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ソニーモバイル,「Xperia 1 II」など3モデルのSIMロックフリー版を発売
発売となる製品は,以下の3製品。いずれもすでに大手キャリアから販売中の製品であるが,デュアルSIMスロットの採用に加えて,メインメモリ容量やストレージ容量の増加,カラーバリエーションの追加など,SIMロックフリー以外にも差別化要素を加えている。
- Xperia 1 II(型番 XQ-AT42):メーカー想定売価 12万4000円(税込13万6400円)前後。10月30日発売予定
- Xperia 1(型番 J9110):メーカー想定売価 7万9000円(税込8万6900円)前後。8月28日発売予定
- Xperia 5(型番 J9260):メーカー想定売価 6万9000円(税込7万5900円)前後。8月28日発売予定
いずれも8月18日から,ソニーストアをはじめ,一部量販店やECサイトなどで予約を受け付けている。なお,販路は順次拡大していくとのこと。
ソニーモバイルによるSIMロックフリーモデルの国内販売は,2019年の「Xperia 1 Professional Edition」に続くものだ。ソニーモバイルは,「5G時代に向け,多様なアプリケーションの構築に貢献するためソニーグループのあらゆるタッチポイントでXperiaを展開する」ために,SIMロックフリー版を展開したという。また,Xperia 1 Professional Editionの購入者アンケートなどから,SIMロックフリーモデルに対するニーズが高いことも,販売に至った理由であるそうだ。
さらにキャンペーン施策として,ソニーストア限定の「Xperia ケアプラン」も展開する。これは,月額500円あるいは年額5000円(いずれも税別)で,交換サービスや修理サービスを拡充するというものだ。
Xperia 1 II
おさらいを兼ねて,各製品を簡単に説明しておこう。
Xperia 1 IIは,5G対応スマートフォンとして,NTTドコモとauが販売中の現行のフラッグシップ端末だ。5G対応をはじめ,4眼式のアウトカメラユニットとカメラアプリ「Photography Pro」によるデジタル一眼カメラ並みの写真撮影が可能な点が特徴だ。ちなみに,同アプリは,最新のアップデートでRAW撮影にも対応した。
キャリアモデルとの差は,5G対応と4G LTEまでの対応という2つのSIMスロットを搭載する点だ。また,メインメモリ容量は,8GBから12GBに,内蔵ストレージ容量は128GBから256GBにそれぞれ増えている。おサイフケータイにも対応するが,キャリアモデルが搭載するワンセグおよびフルセグのTV視聴機能は持たない。
さらに,キャリアモデルの光沢あり「ブラック」が,「フロストブラック」に入れ替わり,キャリアモデルと同じホワイト,パープルを加えた3色展開となった。
メーカー | ソニーモバイルコミュニケーションズ |
---|---|
OS | Android 10 |
ディスプレイパネル | 6.5インチ有機EL, |
プロセッサ | Qualcomm製「Snapdragon 865」 ・CPUコア:Kryo 585×8(最大2.8GHz) ・GPUコア:Adreno 650 |
メインメモリ容量 | 12GB |
ストレージ | 256GB+microSD |
アウトカメラ | 4眼式 ・標準:約1220万画素,35mm換算24mm相当,F1.7 ・広角:約1220万画素,35mm換算16mm相当,F2.2 ・望遠:約1220万画素,35mm換算70mm相当,F2.4 ・深度センサー |
インカメラ | 約800万画素,F2.0,35mm換算23mm相当 |
対応5Gバンド | Band n77/n78/n79(n79はソフトウェアアップデートで対応予定) |
対応LTEバンド | FDD-LTE:Band 1/3/4/5/7/8/12/17/18/19/21/26/28 FDD-LTE:Band 38/39/40/41/42 |
対応3Gバンド | Band 1/5/6/8/19 |
無線LAN対応 | Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax) |
Bluetooth対応 | 5.1 |
バッテリー容量 | 4000mAh |
待受時間 | 未公開 |
連続通話時間 | 未公開 |
