EA，「バトルフィールド：バッドカンパニー2 ベトナム」の配信開始日を，PC版が12月20日に，PS3，Xbox 360版が12月21日と発表。ジャングルと泥沼の戦場が帰ってくる

　エレクトロニック・アーツは本日（12月9日），発売中の「バトルフィールド：バッドカンパニー2」（PC/PlayStation 3/Xbox 360）のダウンロードコンテンツとなる「バトルフィールド：バッドカンパニー2 ベトナム」の配信開始日を明らかにした。発表によれば，PC版が2010年12月20日で，PlayStation 3/Xbox 360版がその翌日，12月21日。価格はPC版が1500円で，PlayStation 3版が1500円，Xbox 360版が1200マイクロソフトポイントとなっている。
　PC版はEA STOREから，またPlayStation 3版はPlayStation Networkで，Xbox 360版はXbox LIVEで配信が行われる予定だ。というわけで，年末年始は蒸し風呂のようなジャングルで，あるいは水田の広がるのどかな村で，1960年代の武器，兵器を使った戦いに明け暮れることが，個人的に決定したようだ。

「バトルフィールド：バッドカンパニー2 ベトナム」公式サイト

　ベトナム戦争を背景とするバトルフィールド：バッドカンパニー2 ベトナムには，これまで何度かお伝えしたように，4種類の新しいマップが収録されるほか，それを4つのゲームモードでプレイできる。詳しいことは発表されていないが，バトルフィールド バッドカンパニー2でフィーチャーされた「ラッシュ」モードのほか，シリーズを通して採用されてきた「コンクエスト」モードが登場するのはほぼ間違いないだろう。
　さらに，12月6日に掲載した記事にもあるように，ゲーム中のアクション（弾薬の補給や，修理，負傷兵の治療など）が6900万回に達したら，5つめのマップ「Operation Hastings」がアンロックされるというフィーチャーも発表されているので，プレイを続ける楽しみにしてほしい。


　日本でも人気の高いマルチプレイFPS「バトルフィールド」シリーズだが，ベトナム戦を描くのは，2004年の「バトルフィールド ベトナム」以来のことになる。個人的に好きなタイトルなのだが，その前の「バトルフィールド1942」（2002年）からのグラフィック的，システム的な変化が少なかったことや，そもそもメガヒットタイトルの続編として期待が大きかったことの反動などから売り上げはふるわず，開発者インタビューなどで，うっかり存在が忘れられたりする気の毒なタイトルでもある。
　DLCという，やや遠慮がちな形ながら，EA DICEが再びベトナムに挑んだ作品であるだけに，バトルフィールド ベトナムファンの筆者としては，かなり楽しみにしたい。いやあ，うっかりブービートラップに引っかかったときは，悔しかったのなんのって。