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「J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう!7 EURO PLUS」,ゲームに登場するリーグや新要素「秘蔵っ子育成システム」などの情報が明らかに
先日お伝えしたように,日本のJリーグだけでなく,欧州のリーグをフィーチャーしていることが,サカつく7の大きなウリとなっている。
J1リーグからは18,J2リーグから20のクラブが登場するほか,イタリア1部リーグの20クラブ,スペイン1部リーグの20クラブ,イングランド1部リーグの20クラブなどが使用可能。ゲームに登場する選手の数は,実在選手とオリジナル選手を合わせると約1万6000名となり,これまでの作品から大きくボリュームアップを遂げている。
Jリーグのクラブ/選手のデータは2011年シーズン開幕時の最新情報を元にしており,前作には収録されていなかった「ギラヴァンツ北九州」や,今年新たに参入した「ガイナーレ鳥取」を含む計38クラブや,その所属選手達が実名で登場する。
ゲーム開始時は基本的に,これらの38クラブまたはオリジナルクラブが選択可能。また,作成した監督の「監督名声値」によっては欧州リーグの一部クラブも選択できる。
サカつく7には,監督自身の成長要素が盛り込まれているほか,ほかのセーブデータを引き継いでゲームを開始する機能が用意されている。監督名声値を高めた状態で保存したセーブデータを使い,最初から欧州の強豪クラブを指揮できることは,先日お伝えしたとおりだ。
なおサカつく7では,プレイヤーはこれまでの「クラブ代表」ではなく「全権監督」を演じることになる。
本作では,全権監督(=プレイヤー)と,コーチ/スカウトの各種能力値を比較し,高いほうの値がクラブに影響を及ぼす仕組みとなっている。そのため,監督のいずれかの能力が劣っていても,その能力に秀でたコーチやスカウトを雇えば,監督の欠点を補えるのだ。
例えば,ゲーム序盤はスカウト関連よりコーチ関連の能力向上に力を注ぎ,そのあいだは優秀なスカウトを雇うなど,さまざまな監督育成術が編み出されそうだ。
また,シリーズ初のマルチエンディング方式が採用されていることも,サカつく7の大きな特徴となっている。
例えば,いずれかのクラブ一筋で監督を務め,リーグ優勝を果たす,欧州リーグでゲームを始め,クラブをヨーロッパチャンピオンに導く,欧州からJリーグに戻ってクラブを世界一に導くなど,プレイヤーがたどったルートごとに異なるエンディングが用意されているので,それらのコンプリートを目指すのも楽しいだろう。
本作では,支配下選手のいずれかを「秘蔵っ子」に指定し,時間や資金を費やすことで,その選手にさまざまな「特徴」を獲得させられる。
また,秘蔵っ子に指定した選手が,さまざまなイベントに遭遇することも大きな特徴。公開された資料によれば,選手寿命が長くなる「衰退レベルが下がる」イベントや,晩成タイプの選手でも早い時期から力を発揮できるようになる「能力爆発」といったイベントが用意されている。
前作では獲得が難しかった「プレイスタイル」の獲得確率が高まるイベントもある点も,シリーズファンにとって嬉しいポイントといえるだろう。
フリー移籍は,ほかのクラブに所属し,契約年数がそのシーズンで切れる選手を,移籍金0円で獲得できるシステム。通常の交渉と異なるのは,一人の選手につき4回まで交渉できることや,競合クラブとの競争要素があることだ。
このシステムにより,通常はリストアップされない有力選手を移籍金0円で獲得できるチャンスだが,優れた選手ほどライバルクラブとの獲得競争が激しくなるだろう。
今回紹介したように,サカつく7では,一人の監督としてさまざまな目標に向かっていく醍醐味が味わえそうだ。欧州リーグも登場し,ますますやり込み要素が充実した本作。掲載しているスクリーンショットを眺めつつ,2011年夏に予定されている発売を楽しみにしよう。
「J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう!7 EURO PLUS」公式サイト
舞台はJリーグ+欧州6リーグ
『サカつく7』の舞台となるのは、Jリーグ+欧州6リーグ(イタリア・イングランド・オランダ・スペイン・ドイツ・フランス)です。今回は、Jリーグだけではなく、欧州6リーグでも“監督”として采配を振るうことができます。
プレイヤーは、Jリーグか欧州リーグ所属クラブの監督としてゲームを始めることができます。
ただし、欧州リーグの上位・中位クラブの監督に就任するためには一定以上の“名声値”が必要で、とくに強豪と呼ばれるクラブの監督に就任するためには、高い名声が条件となります。
初めてゲームを始めるときには欧州の強豪クラブの監督に就任することはできませんが、『サカつく7』では、セーブデータを引き継いで最初からプレイすることが可能です。そのため、名声値を高めた状態のセーブデータを引き継いで最初からスタートすれば、欧州の強豪クラブで始めることも可能となります。
■登場リーグについて
プレイヤー使用可能クラブ
J1リーグ
実在18クラブ
J2リーグ
実在20クラブ
オリジナルクラブ
イタリア1部リーグ
全20クラブ
イングランド1部リーグ
全20クラブ
オランダ1部リーグ
全18クラブ
スペイン1部リーグ
全20クラブ
ドイツ1部リーグ
全18クラブ
フランス1部リーグ
全20クラブ
■選手数について
クラブが増えたことにより、ゲーム中には約1万6000人の選手(実名+オリジナル選手)が登場します。
■Jリーグについて
2011シーズン開幕時の最新データで、前作では未登場だった「ギラヴァンツ北九州」、新規参入の「ガイナーレ鳥取」を加えたJ1 18クラブ、J2 20クラブの計38クラブが実名で登場します。
もちろん、『6』と同様に、最初から全クラブが選択可能です。
オリジナルクラブでスタートすることもできます。
■ゲームスタート時のクラブ
Jリーグクラブは全38クラブ+オリジナルクラブが初期から選択可能。
欧州6リーグは、作成した監督の「名声値」に応じて、選択可能クラブと不可能なクラブとがあります。
監督(=プレイヤー)のデータは、他のセーブデータを引き継ぐことができます。
このため、名声を大きく育てた監督のデータを引き継いでゲームをスタートすれば、最初から欧州の強豪クラブを選択することが可能となります。
※最終的にはどのクラブでもスタートすることができます。
プレイヤーは全権監督! 自身の移籍が可能に!!
