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「428」のチュンソフトが贈るNDS用新作アドベンチャー「極限脱出 9時間9人9の扉」,2009年冬に発売
プロローグ
主人公は大学に通う青年、名前は淳平。平凡な毎日を過ごしていた彼だったが、本人すら予期しない大いなる陰謀に巻き込まれることになった。
ある日目を覚ますと、そこは見知らぬ部屋。辺りを見回しても、見慣れた光景は何処にもない。そして、最も気になったのは、扉に真っ赤な塗料で描かれた「5」の文字だった。閉じこめられた密室で呆然としながらも、頭の中では、この場所から脱出するための手段について、思考が始まっていた。
目覚める前の最後の記憶を辿ると、そこにガスマスクを付けた謎の男の顔が浮かび上がった。
自宅に戻った淳平を襲い、この場所まで連れてきたであろう人物だ。記憶をなくす前、その人物はこう言った。
これからおまえにはゲームをしてもらう。
【ノナリーゲーム】――。
生死をかけた運命の……ゲームだ。
集合イラスト
謎の男によって閉じ込められた謎の場所から脱出するには,“ノナリーゲーム”に勝ち抜かなければならない。淳平を含む9人の人物達は,9時間以内に謎の場所から脱出できなければ,死ぬことになる。それが,謎の男が仕掛けてきたゲームだ。
“ノナリーゲーム”とは?
■ノナリーゲームとは
物語冒頭、姿なき犯人によって示される、生死をかけたゲーム。
■ノナリーゲームの前提
・この場所には、9人の人間が閉じこめられている
・9人の手首には鋼鉄製の「バングル」が嵌められている
・バングルにはそれぞれ、以下の数字が示されている
・【1】【2】【3】【4】【5】【6】【7】【8】【9】
■ノナリーゲームのルール ※ルールに違反すると、バングルの起爆装置が作動し、爆死する。
・ゲームをクリアするためには、各所に存在する【数字が書かれた扉(ナンバリングドア)】を開け、その先へと進んでいかなければならない。
・数字扉を開くには、各バングルナンバーを足した数の【数字根】が、扉に書かれた数字と同じである必要がある。
・数字扉を開いた者のみが、その先へと進んでいけるが、【3人〜5人まで】という人数制限がある。
・扉の先には脱出パートとなる部屋が存在している。思考パズルを駆使することで、その部屋を脱出し、先へ進む。
・最後の数字扉に書かれているのは【9】である。そこがゴールだ。その扉を開けば、船から完全脱出することができる。
つまり、勝利条件は、3人〜5人で数字根が9となるパーティを組み、他のパーティよりも早くゴール【9の扉】にたどりつくこと である。
■数字根とは?
9人のキャラクターのバングルに刻まれた数字を合計した数の、十の位と一の位を足した数。
(例)
・12345の数字根は……1+2+3+4+5=15 → 1+5=【6】
・56789の数字根は……5+6+7+8+9=35 → 3+5=【8】
ノナリーゲームのルールを見ただけでも,本作のゲーム目的である“謎の場所からの脱出”はかなり困難に思える。プレイヤーは,随所に仕掛けられた謎を解くだけでなく,“誰を犠牲にしなければならないのか”という難しい問題を,常に抱えて行動しなければならないわけだ。この極限状態が,ゲームにどのような緊迫感を与えているのか,非常に気になるところだ。
なおゲームは,“脱出パート”と“ノベルパート”を交互に繰り返す形で進行していく。脱出パートは“思考型パズルゲーム”になっており,複数の謎や仕掛けが連動した密室から脱出するために,タッチペンで気になるところを調べつつ,脱出方法を模索していく。
一方のノベルパートは,いわゆるサウンドノベル形式で展開。プレイヤーはシナリオを読み進め,選択肢を選ぶことで物語を薦めていく。ほかの登場人物達との命がけの駆け引きによって,さまざまなドラマが体験できそうだ。
「なぜ自分がこの場所に集められたのか?」「なぜ命を賭けたノナリーゲームを仕掛けられなければならなかったのか?」「なぜ集められたのはこの9人なのか?」など,いくつもの謎を解き明かして脱出に成功したとき,果たして何が見えるのだろうか。今から気になって気になってしかたがないという人は,本作のティザーサイトをこまめにチェックしておこう。
「極限脱出 9時間9人9の扉」ティザーサイト
- 関連タイトル:
極限脱出 9時間9人9の扉
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