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【PR】これがジョブフリーの魅力だ! MMORPG「Finding Neverland Online -聖境伝説-」なら,騎士に魔術師にとあらゆる職業を気軽に楽しめる
新卒者内定率の低下を報じるニュースを見るにつけ,この国の行く末を案じてしまう人も,決して少なくないことだろう。
そんな折,ふと4Gamerのトップぺージをぼおっと眺めてみると,そこには「ジョブフリー」というなんとも魅惑的な言葉が。そしてこのジョブフリー,直訳すると「仕事ならなんぼでもありまっせ」というコンセプトを標榜しているのが,今回紹介するベクターのMMORPG,「Finding Neverland Online -聖境伝説-」(以下,FNO)である。
そう,ゲームなら就職先に困ることなどなかったのだ! ドドドドド!(当たり前だけど)
「Finding Neverland Online -聖境伝説-」公式サイト
FNOは,5月19日に正式サービスに突入したばかりのホットなMMORPGである。前述のとおりFNOは,RPGにおいては重要な「キャラクターの職業」に関する制限がやたらとゆるゆるなことを最大の特徴としており,ゲーム開始時に決めた「戦士」や「魔術師」といった一つの職業に縛られずに冒険を行える。
平たくいえば,プレイヤーの都合や好みに合わせて職業をコロコロ変えながら冒険できるのである。
また,その柔らかなグラフィックスや,なぜか若干リアルに描かれたペット達といったビジュアル面も上々。システムもこの時期にMMO界に殴り込んでくるだけあって(?)かなりこなれており,ゲームプレイは総じてストレスフリーだ。
今回は,ジョブフリーにストレスフリー,この二つのフリーが相まってうっかり遊び込んでしまう本作の,序盤部分の様子をご紹介したい。
言い忘れたが,本作は基本プレイ料金無料(アイテム課金制)なので,もし少しでも興味があるなら,遊ぶのをためらう必要はまったくない。ガッと登録してスコッとクライアントダウンロードし,ババっと始めてしまおう。
「いや,おれは最初からガッツリ始めたいし,何だかオマエが気に食わない」という人は,筆者のことはさておき,変な顔でお馴染みの「アルパカ」が騎乗動物として付いてきたりするお得な「スターターパッケージ」(関連記事)あたりをチェックすると幸せになれるかも。
「いい意味で一般的なシステム」に細やかな配慮がプラス
導入クエストをスムーズにこなしていこう
まずはキャラクターメイクから。キャラメイクでは,自分の分身の名前や見た目,最初のジョブ(戦士か魔術師),「潜在能力」(キャラクターの特性)を決定する。
至ってノーマルなキャラメイクだが,実はこの段階からすでに本作の「ジョブフリー感」はドバドバ溢れ出ている。フッフッフ。
ポイントは,外見決定のときに出ている「コスチュームプレビュー」部分だ。実は本作は,キャラクターのビジュアルが職業ごとに固定されている(「染色システム」により色の変更は可能)。そしてこのコスチュームプレビューでは,キャラクターがある程度育ってから転職できるジョブ(≠コスチューム)をあらかじめチェックできる。
つまり,将来の服装を見据えて髪型や肌の色などを設定できるわけだ。「何だ,たったそれだけのことか」と言われると返す言葉もないが,便利だし,実に本作らしいといえる機能だろう。
キャラメイクが終わると,プレイヤーキャラクターはグレイロックの地にある鉱山の村アダルに降り立つ。どうやら自分は,街の鉱山から採掘された「青きクリスタル」から生まれた「不思議な人」らしい。――このようないきさつで,プレイヤーは自らの出生の秘密を追いながらも,世界の情勢へと巻き込まれていくことになる。
まずは,街でキーとなるキャラクターからクエストを受けて,操作に馴れながら依頼をどんどんこなそう。
クエストは,任務を受ける→○○を倒す(あるいは○○と話す/○○を手に入れる)→報告,というのが基本的な流れだ。MMORPGではお馴染みのものだが,FNOではこの一連の手続きもより洗練されている。というか,超楽ちん。
