ソニー，「Xperia 8 Lite」を9月1日に発売。21：9の縦長ディスプレイ搭載で税込約3万円半ば

　2020年8月26日，ソニーモバイルコミュニケーションズは，Xperiaブランドのミドルクラス市場向けスマートフォン「Xperia 8 Lite」を発表した。mineoとnuroモバイルといったMVNO事業者が取り扱い，9月1日の発売を予定する。価格はmineoが3万2880円（税込3万6168円），nuroモバイルが2万9800円（税込3万2780円）となっている。

Xperia 8 Lite

　Xperia 8 Liteのスペックは，2019年9月に発売した「Xperia 8」とほどんど変わらない。6インチサイズで解像度1080×2520ドット，アスペクト比が21：9の液晶ディスプレイや，搭載SoC（System-on-a-Chip）に，Qualcomm製の「Snapdragon 630」を採用するのも同じだ。
　圧縮音源を高音質化するソニーの独自機能「DSEE HX」を省略している点と，4G LTEおよび3Gの対応周波数が異なるのが主な違いと言えようか。

表　Xperia 8 Liteの主なスペック

メーカー	ソニーモバイルコミュニケーションズ
OS	Android 9 Pie
ディスプレイパネル	6インチ液晶，解像度1080×2520ドット
プロセッサ	Qualcomm製「Snapdragon 630」 ・CPUコア：Cortex-A53×8（最大2.2GHz） ・GPUコア：Adreno 508
メインメモリ容量	4GB
ストレージ	64GB＋microSD（最大512GB）
アウトカメラ	2眼式 ・メイン：約1200万画素，F1.8 ・サブ：約800万画素，F2.4
インカメラ	約800万画素，F2.0
対応LTEバンド	FDD-LTE：Band 1/3/4/5/8/12/17/18/19/26 FDD-LTE：Band 38/41
対応3Gバンド	Band 1/4/5/6/8/19
無線LAN対応	Wi-Fi 5（IEEE 802.11ac）
Bluetooth対応	5.0
バッテリー容量	2870mAh
待受時間	未公開
連続通話時間	未公開
USBポート	USB Type-C
公称本体サイズ	約69（W）×158（D）×8.1（H）mm
公称本体重量	約170g
本体カラー	ブラック，ホワイト

ソニーモバイルコミュニケーションズのXperia 8 Lite製品情報ページ

ソニーは、21：9ワイドディスプレイの体験をより手軽に楽しめる、日常使いに最適なミッドレンジスマートフォン『Xperia 8 Lite（エクスペリア エイト ライト）』を商品化します。本商品は、日本国内の一部MVNO事業者（仮想移動体通信事業者）を中心に、2020年9月1日以降に発売予定※1です。
※1本体価格等については、販売事業社様にご確認ください。

『Xperia 8 Lite』※2は、本体幅約69mmの手のひらに収まる持ちやすいサイズに、アスペクト比21：9※3、約6.0インチのフルHD＋ディスプレイを搭載します。フロントパネルとバックパネルに高強度なCorning Gorilla Glass 6を採用するほか、防水（IPX5/8）、防塵（IP6X）性能※4により、高いデザイン性と日常使いの安心を両立します。
縦長ディスプレイにより一度に表示できる情報量が大幅に増すほか、ソニー独自のUIを実装した21：9マルチウィンドウに対応。動画を見ながらSNSの閲覧やメッセージのやり取りなど、2つのアプリを同時に操作する快適な「ながら操作」が可能です。さらに、映画やミュージックビデオなどで採用される21：9の映像をフル画面で楽しめます。メインカメラには、約1200万画素と約800万画素のデュアルカメラを搭載。背景ぼけや光学2倍ズームにより、被写体を際立たせた写真や動画の撮影を可能にします。
※2「Xperia 8」に搭載するDSEE HXには対応しておりません。
※3 ディスプレイに表示されるアスペクト比率は、コンテンツのフォーマットによって異なります。
※4 IPX5/8、IP6X等級のテスト方法は、商品ページの仕様表注釈で確認できます。

●主な仕様や詳細に関しては、下記URLからご確認ください
Xperia 8 Lite：https://www.sonymobile.co.jp/xperia/xperia8lite/