コーエーは,3月25日に発売を予定している
PlayStation 3/
Xbox 360用ソフト
「北斗無双」で,以前お伝えしたケンシロウの
「伝説編」の後編の情報を公開した。
今回公開されたのは,ケンシロウと北斗神拳伝承者の座を争い敗北したために,ケンシロウに対して恨みを持つ
「ジャギ」,次兄トキの名を騙る
「アミバ」,トキが幽閉されているカサンドラの獄長
「ウイグル」,マミヤの村を襲う拳王
「ラオウ」,マミヤの過去を知ったレイと戦う
「ユダ」など,ぞれぞれの戦いのシーンが詰まった「伝説編」後編の情報だ。
紹介されているのは,いずれもそれぞれのキャラクターが際立つ思い出深いシーンばかりだ。原作を読んだことがある人なら,その1コマ1コマがフラッシュバックするような場面ばかりなので,ゲーム中でのストーリー展開をイメージしつつ見てもらいたい。
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◆「伝説編」ケンシロウ 後編
■ジャギとの闘い
アイリを連れ去った男が兄ジャギだと確信したケンシロウは、かつて四人の兄弟で北斗神拳伝承者の座を争ったことを語る。ケンシロウは、ジャギを成敗するためひとり村を出る。
ジャギの部下から村人を救出したケンシロウは、ジャギの本拠地へと歩を進める。ケンシロウは威を示すジャギの像を破壊しながらジャギの元へとを歩を進める。ケンシロウはヘリポートでジャギと対決し、これに勝利を収める
■アミバとの対決
ジャギを撃破し、残る2人の兄が生きているということを知ったケンシロウは、兄たちを探して旅を続ける。
途中木人形狩り部隊に襲われる自警団を救出したケンシロウは、次兄であるトキが奇跡の村の村人たちを木人形と呼び、日夜非道な実験を繰り返しているという情報を得る。
真相を確かめるため、奇跡の村に到着したケンシロウを待ち受けていたのは狂気にゆがみ、昔の面影を無くしてしまったトキの姿だった。
そこへレイが駆けつけ、目の前にいる男の正体がアミバであるということが判明し、ケンシロウはアミバを撃破する。
■カサンドラへ
マミヤの調べで、トキがカサンドラに囚われていることが判明する。
ケンシロウは、レイ、マミヤと共にカサンドラへの侵入を試みる。
守備隊を撃破し、カサンドラ内部へ歩を進めるケンシロウ。衛兵を撃退して囚人から情報を集める。情報を元に隠し通路を発見して、さらに奥へと進んでいく。
最深部で獄長ウイグルと遭遇、これを撃破するケンシロウ。
■ラオウとの再会
トキを救出したケンシロウは拳王の正体が長兄ラオウであることを確信する。ケンシロウはトキ・レイ・マミヤと共にカサンドラを後にし、ラオウの捜索を開始する。
道中、拳王進行隊がマミヤの村に向かったという情報を得る。マミヤの村にいるアイリやリンの身を案じ、先行するレイ。不吉な予感を感じたケンシロウは先行するレイを追う。
ケンシロウは村を包囲する拳王軍を突破し、マミヤの村に入る。そこでラオウに敗北を喫したレイの姿を目にする。ケンシロウはラオウに戦いを挑むが、そこへ遅れて現れたトキに秘孔を突かれ、動きを封じられてしまう。
トキはラオウと互角の勝負を演じるが、ついに力尽きる。ラオウがトキに止めを刺そうとしたそのとき、ケンシロウは秘孔の効果を打ち破り、トキを救出する。ケンシロウは再びラオウに戦いを挑む。
■ダムの決壊を止めろ
(メディスンシティーで明らかとなる、マミヤの過去。)レイは、マミヤのためにユダとの対決を決意。ケンシロウもユダの街へと向かう。
ユダの街にユダの姿はなかった。失意のレイをマミヤの村まで送り届けるケンシロウの前に、ユダが姿を見せる。
ユダを追い詰めると、ユダは村のダムを決壊させる。白髪となったレイにユダを任せ、ケンシロウはダムを修復。ユダとの闘いに勝利し、死にゆくレイを見送る。
技名:泰山流双条鞭(たいざんりゅうそうじょうべん)
ウイグル獄長が2本の鞭を自在に操り、目にも止まらぬ速さで人を切り刻む
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技名:飛燕流舞(ひえんりゅうぶ)
レイが飛翔して両手刀で斬る。南斗水鳥拳の中でも、至極の美しさを持つ技。あのユダでさえ、その美しさに魂を奪われた
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◆登場キャラクター紹介
ユダ:(幻惑の妖星)「おれはきさまの血で化粧がしたい」
美と知略を誇り、それゆえ裏切りの星として、乱世に南斗の擾乱を呼ぶ。
ユダが伝承する南斗紅鶴拳は、相手の返り血で身を染める妖拳。美に対し異常なまでの執着を示し、それゆえ、心ならずもレイの水鳥拳に魅了されてしまった自分自身が許せず、レイに対して強烈な敵意を燃やす。
アイリ:レイの実妹。
結婚式直前に、ジャギによって両親と婚約者はおろか村人全員を惨殺された末に誘拐される。
幸せの絶頂から奈落の底へと突き落とされたアイリは、生きることに絶望して自ら目に薬を浴びて光を失う。
長い間、絶望を彷徨い続けたアイリだったが、妹を必死に探し続けた兄・レイと再会し、ようやく人間らしさを取り戻すようになる。
また失った視力もケンシロウが秘孔を突き、元通りに回復した。
ウイグル獄長:地獄の番人
トキが幽閉されていたカサンドラの獄長。
ラオウが拳法の奥義を強奪した武術家を幽閉するカサンドラの獄長に任命され、トキとケンシロウの再会という、ラオウにとって最も避けるべき事態の阻止を託されている。
アミバ:我流の天才
かつてレイと共に南斗聖拳を学んだ男。北斗の次兄トキに顔をぶたれた復讐としてトキになりすまし、ニセ北斗神拳を悪事に使う“自称「天才」”。
黒王:ラオウの愛馬。
並の拳法家はラオウが手を下すまでもなく、黒王号に葬られた。
ケンシロウと壮絶な痛み分けを喫し、配下の者たちから見捨てられたラオウの元にもただ一頭残るなどその忠誠心は厚かった。
ラオウも「俺が身体を預けるのは黒王号のみ」と、それ以外の移動手段を拒絶している。