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日本マイクロソフトとスポーツクラブNASが共同開発したダンス式エクササイズ「みんなで Dance Central」。そのレッスンの模様を取材してきた
これは,以前「こちら」の記事で紹介した,「ファイターズ アンケージ」を使ったファイティング系エクササイズ 「フィットネス・ファイターズ アンケージ」に続く,スポーツクラブNASと日本マイクロソフトによる共同開発スタジオプログラムの第2弾となる。
「Dance Central」公式サイト
スポーツクラブNAS公式サイト
このプログラムでは,「Dance Central」をスタジオの大画面のスクリーンに映し出し,インストラクターのリードのもと,ゲームを楽しみながらエクササイズできるのが特徴。今回は,「みんなで Dance Central」がどのようなエクササイズなのか,取材する機会を得たので,本稿ではその模様をお伝えしよう。
この日のエクササイズに参加していた人はざっと数えて20人以上いる盛況ぶり。エクササイズが始まると,インストラクターが「アップ,ダウン,アップ,ダウン!」「4,3,2,1,右肩下がる〜!」と,軽快な掛け声でフロアを盛り上げる。この日に初めて参加したのか,中には動きがぎこちなかった人もいたが,曲が進むにつれて皆の動きが軽やかになり,後半には,ほとんどの人が普通に踊れるくらいになっていた。以下にセットリストを掲載しておくが,エクササイズでは全10曲(うち1曲は2連続のリピート)を踊っていた。
セットリスト
(1)Poker Face/Lady Gaga
(2)Hey Mami/Fannypack
(3)I Know You Want Me(Calle Ocho)/Pitbull
(4)Evacuate The Dancefloor/Cascada
(5)Galang'05/M,I,A
(6)Down/Jay Sean feat, Lil Wayne
(7)Pon De Replay/Rihanna
(8)Bust a Move/Young MC
(9)Just Dance/Lady Gaga
(10)Just Dance/Lady Gaga
曲によっては激しい動きが求められる「Dance Central」だけに,途中の休憩時間や終了後には,息を切らせていた人もちらほらと見かけられた。大変そうであるが,それだけエクササイズの効果があることの顕れともいえるだろう。
筆者も「Dance Central」をプレイして,運動不足解消にはうってつけだと感じたが,一人だと“甘え”が出てしまうこともあるので,本気で運動したいという人は,このプログラムを参考にしたり,大崎近郊に在住の人であれば,スポーツクラブNASに通ってみるのもいいかもしれない。
プログラム終了後に,今回の「みんなのDance Central」がどのような経緯で実現したのか,スポーツクラブNAS大崎 支配人の吉田宗介氏と,インストラクターのミキティさんに話を聞いてきた。本稿の締めとして掲載しよう。
――「みんなで Dance Central」が実現した経緯を教えてください。
吉田氏:
日本マイクロソフトさんから,「Dance Central」のソフトを紹介されたのがきっかけです。以前「ファイターズ アンケージ」という格闘系のソフトを使って同様のコラボレーションを行いましたので,今回は第二弾となります。
――「ファイターズ アンケージ」の時は,ゲームを見て独自のプログラムを作るという形でしたが,「Dance Central」では,どういった経緯でこのようなプログラムになったんでしょうか?
吉田氏:
今回はダンスのソフトなので,体を動かしてほしいというのが狙いがあったんです。画面を見ながら全員同じ動き楽しめるというのは「ファイターズアンケージ」にはない魅力でもありますので,「みんなで Dance Central」はそこの部分が醍醐味ですね。
――スポーツクラブにプロジェクターがあるというのは珍しいですよね。
吉田氏:
はい。今回「みんなで Dance Central」のために120インチのプロジェクターを導入しました。
ミキティさん:
一か月丸々,毎日やっていましたね。最初に全部踊ってみて,その中からレッスンに使う曲をバランスよく選びました。
――実際に「Dance Central」をプレイした感想はどうでしたか。
ミキティさん:
体だけでパパッとできるんで,とても面白いと思います。レッスンは先週もやったんですけど,先週に引き続き,今週も来ていただいていた方は,早くもマスターしていました。
吉田氏:
「Dance Central」をクラブ内に常設してあるので,レッスンが難しいと感じた方は,終わったあとに復習もできるんですよ。自分で練習して,次のレッスンを楽しみに待っているという方もいらっしゃいます。
また,実際に本体ごと「Dance Central」を買って練習している方もいらっしゃいます。レッスンに出るための練習でもありますが,「Dance Central」というソフトの良さを,しっかりと分かっていただいたうえで購入されているんだと思います。一人でも楽しめますし,練習した成果を皆に見てもらえる場があるというのも大きいですよね。
ミキティさん:
「Dance Central」自体は常に置いてありますが,レッスンは一週間に一度しかないので,お客さんのモチベーションもすごく高くなっているんだと思います。
――「Dance Central」を取り入れた効果がかなり出ている,ということでしょうか?
吉田氏:
スポーツクラブとダンスのコラボレーション自体はけっこうありますが,画面を見て,さらにレッスン講師もいるというのは,あまりないですし,目から入ってくる楽しみというか,講師一人で行うレッスンとは違ったものがありますよね。
――プログラムは今後も変わることもあるのでしょうか。
ミキティさん:
はい。違う曲を使ったり,お客様にセンサーの前に立っていただいてスコアをだしていただいたりとかいったことを考えています。あとカロリー表示をして,45分のレッスン時間で「これだけカロリーを消費できます」というのを,お客様に伝えたりするのもいいでよね。もっといろいろな形で広げていきたいと思っています。
――ありがとうございました。
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