イベント
[TGS 2011]これは「お前ら」が世界を救う物語。さまざまな新情報や“世界線が変わる”ほどの企画についても発表された「Robotics;Notes」ステージイベント
その具体例として,本作のPVが上映されたのだが,その映像では“ポケコン”と呼ばれるガジェットのアプリ“居ル夫”を起動することで,ヒロインの姿にネコミミやメガネ,メイド服を合成。作中の日常にこのような演出を入れていきたいとのことで,アドベンチャーゲームとアニメの中間に位置する作品を目指すと志倉さんは説明していた。
また,ポケコンには居ル夫以外にも,Twitterのようなアプリが入っており,つぶやきを拡散することで,事件が転がっていったり大きくなったりするという。志倉さんは「それお前のTwitterだろって思ったでしょ?」と自虐ネタを挟みつつ,「みんなにも同じような体験をしてほしいんですよ!」と語っていた。何やら複雑な気持ちになる紹介のされ方ではあるが,話を聞く限りでは「STEINS;GATE」(シュタインズ・ゲート)での“フォーントリガー”システムのようなポジションなのだろうか?
続いてのテーマは,「世界を救うのはヒーローじゃない。オタクだ」というキャッチコピーについて。いきなり「ミルキィホームズ的な角度で語って」と無茶振りをされた徳井さんが「ヒーローではなくオタクのほうが強いということですか?」と苦し紛れに答えたものの,志倉さんは「なんで? 普通に考えたらヒーローのほうが強いよね」とバッサリ。そこで切り込んできた細谷さんが,「つまり分かりやすく言うと,アインシュタインは物理学オタクだったってことですよ!」と発言すると,「そうそう,そういうことですよね!」と全員から大絶賛されていた。
早くも結論が出てしまった感があるが,ここで志倉さんから「今回はオタクが世界を救っちゃうんです」と気になる発言がポツリ。さらには,「つまり,お前らが世界を救うってことだ!」と会場に向かってドヤ顔でアピールし,観客を大いに沸かせていた。
そして次のテーマは,恐らく本作に期待しているファンがとくに気になっているであろう要素のひとつ「南條さん,徳井さん,細谷さんが演じるキャラクターについて」。ただし,志倉さんが言うには,まだ収録はしておらず,キャスト陣に資料を渡した段階らしい。つまりキャスト陣は,資料から得たイメージを元にキャラクターについて語らなければいけないということだが,
と,それぞれ鋭い目線でキャラクターについて考察していた。
それらのコメントに対し,色々と補足説明を加えていた志倉さんだが,中でも南條さんの「あき穂の真っ直ぐさは自信からくるものではなく,過去のトラウマかコンプレックスからくるものじゃないですか?」という意見に対しては,「言い過ぎ! ……ってくらい合ってますね」と驚いた様子。さらに志倉さんは,「あき穂は『このままいくのかな?』と怪しんでほしいキャラなんです。途中で心が折れて,違う性格になっちゃうキャラとかいるじゃないですか」と意味深なコメントを発した。これは何気に,あき穂というキャラクターの根幹に関わる設定が垣間見える発言なのではないだろうか。
ラストのテーマは,「二足歩行ロボットに対する,志倉さんの考え」について。現状,二足歩行ロボットは,技術的にもコスト的にもメリットがないと前置きしたうえで,実用できたとしたら,二足歩行は直感的な操作が可能だし,被災地など移動困難な場所にも踏み込める強みがあるのではないかと,独自の意見を語った。二足歩行ロボットをいかに実現するか,それをRobotics;Notesでは描いているとのことだ。
最後には,コラボイベントとラジオについての発表もあった。まずは10月28日,29日,30日に,秋葉原のラジオ会館で謎のイベントが開催されるという。志倉さんが言うには「恐らく,世界線が変わるほどの大きなイベントになる」とのことで,非常に気になるところだ。
そしてラジオは,10月8日に文化放送とニコニコ生放送にて,志倉さん,阪口大助さん,明坂聡美さんの3名がパーソナリティを務める「電人☆GA部ぅ〜」がスタートするという。Robotics;Notesのコーナーもあるとのことなので,ファンなら要注目の番組になりそうだ。
「Robotics;Notes」公式サイト
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