ニュース
「豪血寺一族」シリーズの復刻企画が頓挫したことを旧ノイズファクトリーのTwitterアカウントが公表
この企画は,アーケード版「豪血寺一族」が来年に迎える30周年を記念すべく進められていたもの。頓挫の理由は,版元から許諾を得られなかったためであるという。
なお同アカウントは「あるキャラクターがポリコレ(political correctness)になるリスクが高く訴訟に発展するリスクが高い為」(原文ママ)と述べているが,恐らく「ポリティカル・コレクトネス(政治的妥当性)に反する可能性が高く,糾弾を受けるおそれがあるため」という意味だろう。
ご無沙汰してました…
— noise factory (@noise_mail) March 30, 2022
「豪血寺30周年」に向けてリリース
されたゲームの復刻を昨年11月から
版権元に申請していましたが、あるキャラクターがポリコレ(political correctness)になるリスクが高く訴訟に発展するリスクが高い為、ゲーム復刻の許諾はおりませんでした…
とても残念気持ちでいっぱいです。
— noise factory (@noise_mail) March 30, 2022
ポリコレ対象になりそうなキャラが
含まれてないタイトルだけでもと
申請しましたが、それも許諾NGで
した。時代の流れを理由にされると
過去のゲーム復刻はより困難になって
行く事でしょう。
「豪血寺一族 先祖供養」 |
「豪血寺一族2 ちょっとだけ最強伝説」 |
アトラス(現法人)の親会社であるセガは,2021年5月に公開した決算資料で,アトラスのものも含めて旧作のIP資産を活用していく姿勢を示していた。復刻企画には時代に応じたハードルが存在するということだろうか。
今回の事態にあたり,旧ノイズファクトリーの公式Twitterでは,楽曲もしくは設定資料集などのリリースを目指して方向転換を図ることを表明している。そのため,代表のみの法人を設立する予定だという。
ゲームが駄目ならサウンドの復刻を
— noise factory (@noise_mail) March 30, 2022
また、キャラクター設定資料集とか
出来るのではと思案は続けます。豪血寺シリーズを楽しんでくださるファンの方々には今後もよろしくお願いします。いつか、ゲーム復刻が叶う日が来て欲しいと切に願います。
ゲーム以外での実現の為、1人だけの会社を作ります。
- 関連タイトル:
豪血寺一族 先祖供養
- この記事のURL:
(C) ATLUS CO.,LTD.1993,2009