Microsoft，Windows 8のリリースプレビュー版を公開。順調なら製品版は年末に登場

　北米時間2012年6月1日，Microsoftは，次期OS「Windows 8」のリリースプレビュー版となる「Windows 8 Release Preview」（以下，Windows 8 RP）を発表した。用意されているのは日本語を含む14か国版だ。すぐに入手したい人は，下にリンクを示した特設Webページへ飛んでほしい。

Windows 8 Release Preview配布ページ

　Windows 8 RPのシステム要件は下記のとおりとなっている。

• CPU：動作クロック1GHz以上
• メインメモリ容量：1GB以上（32bit版），2GB以上（64bit版）
• HDD空き容量：16GB以上（32bit版），20GB以上（64bit版）
• GPU：DirectX 9対応以上
• ディスプレイ：1024×768ドット以上（Windows Storeにアクセスし，アプリをダウンロードして実行する場合），1366×768ドット以上（アプリをスナップする場合）

　なお，Microsoftの公式blog「Building Windows 8」で同社Windows＆Windows Live担当社長を務めるSteven Sinofsky（スティーブン シノフスキー）氏が語ったところによると，Windows 8 RPはプレリリースとしては最終のもの。今後はRTM（Release To Manufacturing，製造工程向けリリース）に向けて，完成度をさらに向上させていくとのことだ。RTMの最終フェーズには約2か月で移行する予定で，順調にいけば，北米市場のホリデーシーズン（11月下旬〜12月）に，Windows 8（およびWindows on ARM向けのWindows RT）搭載製品が登場する見込みという。