リリース
Microsoft,「Windows 8」の開発者向けプレビュー版を公開
Windows 8 Developer Preview | |||
配信元 | 日本マイクロソフト | 配信日 | 2011/09/14 |
<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>
Windows 8 Developer Previewを公開
〜BUILDカンファレンスの参加者と開発者に
新オペレーティングシステムを先行提供〜
〜(本内容は、2011年9月13日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳をベースにした参考情報です)〜
マイクロソフト コーポレーション(Microsoft Corporation、本社:米国ワシントン州レドモンド)は、米国時間9月13日(火)、開発者を対象として開催している BUILD カンファレンスにおいて、次期 Windows(開発コード名:Windows 8)の詳細なプレビューを披露しました。
また、世界中で10億人以上のユーザーが利用するWindows向けのアプリケーションを開発するための新たな開発者向けツールについても、詳しく紹介がされました。
◇
マイクロソフトのWindows & Windows Live担当プレジデントであるスティーブン シノフスキー(Steven Sinofsky)は、「我々はWindowsを再創造しました。チップセットからユーザーエクスペリエンスに至るまで、Windows 8は妥協することなく、新しい可能性をもたらします」と、参加した数千人名の開発者に向けた基調講演で述べました。
◇
BUILD: Windows 8 Developer Preview (英語)
◇
また、マイクロソフトは、以下のWindows 8のさまざまな新機能を紹介しました。
■タッチ主導のユーザーインターフェイス
- Metro スタイル:Windows 8では、タッチ操作のために設計されたMetroスタイルのインターフェイスが新たに導入されています。Metroは、ユーザーにとって重要な情報を提示するとともに、シンプルさや、使いやすさを提供します。MetroスタイルUIは、マウスやキーボードによる操作とも親和性があります。
- 単なるタッチ デバイスでのブラウジングを超えた、タッチ主導のブラウジング:Internet Explorer 10が提供する軽快で滑らかなタッチ ブラウジングのエクスペリエンスにより、Windows 8が搭載されたデバイスではWebサイトを中心に据えたブラウジングが実現されます。
■利用方法の幅が広がる、強力で相互に接続されたアプリケーション
- 最適化されたアプリケーション:Windows 8向けに設計された Metroスタイルのアプリケーションがエクスペリエンスの中心となり、余分な情報を除いた全画面表示を行います。
- アプリケーション間の連携:Windows 8では、アプリケーションは相互に情報をやり取りします。例えば Facebook、Flickr、自分のハードドライブといった複数の場所から写真を選んでメール送信することが簡単にできます。
- 作成したコンテンツをデバイス間で同期:写真、電子メール、予定表、連絡先などの普段よく利用するクラウドサービスのあらゆるコンテンツを Liveサービスがローミングし、各デバイスで最新の状態に保ちます。SkyDriveを利用することで、どんなデバイスからでも、どんなブラウザーからでもコンテンツにアクセスできます。
■さらに強化されたOSの基盤
- Windows 7 のよい部分をさらに進化:Windows 8は Windows 7のきわめて強固な基盤の上に構築されており、パフォーマンス、セキュリティ、プライバシー、システムの信頼性の面でさらに改良を施されています。Windows 8は、必要なメモリーフットプリントを削減し、エントリーモデルのハードウェアであっても、アプリケーションのための領域を多く活用ことができます。
- パワーユーザーのお気に入りの機能を維持しつつさらに強化:PCの能力を限界まで活用するユーザー向けに、Windows 8ではさらに強化されたタスク マネージャーとエクスプローラー、マルチ モニター環境用の新しく柔軟な設定オプションを提供します。
■開発者への新たな可能性の提供
- Windows Store:Windows Storeにより、開発者は新しいゲームであれ、なじみのある生産性を向上させるツールであれ、Windowsが流通している場所なら世界中のどこでもアプリケーションを販売することができます。
- より多くの言語による開発:Windows 8では開発者の持つ既存のスキルとコードを活用することができ、好みのプログラミング言語を利用して素晴らしいエクスペリエンスを創ることができます。
- リッチなハードウェア統合がもたらすリッチなエクスペリエンス:DirectX 11 が支える Windows 8のゲーミング パワーにより、スムーズでちらつきのないアクションを実現したフルスクリーンのゲームを容易に開発することができます。
■新世代のハードウェア
- 1つの Windows、多様な形状とサイズ:ARMベースのチップセット、x86(32ビットおよび64ビット)デバイス、タッチ操作、センサーなどに対応した Windows 8は、10 インチのタブレットPCやノートPCから27インチの高解像度画面を備えたオールインワンPCまで、多種多様なデバイスでスムーズに動作します。
- いつでもオンライン状態:Windows 8では最新の超薄型PCやタブレットPCが一瞬で起動し、一回の充電で一日中動作し、インターネットに常時接続することができるので、必要な時にいつでも PC を利用することができます。次世代のsystem on a chip(SoC)への対応により、スタンドバイや低消費電力化がさらに実現されます。
- PCのパワーをすべて引き出す:Windows 8は、現在Windows 7で利用しているデバイスやアプリケーションをそのまま動作させることができ、PCに期待するパフォーマンスを妥協することなく引き出すことができます。
BUILDの参加者は、AMD、Intel、NVIDIA、Qualcomm、Texas Instrumentsなどのパートナーによる成果を見る他に、アプリケーションの開発やテスト用にWindows Developer Previewが搭載されたSamsungのプロトタイプPCを提供されました。開発者は、Windows Developer Previewを新たな Windows Dev Center(英語)より、週内にはダウンロードすることができます。また、各セッションのWebキャストは、BUILDのサイト(英語)に公開されます。
- 関連タイトル:
Windows 8.x
- この記事のURL: