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【PR】内政を軽んじないでいただきたい。ブラウザゲーム「Last Conquer 〜三国争覇〜」で,ゲーム内の状況を鑑みつつ,最大効率で資源を調達して富国に励む
前回,概要と特徴について説明した,Aeria Gamesのブラウザ型オンラインシミュレーションゲーム「Last Conquer 〜三国争覇〜」。インストール不要&基本無料ということで,とりあえず始めてみたという人もいるのではないだろうか(いっぱいいるといいな)。
「Last Conquer 〜三国争覇〜」公式サイト
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前回も少し触れたように,ゲーム開始直後は,どのプレイヤーもまずはチュートリアルライクな「任務」をこなしていくことになる。このチュートリアルでも,ヘルプを見ながらじっくりやれば,それなりに“内政”のノウハウを理解できるのだが,基本的には“建築→等級アップ”を繰り返すだけだ。
この手のゲームにちょっと慣れた人でなければ,各種パラメータの相関関係などは想像しにくいかもしれない。
というわけで,冷静に考えれば誰も内政を軽んじてないよなと,自分で付けた記事のタイトルに違和感を感じつつ,今回は内政にスポットを当てて遊んでみることにする。
内政は,戦争をはじめとした軍事行動以外の,すべての行動を指す。本作におけるプレイヤーの大きな目的は“大陸の制覇”なわけだが,それを個人単位ではなく同盟単位で達成するというのであれば,通貨や資源の供給源としてひたすら内政をし続けるというプレイスタイルも不可能ではない。
つまり,手段と目的,どちらとしても楽しめるのが内政の魅力的なところなのだ。
サーバー内は若干インフレ気味である
とにかく資源! 資源! 資源!
内政の基本となるのは,最初期の任務で建設することになる,以下の4施設での資源生産だ。
・伐採場……木材を生産する
・農地……食料を生産する(呉国は+10%の生産ボーナスあり)
・採石場……石材を生産する(蜀国は+10%の生産ボーナスあり)
・製鉄所……鉄材を生産する(魏国は+10%の生産ボーナスあり)
上記4施設で生産できる各種資源は,施設の建築や施設の等級アップから,内政技術研究や兵士の訓練・軍隊の維持まで,すべてにわたって必要になる。
例えば序盤の任務では,あれやこれやと施設を作っていくことになり,時間の許す限り建築と等級アップを繰り返すことになるだろう。
ただし,その繰り返しだけで済むのは,しばらくの間だけだ。というのも,資源調達の効率化を図るには,施設をアップグレードする必要があり,そのためには大量の資源が必要になってくるのである。
なお前述の4資源は,市場などで取引することもできる。……のだが,基本的にゲームの根幹を成すこの4資源はサーバー全体での絶対数が少ないのか,なかなか売りに出されない。
需要と供給のバランスでいえば,完全に前者に傾いているため,基本的に資源は自分で生産するものであると考えたほうがいいだろう(裏を返すと,通貨の――少なくとも序盤の――重要性はそれほど高くないということでもある。買うものないし)。
もちろん,通貨の価値はサーバー内のプレイヤー数やその動向によって長期的には変化するはず。現状はややインフレ気味だが,市場の相場グラフや同盟プレイヤーの情報などに目を光らせておく必要はあるだろう。
資源調達効率の最大化が基礎の基礎
キチンと把握しておきたいパラメータの関係
さて,前述のような理由から,資源の調達は常に最大効率でブン回しておく必要がある。本作はブラウザゲームで,当然のことながらログアウトしている間もゲーム内の時間はどんどん進んでいる。
そのため,この効率化をいかに成すかで,都市の強弱はかなり変わってくるのだ。最初に1度覚えるだけなので,しっかり頭に入れておこう。
【資源生産量の基本式】
時間あたりの資源生産量=
配分した民夫(労働者数)×
規模効果×
(1+国家加算値+武将加算値+科学技術加算値+同盟加算値)
こんな感じである。これをゲーム内で表現したのが以下の画面だ。
基礎生産量……その施設で生産できる基本的な数値。画面下部のゲージで割り当てる民夫(労働者)数を増減することで変化する
規模効果……当該施設の民夫/民夫上限の割合を係数にしたもの。民夫の割合が100%に近づくほど規模効果も高くなる(≒効率が上がる)
武将付加……武将を主事として任命することで加算される数値。武将の能力によって加算値が異なる
