イベント
[Gamescom]海外で10月に発売されるおバカ系FPS「Serious Sam 3: BFE」をプレイしてきた。なんと日本語化作業が進行中
同社ブースでは,FPS「SiN」などを手がけたRitual Entertainmentの元社長で,現在は,Serious Sam 3: BFEのデベロッパCroteamの広報やマーケティングを担当しているというHarry Miller(ハリー・ミラー)氏が説明にあたっていた。
さて本作は,シリーズ第1作「Serious Sam: The First Encounter」の前章にあたる。残念ながら,会場では音声が聞き取りづらく,ストーリーをしっかり把握できなかったのだが,今回プレイしたのはエジプトを舞台とするマップであるようだ。
グラフィックスクオリティはそこそこといったところだが,荒廃した街や,砂漠の中の遺跡群の様子がしっかりと表現されている。宮殿の柱が崩れるシーンや,水平線近くが熱気で揺らいで見えるエフェクトが確認できた。
序盤は割とゆっくりしたストーリー展開で,スラム街のような場所で目を覚ました主人公(=プレイヤー)は,近くに置かれていたスレッジハンマーを手に取り,階下へと降りていく。
建物から出ると,建物の3階くらいまで届きそうなほど大きなモンスター「Khnum」が徘徊しており,この街が,Serious Samシリーズにおける最大の敵「メンタル」によって支配されていることが分かる。今回はそれほど多くの敵と遭遇しなかったが,もちろん,このあとどんどん敵が増えていき,ひたすら撃ちまくって大量の敵を倒していく爽快なプレイフィールが味わえるとのことだった。
なお,最初に手にとったスレッジハンマーは,縦に振り下ろすだけでなく,ハンマー投げの要領で身体ごとグルグルと回り,周囲の敵をなぎ倒すといった使い道もある。
また素手で戦うときは,例えば,頭をへし折ったり,目玉を引っこ抜いたりといった具合に,敵ごとに異なるフィニッシュムーブを繰り出せる。
次に,最大16人が参加できるCo-opモードをプレイしてみた。両手にロケット砲を備えた「Scrapjack」や,名前は分からなかったが,戦闘ヘリの機体からタコのような足が生えている(!)敵など,いかにもSerious Samといった感じのバカっぽいモンスターが襲いかかってきた。とにかく,見た目のインパクトは非常に大きい。
Co-opモードは,参加人数に応じて登場する敵の数が増える仕組みだ。16人で遊ぶ場合,一人でプレイしているときの16倍の数になるそうで,このあたりの分かりやすさもSerious Samらしい。
両手に爆弾を携え(というか,手が爆弾そのもの),「アー!」と叫びながら猛スピードで向かってくる「Headless Kamikaze」の大群を思い浮かべるだけで,シリーズファンならばワクワクしてしまうはずだ。
なお先日お伝えしたように,本作では,スプリットスクリーンを用いての4人同時対戦も行える。
ところで,Miller氏によれば,すでに本作の日本語ローカライズ作業が進められているとのこと。詳細は教えてもらえなかったが,海外のデジタル配信サービスで本作を購入すると,日本語を含む各国語版のデータパックが提供されるようだ。
ストーリーや世界観を含め,Serious Sam 3: BFEを味わいつくしたいという人にとって気になるニュースだろう。
「Serious Sam 3: BFE」公式サイト
- 関連タイトル:
シリアス サム 3 BFE 日本語版
- この記事のURL:
キーワード
(C) 2011 Croteam Ltd. Serious Sam 3: BFE, The Serious Sam 3: BFE logo, Serious Engine 3, the Serious Engine 3 logo, Croteam and the Croteam logo are trademarks and/or registered trademarks of Croteam. other marks and trademarks are the property of their respective owners. Developed by Croteam. Published by Mastertronic. Mastertronic and the Mastertonic logo are trademarks of Mastertronic Group Limited. All rights reserved. NVIDIA, the NVIDIA logo, and The Way It’s Meant To Be Played are trademarks and/or registered trademarks of NVIDIA Corporation. All rights reserved. All other trademarks and trade names are the property of their respective owners. (C) Zoo Corporation. All Rights Reserved.