『サカつく7』では、プレイヤーの役割がこれまでのクラブ代表から“全権監督”となります。
そして、その監督自身にも成長要素があり、プレイヤーが自ら(監督)を成長させ名声を高めれば、他のクラブからオファーが届くようになり、自分の意思で移籍することが可能になりました。
これまでのシリーズと同様に、ひとつのクラブを育てて世界をめざすという遊び方もできますが、Jリーグで経験を積んで欧州のビッグクラブに移籍、その逆で欧州の下位クラブで経験を積んでJリーグに復帰するといったプレイが可能になります。
■監督育成のポイント
全権監督(=プレイヤー)は基本的に【コーチ(前作の監督)の能力】(『7』ではプレイヤーが監督のため、監督を雇うという要素はありません)【スカウトの能力】を併せ持ったものです。
全権監督と、コーチ、あるいはスカウトの能力を比べて、強い方が、最終的にクラブに影響を与えます。
ですので、今回のコーチやスカウトは、監督の欠点を補う役割という面が強くなります。
たとえば、自分自身がまだ育っていない序盤であれば、良いコーチやスカウトを雇うことで、自分の不足した能力を補うことができます。
育成過程において、スカウト的な能力を伸ばし、コーチ能力を伸ばし切れていない場合は、良いスカウトを求めなくてもよいですが、その分コーチにお金をかける必要が出てきます。
このように、チームの状況、自分自身の能力を見ながら、スタッフの人事を行い、マネジメントする必要があります。
■エンディングはサカつく初のマルチエンディング
自分自身を育てて、自分自身のキャリアを築く、という遊び方ができる分、また欧州リーグが追加されている分、今までのようにエンディングは固定されていません。
欧州でスタートし、クラブを欧州王者に導けば、そのエンディングが欧州で経験を積み、Jリーグに戻ってクラブをアジア一、または世界一に導けばそのエンディングがもちろんこれまで通り、日本のひとつのクラブを育て続け、移籍もせずそのクラブ一筋であればそのエンディングがといったように、ユーザーがたどったルートごとにイベントが用意されています。
また、これらのエンディングは、コンプリート要素として収集&閲覧が可能ですので、どのエンディングを見たか?ということ自体がコレクション要素にもなります。
新システムを追加
『サカつく7』では、さまざまな新規要素の追加や改良などが行われています。
今回は新規要素の「秘蔵っ子育成システム」と「フリー移籍」に関して、以下で紹介を行います。
■秘蔵っ子育成システム
『サカつく7』では、支配下選手ひとりを「秘蔵っ子」に指定することができます。
秘蔵っ子にした選手にはさまざまな恩恵がありますが第一義的には、選手の“特徴”を、長期間の時間と資金をバーターにして獲得させることができる、というものです。
ですが、秘蔵っ子の本質はこれだけではありません。
秘蔵っ子に指定しておくことで、「その選手に対して、いろいろなイベントが起きる」ということが、大きな売りとなります。
その中でも特に大きいのが
・衰退レベルの変動要素
です。
「衰退レベルが下がる」イベントが起きた秘蔵っ子は、内部的に衰退テーブルが書き変わり、より選手寿命が長くなります。
その他では
晩成タイプの選手に対しては「能力爆発」が起きて、早いうちから戦力として期待できるようになります。
また、前作では獲得が難しかった「プレイスタイル」についても、秘蔵っ子に指定していると、プレイスタイルの獲得確率がアップするイベントが発生してプレイスタイルが獲得しやすくなります。
以上のような、ユーザーにうれしいイベントがいろいろ起きる、というのが秘蔵っ子育成ステムの大きな売りとなります。
■フリー移籍
今回のもうひとつの大きな追加要素です。
各クラブで契約年数がそのシーズンで切れる選手について、移籍金0円で獲得できるシステムです。
毎シーズンラスト4カ月の月初に交渉タイミングがやってきて、任意の選手に交渉を行い、獲得を目指します。
通常の交渉と違うのは、1人の選手に対して最大4回の交渉チャンスがあることと、競合するクラブとの競争要素が加わることです。
通常のリストアップでは上がってこない、有力な選手を、移籍金0で狙えるチャンスではありますが、良い選手であるほど競争は熾烈となりますので注意が必要です。
また、獲得した選手の入団は、次の年度の頭となります。
「J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう!7 EURO PLUS」公式サイト
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