具体的には,画面に常に表示できるタイプの「クエストガイド」を使う。このガイドには,クエスト達成のための条件(たとえば○○を○体倒す,など)と状況(現在○体倒した,など)が表示されている。しかも,ガイドの条件の書かれた行を右クリックすることで「その条件をクリアするために移動するべき場所」まで,キャラクターを自動的に移動させてくれるのだ。
これによって,
(1)目的地を探す必要がない
(2)目的地までの時間を別のことをして過ごせる
という二つの恩恵を同時に得られる。これは楽だ。自動移動中に敵に絡まれることもないわけではないが,基本的には放置で問題なしだ。風情もへったくれもない? いやいや,使ってみるともう離れられないんですわこれが。
キャラクターをぐんぐん成長させ……
いや,もうさっそく転職しちゃおう
敵を倒して経験を積んでいくと,キャラクターは「近戦攻撃系」や「魔法攻撃系」といった同系統のジョブで使える「共用スキル」,現在のジョブだけが使える「専用スキル」といったスキルを覚えていく。
それぞれ,ゲーム内通貨と戦闘で得られるJPを消費して強化できるので,操作に馴れつつキャラクターの能力を高めて戦闘を繰り返そう。キチンと展望を持って特定スキルに集中してポイントと割り振っていくべし。
……とはいったものの,このジョブウィンドウは少しややこしいので補足が必要だろう。
レベルアップに伴ってキャラクターの個性を出すためには,上記のウィンドウにある「専用スキル」「ジョブアビリティ」「ジョブナレッジ」といった単語の意味と,それぞれを強化するために必要なポイントなどの定義をキチンと把握しておく必要がある。以下に簡単にまとめておくので,理解の助けにじっくりと読み込んでおいてほしい。
●共用スキル……ゲーム内通貨を使用して強化
「近戦防御系」「近戦攻撃系」「遠戦攻撃系」「回復支援系」「魔法攻撃系」という5系統のジョブで共通して使えるスキル。
例)「近戦攻撃系」に属する「戦士」「騎士」「聖騎士」の3ジョブは,いずれも敵に対して挑発を行う共用スキル「タウント」を使用できる
●専用スキル……JP(ジョブポイント)を使用して強化
当該ジョブ専用のスキル。
例)敵に突撃して攻撃を浴びせると同時に,相手を気絶状態にできる専用スキル「ラッシュ」を使えるのは「戦士」のみ
●ジョブアビリティ……スロット数がキャラクターレベルに合わせて増加
ジョブレベルを上げると入手できる,パッシブ(常時発動しているタイプ)の能力。一度覚えれば,現在のジョブに関係なく使用できる。使用する場合は,ジョブウィンドウの中央付近にある七つのアイコンスロットに好みのアビリティをセットすればOK。
ちなみに,七つのアイコンスロットにはそれぞれ四つのスロットに囲まれたパネルがある。このパネルには,アビリティの組み合わせによって発動したボーナスが表示される。同じ系統のアビリティを複数セットすることで,追加ボーナスを得ることができる仕組みだ。
例1)ジョブアビリティに,「近戦防御系」のアビリティである「挑発行為」「ストレングス」の二つをセットすると,キャラクターに筋力+2%のボーナスがつく「パワーライザー」が発動
例2)例1にさらに「近戦防御系」のアビリティ「パリィ」を追加する(つまり「近戦防御系」のアビリティを三つセットする)と,共用スキル「バッシュ」「ストリームエッジ」の追加ダメージに+10%のボーナスがつく「ハートオブウォー」が発動
●ジョブナレッジ……ナレッジポイントを使用して強化
ジョブ固有の能力/知識。ナレッジポイントはジョブレベルが一つ上がるごとに一つ獲得可能。
前述のとおり,キャラクターの初期のジョブは戦士か魔術師の2つ。しかし,Lv.5を超えればその二つのジョブも相互に変えられるし,「回復支援系」の「神官」にだって転職可能となる。さらにLv.10になれば,「遠戦攻撃系」の「狩人」にも転職できる。
例えば,戦士と同じ系統のジョブである「騎士」になるには,ある程度,戦士のジョブレベルが必要になったりするため,一つの職業を集中して使い続けるのもアリだ。しかし,転職によって失うモノは基本的にはないし(転職前のジョブの専用スキルなども,再び当該ジョブに復帰すればまた使える),後述する理由もあるしで,若いレベルの段階で何度か転職を試しておくことをオススメしたい。
慣れてきたら友達を誘って(作って?)
