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[COMPUTEX]MSIのゲーマー向けノートPC,最上位モデルの新型は見た目がぐっと今風に。3Kパネル搭載の薄型モデルも
フラグシップモデル「GT7x」が
精悍な印象になって新登場
17.3インチサイズで解像度1920×1080ドットの液晶パネルを搭載するGT72 Dominator Proは,従来製品であるGT70シリーズとは一線を画したデザインの新型筐体を採用するのが大きな特徴だ。
一方で,ただ軽くなっただけでなく,底面の吸気孔はパンチ穴の空いたシートが赤く塗装されるなど,遊び心も感じられるものになっている。
本体側面のデザインも直線が基調となった。向かって左側にはUSB 3.0×4とサウンド入出力,右側にはUSB 3.0×2と光学ドライブが装備されている |
本体背面にはACアダプター接続端子のほか,1000BASE-T LAN×1,mini DisplayPort×1,HDMI(Type A)×1が用意され,標準で3+1画面の「Matrix Display」出力に対応する |
本体底面。どことなくALIENWAREのノートPCを彷彿とさせるデザインだが,パンチ穴の空いた吸気用シートが赤い。冷却ファンを2基搭載する仕様はGT70から変わらずだ |
Dynaudio International製スピーカーを搭載する点は従来と同じだが,組み合わされるCreative Technology製ソフトウェアスイートは,GT70シリーズの「Sound Blaster Cinema」から,今回は「Sound Blaster Cinema 2」に変わっていた。ただ,ブースの説明員いわく,違いは「よく分からない」とのことだった。
デザインがぐっと今風になり,もともと強かったストレージ周りもさらなる強化が期待できるGT72。「17インチクラスの4Kや3Kパネルがなく,採用できなかった」(説明員)とのことで,この点はやや残念に思う人はいるかもしれないが,機能てんこ盛りの“オールインワン”モデルが順当に進化したことになるので,登場となれば注目を集めそうだ。
あとは,登場が予定される年末商戦期までに,GPU側で次世代感が出てくるといいのだが。
GS60の3Kモデルや,国内発売予定ありのBay Trail-Tタブレットなども
MSIが展示していたゲーマー向けノートPCで,もう1つの注目株となるのが,
厚さ19.9mmの薄型ボディに,「GeForce GTX 870M」とCore i7プロセッサ,
薄型ながらハイスペック,がウリのGS60。液晶パネル以外に新味はないが,それでもこの厚みはインパクトがある |
4K液晶パネル搭載の「GS60 2PE Ghost Pro 3K Edition」も展示されていたのだが,こちらは参考展示。現時点で国内発売の予定はないという |
ノートPC向けKaveri「FX-7600P with Radeon R7 Graphics」搭載の「GX70 5CD Destroyer」。こちらは国内発売予定ありとのことだった |
スペック的にはよくあるAtom+Windows 8.1タブレットだが,登場時期と販売価格次第では面白い選択肢になる可能性もあるだろう。
角度調整の可能な折り紙風スタンド化するキーボード付きカバーが付属した2-in-1タブレットとなるS100。本体サイズは262.17(W) |
Mini-ITXマザーボードを搭載するゲーマー向け小型デスクトップPC「Nightblade Z97」。基本的には,デスクトップPCを展開している市場向けの製品だが,国内ではショップブランドやシステムビルダーのブランドで採用される可能性があるという。右はデスクトップPCとしてのスペック見本 |
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