フロム・ソフトウェアは本日(2011年2月7日),同社が2011年内に発売を予定している人気メカカスタムアクション「アーマードコア」シリーズ最新作,
「ARMORED CORE V」(
PlayStation 3 /
Xbox 360)の最新情報を,
多数のスクリーンショットおよび
トレイラームービーと共に公開した。
先日
「こちら」で,日本国内での正式な発表が行われた「ARMORED CORE V」(以下,ACV)。過去作品はすべてアラビア数字でナンバリングされていた本シリーズだが,今作はシリーズの魅力を引き継ぎつつ
“チームでのオンラインプレイを主体とする”というコンセプトの変更に伴い,“5”ではなくギリシャ数字の
“V”に表記が変更されている。
 本作の正式なロゴ |
 キービジュアル |
本日は,そんな気になるACVの最新情報が多数のスクリーンショットと共に届いている。以下,順番に見ていこう。
前述のとおり,ACVではプレイヤー同士でのチームプレイが重要な要素となる。チームによる
領地の獲得・維持がゲームプレイにおける一つの大きな目標だ。チームメンバーがどのようにマッチングされるのか,またチームの“有効期間”,さらにCPU戦がどのような形で織り込まれるのかといったあたりも気になるところである。
また,もちろん一人用のミッションも多数収録される。“ボリュームもバリエーションも過去シリーズとは一線を画す”とのことなので,じっくりと一人で腰を据えて遊びたいという人も心配はなさそうだ。
ほかのチームと激しく領地を争う。ゲーム世界には多数のエリアが存在し,多くの戦いが繰り広げられているという
 |
ゲームは,まずプレイヤーが自らの領地の獲得を目指すところから始まる。実はこの領地争いへはプレイヤー一人でも参戦可能だが,厳しい戦いになるのは間違いない
 |
プレイヤーはガレージで機体のカスタマイズを行い,戦いに備える。機体はもちろん,ガレージそのものも戦いで得た報酬を元にグレードを高められる
 |
 |
ちなみにチームメンバーの中から,一つの戦いに出撃できる人数は
5人(戦闘担当が4人,オペレーターが1人)で,チーム戦は5対5で行われる。オペレーターという役割専門にプレイヤー1人が必要となることから,戦闘には高い戦略性が求められることがうかがえる。リアルタイムでの戦闘のなか,メンバー間でどのようにコミュニケーションをとるのだろうか?
さまざまなメンバー・機体タイプでチームを組む。機体の長所・短所をチーム単位でキチンと把握する必要が出てくる
 |
 |
戦況をリアルタイムで把握できる,オペレーター専用の画面。この画面を見つつ,メンバーに適切な指示を与える。オペレーターには,冷静な状況判断はもちろん,リーダーシップのような資質も求められそうだ
 |
ヘリから次々とパラシュートで投下される兵器
 |
 |
また,シリーズのファンであれば当然今作に登場する“機体”の様子も気になるはず。スクリーンショットでは,中〜重量級の二脚,四脚,逆関節,タンクといったさまざまなタイプの機体をチェックできる。火花を飛ばしながらマップをキュンキュンと高速で駆け回る様子が目に浮かぶだろう。
 中量二脚タイプ |
 重量二脚タイプ |
 逆関節タイプ |
 タンクタイプ |
 四脚タイプ |
 パーツデザインは今作で一新 |
その“動き”が気になる人は,以下のトレイラームービーもチェックしてほしい。これは先日
「こちら」で紹介したのと同じものだが,4Gamerでは高画質版も用意した。見れば,最新作への想像もグンと膨らむはずだ。
なおトレイラーでは海外で本作の販売を手がけるNamco Bandai Gamesの名がクレジットされているが,国内での販売はフロム・ソフトウェアが担当する。