このゲームの読者の評価
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WIZの系譜最後の名作 90 - 投稿者:kuma(男性/30代)
- 投稿日:2013/08/09
- 良い点
- 事前にエルミナージュはPSP版1,3、ゴシックまではプレイ済み、
2のプレイ深度は隠しも含めて全ての敵を撃破する程度のプレイ経験での感想になります。
・キャラクリエイト
種族決めやステータスの振り等は、従来のWIZゲームと変わりませんが
キャラクターのフェイスを48×48サイズ、256色の範囲でオリジナルのものを適用することができる。
PCのソフトを使ってオリジナルのものを描くもよし、思い入れのあるキャラクターを描いてロールプレイしても良い。
・戦闘・移動のテンポ
エフェクトや移動のリアルorテンポ等の設定が可能で余計なものがないのでテンポが良い。
・戦闘に絶対を提供しない。
キャラクターを鍛えることも必要な要素ではあるがそれだけでは進めない。
何かを100%防ぐことが非常に困難であり、
仮にそれを成し得たとしても他をかなり犠牲にする設計になっている。
プレイヤーは100%をキープするよりも高くても80〜90%程度の確率の辺りで
思考するため、敵の性質やそれに対応する装備など考えないと進むのが困難。
・音楽
崎元 仁という名前でタクティクスオウガを連想する方もいらっしゃると思いますが
ベイシスケイプの音楽がまたゲームを盛り上げてくれます。 - 悪い点
- ・突っ込みどころの多いストーリー。
元々Wiz系はそこまでストーリーに感動を持たせたりという傾向ではなく、
ダンジョンに入る動機があれば良いぐらいなのでストーリーで長々と喋られるのは少し疲れるところがある。
ネタバレ要素になってしまうので控えますがそこまで大した理由でもないのに
話のスケールだけ大きくなっているのでもっとシンプルでよかったと思います。 - 総評
- 実際にある程度シリーズをプレイして考えてみると2の完成度が高いと感じました。
1がチュートリアルでやりごたえのある敵が少ない。
3が2よりもキャラクリエイトが更にやれることが増えたのですが
それ以外のシステム的に余計だった気がします。
やりごたえだけなら2の時点でも良いと考えます。
ゴシックは、キャラクリエイトが劣化し、システムのゲーム性が薄れた。
やりごたえで言えば2,3と比較するなら簡単すぎる設計。
現状ではWIZ系のゲームも売上的には大ヒットというのは難しく
その状況でここまでのゲーム性を作り込んだのは素晴らしいと思います。
ゴシックでの衰退を考えると一般性寄りにシフトしたのかもしれません。
もう、ここまでの作品は出ないだろうなーと考えてレビューを書かせて頂きました。
もし、プレイされる予定のある方がいればエンディングのスタッフロールをよく観ることをオススメします。 - プレイ時間
- 200時間以上
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 5 4 5 -
DS1比べても快適に 80 - 投稿者:たぬきいぬ(男性/30代)
- 投稿日:2010/10/17
- 良い点
- ・DS1の奴に比べると大分グラフィックが綺麗になった
・ロード関係もインストールすれば快適。ただタイトルでるまで結構長く、戦闘後大体2,3秒ぐらいのロードがある
・PSP版でPCからキャラ絵をおとしてゲーム中アイコンとして使える点。これはゲーム中に没頭できる
・エルミ独自の魔法の名前を変えられるシステムもそのままでよかった。
・戦闘も快適で尚且つ、オプションでエフェクトカットなどでさらに快適に出来る点も良い
・戦闘バランスも絶妙
・前作に比べると結構今風のキャラが出るようにw - 悪い点
- ・しいて言えばやっぱりストーリー。1に比べればマシといえばマシですがそれでもストーリー性が薄い
・毎度おなじみにゲーム始まったら、じゃ頑張ってね状態。もうちょっとチュートリアルぽいのを入れても良かったのでは?
