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[E3 2011]オークの大軍をブチのめす気持ちよさが秀逸。宇宙海兵隊の豪快な活躍を描く「Warhammer 40,000: Space Marine」試遊レポート
Warhammerシリーズの魅力は,ほどよい大雑把さというか,少しくらいの問題ならパワーで解決してしまえ的な大らかさにある(と思う)。「オークがバーッて攻めてきたら,こうダーッてやって,ババババーッてして,グチャーッてやっつけたら面白いじゃん!」みたいな。筆者の中ではこんなイメージである。
Warhammerシリーズの遠い未来を舞台にしたWarhammer 40,000シリーズにもこの大雑把さは引き継がれている。
グリーンスキン種族が改心したりはしていないし,装備も「未来っぽく見えそうなので,甲冑にメーターっぽいものを取り付けておきました!」みたいなデザインになっている。武器に至っては,銃があれば剣なんかで戦う必要はないはずなのに,遠い未来の彼らが開発したのはオークをぶった切るためのチェーンソウ・ソードとかなのである。
本作をプレイして強く感じたのも,このシリーズが持つ独特のパワフルさだ。「でっかい鎧を着て,ダダーッと敵の中に突っ込んで,ガンガン撃って,ザクザク斬って,オークとかやっつけようぜ!」といった感じで,気持ちいい豪快さが存分に堪能できると思う。
「Warhammer 40,000: Space Marine」公式サイト
さて,今回実際にプレイできたのは,基地というか要塞というか,巨大な建物の中をずんずん進んでいくというステージ。自分が操作するのは1人のスペースマリーンだけなのだが,その後ろにはAI制御のスペースマリーンが2人付いてきて,一緒に戦闘してくれる仕様になっていた。
プレイ方法にもよるだろうが,筆者はかなり頻繁にアサルトライフルが弾切れを起こしていた。だが,そんなときはズンズン近づいていってチェーンソウ・ソードでザッシュザッシュとやればいいのだ。もしかしたら,メレー攻撃の機会を増やすために,わざと弾が少なくなっているのかもしれない。なお,地面をドシンと踏みつけて,衝撃波で周囲の敵をふっとばすという接近戦向け特殊攻撃も用意されていた。
このほか,プレイ中に気づいたのだが,本作にはGears of WarなどのTPSにある「オブジェクトに身を隠す」というような動作がない。スペースマリーンは,こそこそと物陰に身を隠したりしないのである。たぶん。
中でも特筆すべきは銃撃感で,わらわらやってくるオークを次々に撃ち倒していくのがかなり爽快だった。ほかにも,重い鎧を着たスペースマリーンがズンズンズンと敵に向かって突っ込んでいく重量感も小気味いいものだ。
このあたりの気持ちよさを実現するために,かなりの時間を調整に要したのではないだろうか。銃撃音,斬撃音といったサウンドにも気が遣われているようだった。
今回プレイしてみて,Warhammerシリーズが初めてという人にもこの爽快感がバッチリと味わえる作品であると実感した。いまのところ日本でのリリースは未定だが,発売されるといいな。
「Warhammer 40,000: Space Marine」公式サイト
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