USBポート | USB 3.1 Type-C |
公称本体サイズ | 72(W) |
公称本体重量 | 約181g |
本体カラー | フロストブラック,ホワイト,パープル |
Xperia 1,Xperia 5
Xperia 1は,2019年のフラッグシップとして国内3キャリアから登場したスマートフォンだ。今回のSIMロックフリーモデルは,Xperia 1 IIと同様にデュアルSIMスロットを搭載するのに加えて,内蔵ストレージ容量は64GBから128GBに増えている。なお,キャリアモデルと異なり,おサイフケータイには非対応で,TV視聴機能も省かれている。
Xperia 5は,ミドルハイモデルとして2019年冬に国内3キャリアから登場したスマートフォンだ。
Xperia 1のSIMロックフリーモデルと同様に,デュアルSIMと内蔵ストレージ容量の128GB化がキャリアモデルとの違いだ。TV視聴機能が省かれている点も同様であるが,おサイフケータイには対応している。
メーカー | ソニーモバイルコミュニケーションズ |
---|---|
OS | Android 10 |
ディスプレイパネル | 6.5インチ有機EL, |
プロセッサ | Qualcomm製「Snapdragon 855」 ・CPUコア:Kryo 485×8(最大2.8GHz) ・GPUコア:Adreno 640 |
メインメモリ容量 | 6GB |
ストレージ | 128GB+microSD |
アウトカメラ | 3眼式 ・メイン:約1200万画素,F1.6,35mm換算26mm相当 ・望遠:約1200万画素,F2.4,35mm換算52mm相当 ・超広角:約1200万画素,F2.4,35mm換算16mm相当 |
インカメラ | 約800万画素,F2.0,35mm換算23mm相当 |
対応5Gバンド | 非対応 |
対応LTEバンド | FDD-LTE:Band 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/19/20/25/26/28/29/32/66 FDD-LTE:Band 38/39/40/41/46 |
対応3Gバンド | Band 1/2/4/5/6/8/19 |
無線LAN対応 | Wi-Fi 5(IEEE 802.11ac) |
Bluetooth対応 | 5.1 |
バッテリー容量 | 3300mAh |
待受時間 | 未公開 |
連続通話時間 | 未公開 |
USBポート | USB 3.1 Type-C |
公称本体サイズ | 72(W) |
公称本体重量 | 約178g |
本体カラー | ブラック,パープル |
メーカー | ソニーモバイルコミュニケーションズ |
---|---|
OS | Android 10 |
ディスプレイパネル | 6.1インチ有機EL, |
プロセッサ | Qualcomm製「Snapdragon 855」 ・CPUコア:Kryo 485×8(最大2.8GHz) ・GPUコア:Adreno 640 |
メインメモリ容量 | 6GB |
ストレージ | 128GB+microSD |
アウトカメラ | 3眼式 ・メイン:約1220万画素,35mm換算26mm,F1.6 ・望遠:約1220万画素,35mm換算52mm,F2.4 ・超広角:約1220万画素,35mm換算16mm,F2.4 |
インカメラ | 約800万画素,35mm換算23mm,F2.0 |
対応5Gバンド | 非対応 |
対応LTEバンド | FDD-LTE:Band 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/19/20/25/26/28/29/32/66 FDD-LTE:Band 38/39/40/41/46 |
対応3Gバンド | Band 1/2/4/5/6/8/19 |
無線LAN対応 | Wi-Fi 5(IEEE 802.11ac) |
Bluetooth対応 | 5.1 |
バッテリー容量 | 3140mAh |
待受時間 | 未公開 |
連続通話時間 | 未公開 |
USBポート | USB 3.1 Type-C |
公称本体サイズ | 68(W) |
公称本体重量 | 約164g |
本体カラー | ブラック,グレー,ブルー,レッド |
ソニーモバイル 公式Webサイト
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