・音楽がほぼ1からの使いまわし。若干新規の曲もありますが、殆どが1で聞いた曲ばっかり - 総評
- ・前々から欲しかったゲームですが、本体を買う機会ができたので一緒に購入。
やはり面白い!というのが感想。DS1のと比べても結構パワーアップしてる印象です。ただやっぱりストーリー性が薄い、音楽が使いまわしなど悪い点が数点気になります。
ただwizゲーと見れば些細なもの。戦闘なども快適でストレスなど無くスピーディに出来るので、wizゲーを求めてる人はやってみるのをオススメします。 - プレイ時間
- 40〜60時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 3 2 3 4 5 -
探索系RPGとしては極めて高水準 80 - 投稿者:エベロペ(男性/30代)
- 投稿日:2010/02/02
- 良い点
- やはり今作の特色であるフェイスロード機能が上げられます。
これはPC内に48×48の画像を用意し、それをメモリースティックに入れる事でその画像がこのゲーム内で使えてしまう機能なのです。
所謂探索系RPGはキャラロールの究極系に近いものがありますので、この機能はこういったゲームにとってみれば有難い事この上ない物です。
WIZ系のRPGなのでやはり中毒性は高いです。
基本的には6人PTを組んでダンジョンに潜る、を繰り返す感じになるのですが何故か止め時が分からない。
新しい土地に踏み出した時に出てくる敵、様々なトラップ、そして新たに入手出来るアイテム、この辺のバランスが絶妙なせいなのでしょう。
開放型のマップと密閉型のマップが半々位なので見ていて飽きないというのも大きいと思われます。
職のバランスも良い具合に仕上がっており、オールラウンダーな職もあれば、ある種族に攻撃特化されている職もあるので、まず役に立たない職が無い。
何よりLVを上げていけばHP、呪文回数、命中値の上昇だけでなく、各職特有の恩恵が受けられる(例えば戦士では物理攻撃が、魔術師であれば呪文攻撃がLVを上げるほどUP)というのが上記にある「役に立たない職が無い」を補っています。
所謂上位互換、下位互換という括りには掛けられないのも良いと思います。
メディアインストール機能付きなのでロードに関する事で悩む事は無いでしょう。
攻撃、移動等のエフェクトもON、OFFが付いているので終盤の稼ぎ時には役に立ってくれます。
基本的にゲームプレイ時における足回りに困る事は無い感じですね。
これは完全に個人的な物なのですがこのゲームには図鑑があり、そこに載っているアイテムやモンスターの事柄等が中々読んでいて飽きないと思いました。
一部壊れている感じな文章があったり、はたまた堅実に書いてあったりで落差が激しいのも面白いです。
あと物語に直接は関わりませんが本編の背景で何があったのか、という事がモンスター図鑑を埋めていく内に何気に分かったりするもの良いですね。 - 悪い点
- ゲーム起動時に約1分近くロードが入る事でしょうか。
このゲームの特性上、スリープ機能ばっかりでUMDを取り出す事はあまり無いと思われますが、これは気になりました。
あとはアイテム欄の埋まり具合です。
各キャラ最大10個までアイテムを保持出来るのですが、装備にスペースを取られて取得アイテムであっという間に埋まってしまう事が多々あります。
せめて10個分でいいので道具袋みたいな物が欲しいと思いました。
仲間同士でアイテムを渡す事は出来てもアイテム“交換”が無いので細かいところで不便な所もあります。
かなり気になったのがライバルNPCの会話による置いてきぼりです。
いきなり現れて自分達の事をベラベラ長い事話すので人によっては完全に合わない事もあります。
個人的にはもうちょっと会話を短く、且つテンション抑えてもらいたい所だと思いました。 - 総評
- 個人的にはお勧め、なのですが探索系RPGなので合わない人にはトコトン合わないかもしれません。
個人差がハッキリ出るゲームなので正面切ってお勧めとは正直言えません。
ただ合う人間にはガッチリ合うゲームなので探索系RPGに興味が湧いた方はやってみて損は無いと思います。 - プレイ時間
- 100〜200時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 3 3 4 5 5
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