イベント
ニンテンドー3DSの通信機能を使って,より対戦が身近になった「スーパーストリートファイターIV 3D Edition」のプレゼンテーションをレポート
ここではカプコンの小野義徳プロデューサーが登壇し,スパIV 3Dに関する最新情報を惜しげもなく披露した。早速そのプレゼンテーション内容をお伝えしよう。
まず,小野氏は,「ストリートファイター」シリーズが歩んできた歴史を振り返りながら,開発当時のエピソードを披露。「ストIIのときから“ダッシュ商法”というバージョン違いを出してきました(笑)。ですが,この頃から格闘ゲームが“格闘ツール”という形で将棋やオセロのように,公平な形でプレイしていただけるようになりました」と述べた。
また「ストリートファイターZERO」では「なんでゼロやねん! 戻っとるがな」というスタッフやプレイヤーからの意見もあったと話す。また,「ZERO2」「ZERO3」,「ストリートファイターZERO3↑(アッパー)」といったタイトルに関しては,「『カプコンが付けたタイトルならしょうがねえ』という感じで皆さんに受け入れられたというのは嬉しかった」と,小野氏はコメントしていた。
その後,話題はスパIV 3Dへと移る。スパIVといえば“対戦”,そしてニンテンドー3DSといえば,裸眼立体視もさることながら通信機能の強化も見逃せないポイントだ。本作では通信機能を使い,気軽に,いつでも,どこでも,誰とでも,素早く対戦ができるようになっている。
ローカル通信を用いたプレイも可能。職場,電車,バス,学校など,あらゆる場所で対戦できる。友達同士でワイワイ盛り上がりながら対戦するのも面白そうだ。「授業中はだめですよ(小野氏)」 |
チャンネルLIVE!を使えば,他人の対戦している様子をウォッチングできる。会場ではスタッフ4名が登場し,チャンネルLIVE!を用いての“観戦”と,通信機能を用いての“対戦”を披露した |
本作では,タッチセンサーのパッド(入力パッド)に自由に技を貼り付けることができる。これにより,コマンド入力が苦手な人でも楽々と技を繰り出せるようになる。ちなみに,入力パッドを使わないモード同士でも対戦可能なので,従来のプレイヤーも安心だ |
一人でプレイしている状態では,対戦できそうなプレイヤーを自動的に検索する。誰かを探しにいったり,誰かを待ったりすることなく素早く対戦ができる |
これは画面をコピーしているわけではなく,4人がまったく違う状態で3DSを接続している状態を映し出している。四分割画面だとよく分かるが,2Dビューと3Dビューでも垣根なく対戦できる。ちなみに下画面が観戦している画面で,上画面が対戦の画面だ。なお最大6人まで観戦できるとのこと |
すれちがい通信を使えば,プレイ中にさまざまなフィギュアを入手できる。このフィギュアには,レベルや強さなどといった機能が入っている。ニンテンドー3DSのデッキにフィギュアをセットすることで,街中でフィギュア同士が対戦をするらしい |
会場にいた人とUstream中継を観ていた人のみのプレゼントとして,ゴールド春麗フィギュアのパスワードが公開された |
最後に小野氏は「皆さんの助けと応援があって,シリーズを続けることができています。今回ニンテンドー3DSという新しいソリューションを使って,より多くの方々に対戦体験を感じていただきたいと思っています。ぜひとも2月26日にはお店にいって購入していただければと思います。今日はありがとうございました」と,挨拶してイベントを締めくくった。
任天堂公式サイトでのイベント録画はこちら
「スーパーストリートファイターIV 3D Edition」公式サイト
- 関連タイトル:
スーパーストリートファイターIV 3D Edition
- この記事のURL:
(C)CAPCOM U.S.A., INC. 2011 ALL RIGHTS RESERVED.