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Windows 8 Consumer Preview公開。AMDとNVIDIAからは対応グラフィックスドライバも登場
すぐ入手したい人は下のボタンからどうぞ。リンク先は日本語なので,とくに難しいことはないはずだ。なお,Windows 8 Consumer PreviewはISOイメージで配布されている。
Windows 8 Consumer Preview配布ページ
気になるハードウェア要件は以下のとおりで,「Windows 7が動作するハードウェアなら問題なく動くとのこと。ただし,「安定性があり、徹底したテストを完了していますが」(※配布ページより原文ママ),システムがクラッシュしたり,重要なファイルが失われたりする可能性があるため,私用・業務用問わず,メインマシンでは試さないよう推奨されている。
●x86版Windows 8 Consumer Previewのハードウェア要件
- CPU:動作クロック1GHz以上
- メインメモリ容量:1GB以上(32bit版),2GB以上(64bit版)
- HDD空き容量:16GB以上(32bit版),20GB以上(64bit版)
- GPU:DirectX 9対応以上
- ディスプレイ:1024×768ドット以上(Windows Storeにアクセスし,アプリをダウンロードして実行する場合),1366×768ドット以上(アプリをスナップする場合)
Microsoftはまた,「ドライバが用意されていない」という理由によってハードウェアが正常に動作しない可能性についても言及しているが,それを受けて,AMDとNVIDIAからはさっそく対応ドライバが登場してきた。
AMDからリリースされたのは「AMD Catalyst Drivers Windows 8 Consumer Preview」で,Windows 8でサポートされる新しいグラフィックスドライバ仕様「WDDM 1.2」(WDDM:Windows Display Driver Model)のフルサポートが謳われているのが大きな特徴。WDDM 1.2で標準対応となる3D立体視表示や,Direct3D Videoによるビデオ再生支援機能などにいち早く対応したのがトピックだ。そのほかリリースハイライトの和訳は本稿の最後に示したので,興味のある人は参考にしてほしい。
なお,入手先は下記のとおり。「Display Driver」のバージョンは8.93.7 RC10(1202271542-8.93.7-120216m-134255E-ATI)で,「Catalyst 12.1」ベースとなることもあって,Southern Islands世代のRadeon HD 7000シリーズはいまのところ非対応だ。
→AMD Catalyst Drivers Windows 8 Consumer Preview
一方のNVIDIAは,同社が北米時間2月22日に公開したWHQL版グラフィックスドライバ「GeForce 295.73 Driver」「Verde 295.73 Driver」を,そのままWindows 8 Consumer Previewへ対応させてきた。
NVIDIAのGeForce製品情報ページ「GeForce.com」によれば,Release 295.73は,Windows 7&Vista用としてはWHQL認証済みながら,Windows 8用としてはプレビュー版という扱いになっているとのこと。NVIDIAのドライバ担当であるChris Daniel氏からは,「WDDM 1.2に対応している」とのコメントも得られたので,Windows 7&Vista向けのRelease 295.73にWDDM 1.2サポートを追加したものが,今回のプレビュー版ドライバだと理解しておくのが正解だろう。
※12:00頃追記
NVIDIAから今回のドライバの立ち位置に関する情報を入手できたため,記事をアップデートしました。
※13:05頃追記
NVIDIAのChris Daniel氏よりコメントが得られたので,その内容を基に,記事を再アップデートしました。
入手先は下記のとおりとなる。
→32bit版Windows 8 Consumer Preview用GeForce 295.73 Driver Preview(157MB)
→64bit版Windows 8 Consumer Preview用GeForce 295.73 Driver Preview(198MB)
→32bit版Windows 8 Consumer Preview用Verde 295.73 Driver Preview(159MB)
→64bit版Windows 8 Consumer Preview用Verde 295.73 Driver Preview(201MB)
プレビュー版のWindows 8でいち早くゲームを動かして,Windows 8の開発に協力したいという人は,OSのISOイメージともども,自己責任で試してみてはどうだろうか。
●AMD Catalyst Drivers Windows 8 Consumer Previewの新要素
・WDDM 1.2フルサポート
- ネイティブ3D立体視対応:フルスクリーンおよびウインドウモードにおける3Dゲームとビデオアプリケーションをサポート
- 統合型ビデオAPI:ビデオ再生機能をDirectX 11 APIに統合。高品位のビデオ再生と3Dコンテンツの同時実行が可能になったほか,ビデオトランスコード性能向上に向けた準備が整った
- 画面の回転機能最適化
- スリープ&復帰速度の向上
- 消費電力の最適化
・OpenGL&OpenCLサポート
・UVDサポート
・AMD Dual GraphicsおよびCrossFireXサポート
・AMD OverDriveサポート
・Catalyst Control Center(VISION Engine Control Center)サポート
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