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[AOU2011]3D格闘ゲームの頂点を目指す「鉄拳TAG TOURNAMENT2」,“タッグコンボ”の全容が明らかになった,ステージイベントレポート
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印刷2011/02/19 11:01

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[AOU2011]3D格闘ゲームの頂点を目指す「鉄拳TAG TOURNAMENT2」,“タッグコンボ”の全容が明らかになった,ステージイベントレポート

「鉄拳TAG TOURNAMENT2」のプロデューサー,原田勝弘氏
画像集#002のサムネイル/[AOU2011]3D格闘ゲームの頂点を目指す「鉄拳TAG TOURNAMENT2」,“タッグコンボ”の全容が明らかになった,ステージイベントレポート
 期待の新作格闘ゲーム「鉄拳TAG TOURNAMENT2」がプレイアブル出展されたAOU2011のバンダイナムコゲームスブース。そのメインステージで,本作のプロデューサーである原田勝弘氏が登壇し,本作の魅力を語るというイベントが開催された。

 原田氏はまず,なぜ「鉄拳TAG TOURNAMENT」の続編を出すのかについて,ファンだけでなくゲームセンター関係者,つまりオペレーター側からの声が大きかったという事実を語った。12年前,「鉄拳3」を受けて制作した鉄拳TAG TOURNAMENTは開発チームが予想した以上に好評であり,「鉄拳6 BLOODLINE REBELLION」の人気がピークを迎えつつある今,「次に出すのはTAG2しかない」と感じたのだという。

[AOU2011]「鉄拳TAG TOURNAMENT2」がプレイアブル出展。スクリーンショット公開&YouTubeには最新トレイラーも登場

「鉄拳TAG TOURNAMENT2」公式サイト



画像集#005のサムネイル/[AOU2011]3D格闘ゲームの頂点を目指す「鉄拳TAG TOURNAMENT2」,“タッグコンボ”の全容が明らかになった,ステージイベントレポート
 2011年夏の稼働に向けて現在開発が進められている本作だが,今回明らかになったのは,タッグならではという感じの,2つのコンボシステムの情報だ。相手を浮かせて次々と技を叩き込んでいくという従来のコンボに加え,本作ではキャラクターを切り替えつつ,空中コンボをつないでいく,2つのシステムが用意されている。

 1つは「タッグコンボ」と呼ばれるシステムで,空中コンボ始動技がヒットする直前にタッグボタンを押すことで,パートナーに交代してコンボをつなげるというもの。特徴は通常のコンボではどうしても発生してしまう「ゲージの回復」を最小限に抑えられることだ。回復ゲージは体力ゲージ上に赤い部分として表示され,控えに回っている間に,徐々に回復が行われる。

 逆に,ゲージの回復を抑えることは難しいが,大きなダメージを狙えるのが,もう1つの「タッグアサルト」だ。タッグアサルトでは,バウンド状態の相手を拾えるので,より多くの技を叩き込める。

 例えば対戦の序盤はタッグコンボで着実にダメージを稼ぎ,KOを狙えるタイミングで,タッグアサルトを繰り出し,一気に倒し切るといった戦い方が可能になる。状況に合ったコンボ選択が必要になってくるというわけだ。


 なおタッグコンボの操作については,初心者でも簡単に出せるように現在も調整中とのこと。そのほか,新たなステージギミックである“ベランダ落ち”や,パートナーとの相性によって,レイジが発生しやすい/しにくいなどといった,新たなフィーチャーも用意されているとのことなので,本作のファンは稼働開始を楽しみにしよう。

特定のステージで相手を端に追い詰め,吹き飛ばすと,ステージギミック“ベランダ落ち”が発生。下で待ち受けるパートナーがさらにコンボを決める
画像集#006のサムネイル/[AOU2011]3D格闘ゲームの頂点を目指す「鉄拳TAG TOURNAMENT2」,“タッグコンボ”の全容が明らかになった,ステージイベントレポート 画像集#007のサムネイル/[AOU2011]3D格闘ゲームの頂点を目指す「鉄拳TAG TOURNAMENT2」,“タッグコンボ”の全容が明らかになった,ステージイベントレポート

画像集#010のサムネイル/[AOU2011]3D格闘ゲームの頂点を目指す「鉄拳TAG TOURNAMENT2」,“タッグコンボ”の全容が明らかになった,ステージイベントレポート
 さらに,ゲームそのものに加えて,その外側も鉄拳6 BLOODLINE REBELLIONから大きな進化を遂げていると原田氏は語る。
 まず「ライブモニター」が大幅に強化され,操作パネルなどが追加された。「機動戦士ガンダム エクストリームバーサス」でも採用されたシステムだが,操作パネルを使うことによって,見たいコンテンツに素早くアクセスできるようになったという。また,日本の店舗でしか使えなかった「TEKKEN-NET」が海外の店舗に広がり,世界中を対象にしたランキングやリプレイなどが閲覧可能になる。例えば韓国やヨーロッパなど,「鉄拳」シリーズの人気が高い国の最新の対戦を,日本にいながらにして見られるわけだ。

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画像集#009のサムネイル/[AOU2011]3D格闘ゲームの頂点を目指す「鉄拳TAG TOURNAMENT2」,“タッグコンボ”の全容が明らかになった,ステージイベントレポート
 新たに「BANA PASSPORT」システムに対応することも明らかになった。本作で初登場となるこのカードシステムは,一枚のカードで,すべてのキャラクターの情報を扱うことができるというものだ。40人以上のキャラクターが登場する本作で,キャラクターごとにカードを用意しないですむのは,かなりありがたいことだ。
 またセガの「Aimeカード」と相互乗り入れすることで,バンダイナムコゲームスとセガの両タイトルで使用が可能になる。Aimeカードと同じく「おサイフケータイ」の利用もでき,この場合はカードを用意する必要すらないとのことだ。
 情報の閲覧は,Web対応になったことで,従来の携帯電話はもちろん,iPhoneやAndroidなどのスマートフォン,さらにPCからでも可能になり,カードの再発行についても,店員さんの手を煩わせることなくWebから新しいカードに移行できる。

 AOU2011に出展されているバージョンでは,42人のキャラクターがプレイ可能で,開発度でいえば50%程度という。シリーズファンには懐かしいキャラクター,ステージ,そしてBGMなども用意されており,さらにタッグになったにもかかわらず,ロード時間などは短縮されているそうだ。ゲームの内側から外側まで,あらゆる面で強化された鉄拳TAG TOURNAMENT2の続報に期待しよう。

キャラクターセレクトのブランク部分に,さらにキャラクターが増える予定だという
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  • 関連タイトル:

    鉄拳TAG TOURNAMENT2

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