Futuremark，「PCMark 7＆Vantage」をWindows 8対応に。PCMark 7ではスコア算出方法も変更

　フィンランド時間2013年3月4日，Futuremarkは，同社製PC総合ベンチマークソフト「PCMark 7」および「PCMark Vantage」のアップデートを行った。バージョン1.4.0へ引き上げられたPCMark 7ではWindows 8への完全対応を果たしたのが大きな特徴だ。Windows 8へ対応するにあたってテストアプリケーションの作り直しが発生しているほか，スコアに影響のあるレベルでバグの修正が行われたこともあって，従来のスコアとは直接の比較が行えなくなっている点は要注意といえるだろう。

　一方，バージョン1.2.0へ引き上げられたPCMark Vantageも，主なトピックはWindows 8への対応だ。ただしこちらは，Windows 8が「標準ではDVD-Video再生をサポートしない」仕様であるため，ビデオ再生テストを行えないという制限つき。Futuremarkでは，Windows 8でテストする場合にはPCMark 7を使うよう推奨しているので，その点は押さえておく必要がありそうだ。むしろ，過去のバージョンとスコアの直接比較が可能な状態を維持したまま，いくつかバグ潰しが行われていることのほうが重要かもしれない。

　なお4Gamerでは，いずれも公式ミラーをアップデート済みだ。ユーザーは下のボタンからミラーページに飛んで，ダウンロードしてもらえればと思う。

PCMark 7 Version 1.4.0ダウンロード

PCMark Vantage Version 1.2.0ダウンロード