インスタンスダンジョンへ挑もう
クエストやキャラクター成長の仕組みをだいたい把握して,転職も経験したなら,次は積極的にほかのプレイヤーを誘ってパーティプレイを試そう。とくに○○(モンスター名)を○体倒すというタイプのクエストは,手分けして効率良く捌いていきたいところだ。
ちなみに本作には,パーティのほかに「パートナー」というシステムも実装されている。これは,プレイヤーがほかのプレイヤー1人と“組む”ことで,取得ジョブ経験値のボーナスがもらえたり,一方が他方のそばへ瞬時に移動できるなどのスキルが獲得できたり,パートナー成立からの経過時間に応じて,各種アイテムと交換できる「パートナーコイン」が手に入ったりするというもの。
一般的にパーティプレイといったら,「なじみのフレンドがゲームにインしていたら」とか「○○ダンジョンへ向かうから」といったタイミングで組むことになるが,パートナーはもう少し長いスパンで一緒にプレイするときに利用するものと考えるといいだろう。毎日べったりな友達がいたり,夫婦でプレイしたりする場合には忘れずにパートナーの設定をしておきたい。もったいないしね。
さて,パートナーやパーティメンバーを探せたら,本作では各フィールドに1か所以上用意されている,「インスタンスダンジョン」に挑もう。
インスタンスダンジョンとは,パーティメンバー専用のダンジョンのこと。すべてのモンスターがアクティブな(能動的に襲ってくる)ほか,プレイヤーキャラクターが倒されてしまった場合でも一度倒したモンスターは復活しないなどの特徴がある(プレイヤーキャラクターアイコンをクリックして「ダンジョンのリセット」を選べば,ダンジョンを初期状態に戻せる)。
このインスタンスダンジョン,キャラクターLv.8程度のクエストにも依頼内容としてダンジョン深部のモンスター討伐があったりと早めに登場するが,基本的には複数人でのプレイが想定されているため,1人ではキツイ。キツイというか,推奨レベルから相当上ぶれしていないと無理なので,メンバーを募集して挑むしかない。
そしてこのタイミングで,プレイヤーは再び「本作がジョブフリーであることの恩恵」をひしひしと感じることになる。
本作のパーティプレイでも,一般的なMMORPGと同様にパーティメンバーでの役割分担が重要だ。大きく,パーティの壁としてモンスターの攻撃を自らに集中させるタンク,高い攻撃力で敵の体力を奪う専門のアタッカー,体力回復や支援を行うヒーラーという役割の職業で構成されたパーティだと,ダンジョンの攻略も容易になる。
……のだが,いざパーティプレイを始める段になって「あとヒーラーだけいればなぁ……」という具合に,うまくメンバーを集められないのは,MMORPGの常だろう。
しかし本作はジョブフリーだ(ドドドド)。1人のプレイヤーキャラクターが複数のジョブを成長させておけば,「あ,おれ今回ヒーラーやるわ」といったことが可能になり,「○○ダンジョンPT募集@1 ジョブはなんでも」なんていうお気楽なメンバー募集もできる。本作はUIだけでなく,パーティプレイにおいてもストレスフリーになっているのだ。
これ,とくにパーティに誘い/誘われにくい(づらい)初心者には,かなり大きな利点である。
正式サービスイン直後の今が旬!
OBTでカンストした人も新ジョブを試そう
というわけで,ここまでツラツラと紹介してみたが,少しは興味を持ってもらえただろうか?
本作はジョブフリーを導入することで,同時にストレスフリーなプレイを実現しており,昨今に投入されるMMORPGというだけにとどまらない完成度で,初心者プレイヤーが容易に入っていけるタイトルとなっている。
個人的にも,今「そこのオマエ,初めてプレイするMMORPGでオススメは?」と問われれば,間違いなく本作の名を挙げるだろう。
さて,基本的に本稿ではFNOを未体験の人に向けた内容をお届けしたが,冒頭にも述べたとおり,本作は5月19日は正式サービスに突入したばかりだ。それに伴って実装された大型のアップデートによって,オープンβテスト時よりもプレイフィールも様変わりしているため,OBT段階でカンストしてしまったという人もぜひ戻って覗いてみてほしい内容となっている。
レベルキャップの開放(Lv.50まで),マップやダンジョンの追加,そして待望の新ジョブ「祈祷師」と「舞踏家」の追加など,拡張コンテンツが目白押しなのだ(関連記事)。
4Gamerの読者レビューなどをチェックしてみると,FNOにおけるキャラクターの成長スピードが早過ぎるためか「全体のコンテンツが少ない」という印象を持った人も多い模様。しかし,正式サービスイン後のアップデートにより,それは徐々に解消されていくことだろう。PvPやギルドタウン建設を初めとしたギルド活動も活発になっていくだろうし,今後も大きな成長の見込めるタイトルとして期待できそうだ。
「Finding Neverland Online -聖境伝説-」公式サイト
- 関連タイトル:
エターナル・アトラス -The Refined FNO-
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