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[G★2009]mGameのハイブリットMMO「ARGO」続報。時空間旅行をテーマに展開されるシナリオにも注目
2175年にはPoretelから漏れ出す新たな元素で構成された鉱物「アースドゥーム」が発見され,その驚異的な資源を巡った争いが起こる。争いはやがて戦争に発展し,第四次世界大戦が勃発。
それから200年後,戦争を避けてシェルターで生き延びてきた種族「Noblian」と,汚染される環境の中で独自の進化を遂げた種族「Floresslah」に分かれ,人類は再びアースドゥームを巡る戦争を開始する,という筋書きだ。
「Noblian」 |
「Floresslah」 |
「Noblian」が我々人類に近い姿をしている一方,「Floresslah」のほうはちょっと見た目が異なっている。外見の特徴だけ捉えればダークエルフに近い見た目になっており,それは放射線にさらされた地球環境による遺伝子変化の結果なのだそうだ。
この二つの種族には,それぞれ四つのクラスが用意されている。さらに2系統のサブクラスがあり,合計16種類のクラスが存在することになる。
さて本作の最大のポイントが,RTSとのハイブリッドによる「戦闘システム」にあることは前回の記事でも触れたとおりだが,そのほかにも特徴的なシステムが二つある。本作の開発ディレクター,Song,qwu Lim氏によれば,それは「時空間旅行」と「搭乗兵器」だという。
二つめは「パズルピース」と呼ばれるコレクションアイテムによって発生するもので,これを集めることでPoretelを開くことができるという。パズルピースの入手方法はさまざまで,敵のドロップやクエストの報酬として登場することもあるようだ。この場合の時空間旅行は,ゲーム的にいえばインスタンスダンジョンにあたるもので,新しいフィールドでの冒険を楽しむ要素といえるだろう。
三つめは運営のトリガーによる時空間旅行とのことで,これについての詳細は現時点では不明だ。
「搭乗兵器」は,ほかのMMORPGにも登場する乗り物の一種なのだが,本作では1人乗りから8人乗りまでさまざまなサイズ,形状の乗り物が登場する。なかでも4人乗りのものは戦車のようで,操縦を担当するプレイヤー以外は,砲塔を操作して攻撃が行えるらしい。砲塔による攻撃中にも,前回説明した「ユニット」に指示を出すことが可能で,対人戦でお互いに砲撃しながらユニットを動かしていくという,なかなか楽しそうな状況も起こりそうだ。
最後に,Song氏から日本のプレイヤーに向けたメッセージをいただいたので掲載しよう。「オンラインゲームにおいては,ゲームをより発展させていくためにプレイヤーとのインタラクティブな対話が欠かせません。日本でのサービスが決まれば,今後は韓国のプレイヤーだけでなく,日本のプレイヤーからの声も積極的に取り入れていきたいですね」。
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