーワード能力としては,追加コストを支払うことで効果を追加できる「放題」,コストを前払いして追放領域から唱えられる「計画」が登場する。呪文を計画する場合も,計画によって追放領域に置かれたカードを唱える場合も,必ずソーサリータイミングでしか実行できないので注意しておこう。
ちょっと風変わりな能力として,新たなクリーチャー・タイプ「乗騎」と,それらが持つ特殊能力「騎乗」も紹介された。乗騎と騎乗の関係は「機体」と「搭乗」の関係に近く,“クリーチャー版の機体”と考えれば分かりやすいかもしれない。
条件を満たすとクリーチャー化する機体とは異なり,乗騎・クリーチャーは最初からクリーチャーだが,騎乗の条件を満たすことで追加能力を発揮してくれる。後半戦で力不足になった低マナ域のクリーチャーも,強力な騎乗効果を発動するための“乗り手”として活躍できるのだ。
デビュー番組で公開されたカードの日本語版は,X(旧Twitter)アカウントで紹介されている。各カードのテキストが気になる人はチェックしてみよう。
【プレビュー】4月19日発売セット『サンダー・ジャンクションの無法者』デビュー番組が配信スタート!
— マジック:ザ・ギャザリング (@mtgjp) March 26, 2024
こちらのスレッドでは,公開情報の一部を日本語カード画像と共にフォローアップいたします!
??日本公式YouTube(日本語字幕機能あり) https://t.co/UbEtt0Q3Bf#mtgjp #MTGThunder pic.twitter.com/IElDxc9gi3
また,公式サイトでは翻訳記事「『サンダー・ジャンクションの無法者』メカニズム」が掲載されている。それぞれの効果の発動方法や解決タイミングなどは,こちらを参照してほしい。
「マジック:ザ・ギャザリング」公式翻訳記事
『サンダー・ジャンクションの無法者』メカニズム
「マジック:ザ・ギャザリング」
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