韓国GNI SOFT，「Cardinal Saga」の後継にあたるMMORPG「Carpe Diem2」を発表

　SeedCの運営による「Cardinal Saga」（韓国名：Carpe Diem）の国内サービスが，3月31日をもって終了することを先日お伝えしたが，同作のデベロッパであるGNI SOFTは，その後継にあたる新作MMORPG「Carpe Diem2」を韓国にて発表している。


　「Cardinal Saga」は，主に成人男性をターゲットに，比較的硬派なグラフィックスを採用していたが，今回の「Carpe Diem2」は，パステル調のグラフィックスと三頭身の可愛らしいキャラクターで，女性と10代の若年層にフォーカスしているのが大きな違いだ。


　ただし「Cardinal Saga」でも大きくフィーチャーされていた馬上戦闘は本作においても健在で，NPCとの会話やアイテムを拾う動作，スキルの使用などが騎乗したまま行えるというシステムを採用している。また騎乗による疾走感を出すために，キャラクターと比べ，建物などが少し小さめにデザインされるなどの工夫が施されてるという。
　さらに本作では，インスタンスゾーンで構成され，1対1のデスマッチや集団騎馬戦闘，城を奪いあう拠点戦闘などが行える「ライブダンジョン」や，さまざまなコミュニティ機能を集約し，最大50対50の大規模戦が可能という「騎士団システム」など，多くの新しい要素が盛り込まれている。どちらもほかのプレイヤーとの協調が必要な，協力プレイを軸にしていることから，コミュニティの活性化に役立つシステムと期待されている。


　GNI SOFTの社長であるPark，Won Beom氏は，「Carpe Diem2は，これまで8年にわたって開発・サービスしてきたCardinal Sagaのノウハウを活かして制作されています。とくにゲームシステムとグラフィックスは，日本市場を強く念頭に置いているので，日本のプレイヤーもぜひ本作を楽しみにしてください」とコメントしている。

　日本でのサービスは今のところ未定であるものの，Cardinal Sagaのファンにとってはちょっと気になる本作。新しい情報が入り次第，4Gamerでもお伝えしていく予定なので，続報にも期待しておこう。