技術付加……「太学院」で行った内政技術研究によって加算される数値
同盟付加……同盟加入によって加算される数値
宝物付加……有料アイテムなどの使用によって加算される数値
基本的には,上記6つの数値を常に最大化するように行動すればいい。
例えば,基礎生産量を上げるためには民夫の数を増やす必要があり,もし民夫が足りないのであれば皇宮の等級をアップして人口の上限を上げつつ,酒場の等級をアップして人口増加率を高める,といった感じだ。
なお,資源調達施設に割り振られていない余剰人口(なんか微妙に差別的な響きだが)は,どういう仕組みなのか知らないが,黄金収入の源泉となる。
とはいえ前述のとおり,黄金は少なくとも現在の経済状況ではそれほど重要ではない。それを踏まえて,とりあえず4つの資源調達施設では,割り当てる民夫を100%にしておくことをお勧めする。
とにかく資源のとぼしい序盤,大人数割り当てによる高い基礎生産量と規模効果で,パワフルに土地から資源をしぼり取るのである。
最小の投資で最大の効果を
それはゲームの内も外も同じ
上記の4資源の調達方法さえ理解すれば,あとは自然と「ああ,こうすればいいのか」ということが分かってくる。
そして4資源のバランスをとるために,各施設の主事を変更したり(内政や知力の高い武将が生産拠点に向いている),技術研究の優先順位をつけたりといった考えが自然と湧いてくるはずだ。
さて,ここまでで紹介した内政の仕組みが分かってきたら,ぜひ一度,画面右下のメニューから商店を選んで覗いてみてほしい。
このウィンドウはズバリ“有料アイテムの陳列棚”だ。基本プレイ料金が無料の本作を,無料のまま遊ぼうという人は無視して構わないが,内政を効率化するために打ってつけのアイテムが満載なので,少しぐらい余裕があるという人は注目してほしい。
とくに序盤で使えるのは,“等級アップや技術研究の時間短縮”といったパワフルなアイテム(?)ではなく,「2種同時建設/待機」など,作業をキュー(待ち行列)に入れられるようにするタイプのものだ。
そもそもブラウザゲームは,時と場所をできるだけ選ばずに遊べるというメリットを(基本的には)最大のウリとしている。
そのために最も必要なのが,たとえば“A施設を建設→B施設の等級アップ→C施設の建設”といった一連の作業をキューにいれておくことだ。こうしておくことで,“一定時間で画面をチェックしていくつかの命令を出す→また画面から目を離す(あるいはログアウトする)”といったことが可能になる。
ゲーム内で無駄な時間も流れないし,現実世界の時間も無駄なく使える。一石二鳥とはまさにこのことだ。
実は,アイテム課金制ゲームのメリット(というのは大げさだけど)は,基本プレイが無料なだけではなく,月額課金などではプレイヤーごとに一律で徴収される料金を,プレイヤーが好きなように配分できるという点が大きい(お金を使う/使わないという点はさておき,だ)。
とくにこの手のゲームだと,身も蓋もなく言ってしまえば,時間のかかる部分が意図的に残されている場合が多く,そこでの不満を解消するためのアイテムが用意されている。
つまりどのシチュエーションで,どのポイントに絞って資源を投下するかが,ゲーム外でも選択可能になっており,ある意味,この判断すらも,プレイヤースキルの一つなのだ。
よっぽど裕福な人はさておき,ジュースを買うための数百円を,いかに効率良くゲーム内アイテムとして使用するか,といった点に頭を悩ませられるのも,基本無料ゲームの楽しみの方の一つではないだろうか。
次回は軍事行動を起こそうと思う。
筆者の都市が,まだあれば
資源調達を効率化して,安定的に資源が得られるようになったところで,次回はいよいよ大陸制覇に向けて軍事行動を起こしてみたい。
今回行った内政も,基本的には大陸制覇のために軍備を整えるのが一番の目的だ。“内政→軍備増強→占領→内政→軍備増強”というサイクルに,他プレイヤーとの同盟やかけひきを織り交ぜて,ナンバーワンを目指すわけだ。
ちなみに,筆者の都市はすでに保護期間が切れているので,次回まで存続しているのかは分からない……というかかなり怪しい。辺りを見回すと,どう見ても大手同盟的な人に囲まれているので,相手が本気になれば簡単に蹂躙される気がしている。
というわけで,次回まで,筆者の都市を特定した近隣のプレイヤーは,子猫のようにおびえている筆者に優しくしていただきたい。もし可能であれば,めちゃくちゃ優しくしてほしいと思っているのだが,いかがだろうか。
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