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「J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう!7 EURO PLUS」の発売日が8月4日に決定。片瀬那奈さんなど,ゲームに登場する「キャスト」陣が集結した発表会をレポート
元日本代表選手の福田正博さんや,ゲーム内で「キャスト」を演じる片瀬那奈さんなどのタレント陣が登場し,盛り上がりを見せていた発表会の様子をレポートしよう。
「J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう!7 EURO PLUS」公式サイト
まず最初に,本作のプロデューサーを務めるセガの山田理一郎氏が登壇。シリーズ第1作が出た頃,山田プロデューサーはまだ大学生で,同作を夢中になって遊んだそうだ。
山田氏は,「当時寝る間も惜しんで遊んだタイトルに関われたことを嬉しく思います」と述べたあと,サカつく7について,「シリーズを代表するソフトに仕上がったと自負しています」と力を込めた。
「サカつく」といえば,サッカークラブの代表となり,Jリーグでの優勝を目指してクラブを運営していくことを基本コンセプトとする作品だが,サカつく7ではプレイヤーの役割が大きく変更されている。
本作でプレイヤーが務めるのは,クラブの代表ではなく「全権監督」だ。監督としてクラブを勝利に導くことで名声が高まっていき,それによってほかのクラブから監督就任をオファーされることもある。クラブ自体を育てる楽しみだけでなく,監督としてのキャリアを積んでいく醍醐味も味わえるのだ。
またサカつく7では,Jリーグだけでなく,欧州6大リーグも舞台となっており,活躍次第では,世界に名だたる強豪クラブの指揮を執ることも夢ではない。
マンチェスター・ユナイテッドFCのアレックス・ファーガソン監督のように,試合の指揮だけでなくクラブ運営にも携われるとのことで,福田さんは,「今のサッカーのトレンドがすべて入っています。すごいですね」と高く評価していた。
サカつく7では,かつて来日した当時のストイコビッチ“選手”を,ゲーム内で育成できる。発表会では,「あなたのクラブに,ぜひピクシーを入れてください。勝利と,魅力的なサッカーを約束します」という,ストイコビッチ氏のビデオメッセージが流された。
ちなみに山田氏によると,このビデオメッセージの撮影後,日本のサッカーがどのように成長したか尋ねたところ,ストイコビッチ氏は先日開かれたチャリティマッチを指し,「震災が起きてすぐにチャリティマッチを開催できました。これこそ,日本のサッカーの進歩を表わしているんじゃないでしょうか。私がJリーグに来た頃は,そのようにはできなかったと思います」と語っていたそうだ。
次に,サカつく7には,実在のサッカー選手だけでなく,複数の著名人達が「キャスト」として登場することが明らかにされた。そして,今回キャストに起用されているU字工事の2人とパンツェッタ・ジローラモさん,トニー・クロスビーさん,片瀬那奈さんがステージに招かれた。
また,トニーさんとジローラモさんは,“謎の海外スカウト”という役回りでプレイヤーにヨーロッパの選手を紹介する。ただし,必ずしも正しい情報ばかりではないようだ。
発表会では,トニーさんが「サッカーはイギリスから始まったものだけど,隣のイタリアは最近あまり活躍していません」と挑発すると,ジローラモさんが「イギリス人はサッカーを始めたことを自慢しているけど,イギリス代表ではイタリア人を使っています」と反撃する一幕も。
ゲーム内で特定の選手を獲得すると,片瀬さんが好きな選手についてアツく語る特別なイベントが発生し,そういった選手を多く集めることで,片瀬さんの秘書としての能力も向上するという。
「サカつく3」以来のシリーズファンだという片瀬さんは,「自分がゲームに出ることも夢だったので,本当に夢が叶ったという気分です」と語った。
キャスト陣が「自分のサカつくのクラブに欲しい選手」を挙げるコーナーでは,片瀬さんがダビド・ビジャ選手,ジローラモさんがリオネル・メッシ選手,トニーさんがガレス・ベイル選手,U字工事の福田さんがリカルド・ロボ選手を挙げていたが,U字工事の益子さんは「スピードがあってイチオシの選手です」と江川 卓さんの名前を出し,会場の笑いを誘った。
この助っ人選手のメンバーは現在選定中とのことで,「僕は当然,助っ人衆に入っているんですよね?」と尋ねる福田さんに対し,山田氏は「一緒に助っ人衆のメンバーを決めましょう!」と提案。開発スタッフ陣と福田さんの選んだ助っ人衆がどのようなメンバーになるか,今から楽しみだ。
また,Jリーグ開幕戦を母親と見に行くなど,長年にわたってサッカーを見てきたという片瀬さんは,睡眠時間を削ってサッカーを観戦したり,ゲームを遊んだりすることが多いという。
そのため,サカつくについても「調子の悪い選手の機嫌をとるのが楽しい」など,熱心にプレイしていることがうかがえるコメントを残していた。
そして,「私を秘書に選びますと,選手の情報が得られたり,スポンサーさんが付いたりといろいろな特典が付くので,楽しくプレイしてみてください」と笑顔で述べた。
最後に,U字工事の益子さんが「栃木にはサッカーというものがなかった」とボケると,福田さんが「あったよ!」とすかさずツッコミを入れていた。
続いて二人は,今作について「おらが町に自分のクラブチームを作ると,やがてはそれが世界に出ていくという夢のあるゲームです。今回は全権監督になれるので,輪をかけて面白くなっていると思います」と,太鼓判を押した。
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