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Windows版「Fable III」の3D立体視を体験&ステージイベントの模様をレポート
2010年10月に発売されたXbox 360版に続き,2011年5月20日に発売されるWindows 版「Fable III」。基本的な内容はXbox 360版と同じだが,PC版では「ハードモード」の追加や,Xbox 360版「Fable III リミテッド エディション」限定の追加コンテンツが標準で同梱されているほか,NVIDIAの「3D Vision」に対応したことにより3D立体視でゲームを楽しめるようになっている。
3D立体視対応のPCゲームは次々と登場しているが,実際に立体視でどのようにプレイフィールが変わるのかを体験できる機会はなかなかない。今回の「第3回 秋葉原PCゲームフェスタ」のNVIDIAブースでは,PC版「Fable III」をはじめとする,いくつかの「3D Vision」対応タイトルがプレイアブル出展されていた。
また,PC版ではキーボード&マウスはもちろんのこと,Xbox 360用のコントローラを接続してのプレイにも対応している。そのため,PCゲームに慣れていない人でもコンシューマ機と同じ感覚で楽しめるはずだ。
ただ,プレイ中に気になった点として,セリフの字幕の表示に違和感を覚えた。3D立体視が目の錯覚を利用した表現であるためか,字幕に目の焦点を合わせていると,まわりに表示されるキャラクターや背景が滲んだように見えてしまうのだ。幸いFable IIIのキャラクター音声はすべて日本語で吹き替えられているので,筆者のように違和感を覚えた人は,むしろ字幕をオフに設定したほうが快適にプレイできるだろう。
今回の試遊では時間の都合から序盤のチュートリアル部分しかプレイできなかったが,3D立体視によるゲームへの没入感は素晴らしく,じっくりと腰を据えてFable IIIIの世界に浸りたいと感じられた。3D Visionでゲームを楽しむには専用のハードウェアを揃えなくてはならないが,そのコストに見合うだけの満足感は充分に味わえるはずだ。
また,5月5日にメインステージで行われたGames for Windows 版「Fable III」製品説明会では,Fableシリーズの歴史と,IIIの見どころが一から紹介された。
続く来場者参加型のクイズでは「Fableは今回で何作目?」といった基本的な問題から,「Fable IIIの発売元は?」というちょっとした引っかけ問題(正解は「マイクロソフト」ではなく「日本マイクロソフト」)も出題され,正解者には特製グッズがプレゼントされた。そして最後には3Dゴーグルを景品としたじゃんけん大会も行われ,盛況の中に幕を閉じた。
「Fable III」公式サイト
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Fable III
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