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「Ryzen AI 300」搭載の薄型ゲーマー向けノートPCをMSIが展示。フロントに大型ディスプレイを搭載したデスクトップPCも
Ryzen AI 300シリーズは,「Zen 5」アーキテクチャをベースとしたCPUコアと,「RDNA 3」ベースのGPU,AI処理用の「Neutral Processing Unit」(NPU)を統合したSoCだ。NPUのアーキテクチャを「XDNA 2」世代に変更しており,最大で50 TOPSという性能を備えるという。
Stealth A16 AI+は,MSI製のゲーマー向けノートPCでは,薄型軽量の部類に入る「Stealth」シリーズの16インチ級モデルである。SoCは,Ryzen AI 300シリーズのうち,12コア24スレッドの「Ryzen AI 9 XH 370」を採用するとのこと。
搭載GPUは,NVIDIAのノートPC向けGPUである「GeForce RTX 4070 Laptop GPU」だ。ただ,プリインストールしているGPUドライバは「NVIDIA Studio Driver」なので,どちらかといえばクリエイター向けPCとしての側面が強いと言えそうだ。
なお,Stealth A16 AI+の具体的な発売日は明らかになっていない。
また,MSIブースには,デスクトップPCの新製品である「MEG Vision X AI」も展示されていた。PCケースの前面にタッチ対応ディスプレイを搭載するのが見どころだ。このディスプレイは,MSI製品に搭載する独自のAIアシスト機能「AI Engine」の画面を表示するのに使われる。加えて,PCのサブディスプレイとしてアプリケーションの画面を表示することもできるそうだ。
また,MEG Vision X AIは,裏配線でPCケース内部のケーブルが目立ちにくい「back-connect design」を採用するのもポイントだ。MSIによると,back-connect designはPCケース内部の美しさだけでなく,冷却性能の向上も実現しているという。
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